映画レビュー『戦場でワルツを』

2016/05/16

こんにちは。ドラミです。

ぶんちょうが「何か記事ネタ書いて」としつこいので、これまで観た映画で印象深かったものを何の脈絡もなくご紹介したいと思います。

映画情報

『戦場でワルツを』

原題: VALS IM BASHIR/WALTZ WITH BASHIR
製作年度: 2008年
製作国・地域: イスラエル/フランス/ドイツ/アメリカ 上映時間: 90分
公式サイト:http://waltzwithbashir.com/


movie

元兵士アリ・フォルマン監督が、経験を基に製作した
ドキュメンタリー・アニメーション。
1982年にレバノンで起こったパレスチナ難民大虐殺。
斬新な手法やビジュアルも必見。(Yahoo!映画レビューより)

映画レビュー

実際に映画館で観たのは2009年ですが、印象深い作品なので書いておきます。

08年度のアカデミー外国語映画賞で、受賞作「おくりびと」と競った作品です。
日本では「おくりびと」がクローズアップされていましたが、独特なビジュアル手法が
どうしても気になって映画館へ足を運びました。

監督の話によると「“戦争”というものは、この世に存在する最もシュール(超現実)
なもの。
それを表現するにはアニメーションが最も適していると思った。」(映画.com)
ウィキペディアによると独特のアニメーションについては実写で演技したものを
上からトレースしたものではなく、実際にはAdobe Flashと古典的なアニメーション技
法を融合させたもののようです。

戦争から戻ってきた兵士の話から映画が始まります。
「あまりに恐ろしい体験だったので、覚えていない。」と言っていた主人公ですが
最近のフラッシュバックで体験が思い出されるのが苦しい・・・。
数人の戦友に話を聞き、当時の体験を少しずつ思い出します。
ラストシーンではアニメーションではなく実際の映像が出されます。

アラブ各国でこの映画は上映禁止とされましたが、レバノンでは大きな反対が起こり、
2009年の1月にベイルートで50人の人々のために私的な上映がされたようです。
監督はこれを大きな誇りとしてコメントしています。

戦争映画には目を背けてしまいますが、この映画は反戦映画として本当に素晴らしい作
品です。

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