新しいMacbookで採用された「USB TYPE-C」とは何なのか、他の規格と比較してみた

2016/05/16

出典元:Foxconn

出典元:Foxconn

こんにちは、ぶんちょう(@onion_za)です。

2015年3月10日、新しいMacbookが発表になりました。Macbook Airよりも薄くて920グラムという軽さ、カラーバリエーションもあってRETINAディスプレイで、、、とモリモリに魅力的なこの商品。発売は4月10日(金)の予定とのこと。

https://www.apple.com/jp/macbook/

その仕様のなかで耳慣れないキーワードがありました。アップルでは「USB-Cポート」と呼んでますが、要するに「USB TYPE-C」に対応していて、これでデータ通信や充電、ビデオ出力を行えるとのことです。TYPE-A・Bは聞いたことがありますがTYPE-Cって誰???

詳細はWIKIPEDIAなどに譲るとしまして、ざっくりとどう違うのかを知りたくなり、ざっくり調べてみました。

USBのバージョンとタイプの違い

そもそもUSBにはバージョンとタイプがあります。ちょっとややこしいですね。
誤解を恐れずに一言でいうと、バージョンは中身、タイプは形状です。
技術が進歩するに応じてバージョンが上がり、対応機器やニーズに応じてタイプが増えていく感じ。

まずはバージョンについての説明から。

USBのバージョン

USB 1.1

1998年に発表された初代バージョンです。最大データ転送速度は12Mbps。今時はあまり使われてませんね。速度を考えると使用用途はせいぜいマウスやキーボードくらいでしょうか。

USB 2.0

2000年に発表されたもので現在も多くの端末がこれに対応しています。最大データ転送速度は480Mbps。理論上、1秒間に48MBの転送ができますのでハードディスクなどデータ通信を多用する機器にも使えるようになりました。
地味に業界的に影響があったのが、送れる電力が2.5V・1.8Aに上がったので、ちょっと電気を喰う周辺機器(例えば外付けDVD-Rとか)もUSBケーブル一本で通信と給電ができることとなりました。

USB 3.0

2008年に発表されて対応機器も増えてきました。最大データ転送速度は5Gbpsとなって、理屈の上ではLANよりもずっと高速に。給電能力も5V・1.8Aと、さらにアップ。

USB 3.1

2013年に発表されて、2015年3月現在、ほとんど対応機器が出ていません。
最大データ転送速度は10GbpsとUSB3.0の倍になり、初代Thunderbolt規格と並びました。
給電能力は飛躍的に向上して最大で20V・5Aとなりました。
ちなみに後述のTYPE-A・B・Cいずれも

すごいですね。年々、技術の進化が著しいです。

次はタイプについて。

USBのタイプ

USB TYPE-A

「USB Standard-A」とも呼ばれるUSB規格の最初の設計です。
早い話、長方形型のよくあるパソコンに装備されたUSB端子です。外形がUSB3.0もUSB1.0も同じ見栄えなので、区別できるようにUSB3.0では内側が青色になっています。
差すときに表と裏があって、当然ですが逆だと刺さりません。これがイラつくんですよね。

USB Type-B

色んな形状のものがありますが、基本的に周辺機器側又は小型端末側にある小さめのUSB端子だと思ってもらえればいいです。
スキャナやプリンタ、ハードディスク、スマホ、デジタルカメラ、ニンテンドー3DSなどのゲーム機、Bluetoothスピーカーなどなど。
最も普及しているのはアンドロイドスマホで多用されている「Micro-B USB」です。
TYPE-Aと同じくUSB3.0対応のものは端子部分に青色のパーツが使用されています。

ちなみにiPhone等で使用されているLightning端子や、旧iPhone等で使われていた横長の端子もType-Bの一種です。

USB Type-C

USB_type-c

この画像の右側の端子がUSB TYPE-Cです。

かたちはType-Bと同等の小ささで、差すときに表裏がありません。で、現実的にはほぼ全てがUSB3.1に準拠しています。下位互換はありますからUSB2.0としても使えます。

今、AMAZONで売ってるのはこんなやつです。まだ割高感ありますね。


まあ、ちっちゃくて、データ通信高速で、電源ケーブル代わりにもなるという超便利なやつなんです。

冒頭に書いたとおり、今回の新しいMacbookに実装されたのがコレです。今回の新しいMacbookには、USB Cポート(USB TYPE-C)と音声入出力ポートしかありません。めっちゃシンプル。

ただしその弊害として、画面を他のディスプレイに表示したい場合なんですが、USB Cポート(USB TYPE-C)のコネクタがあるディスプレイがほとんど出回ってないので、VGAに変換するアダプタが必要だったりします。

 

まとめ

これだけスマホやタブレットが流行り、ガジェットがギーク(早い話、オタク)以外にも浸透しやすい環境が出来つつあるため、USB3.1やUSB TYPE-Cが普及するにはさほど時間がかからないかもしれません。

新しいMacbookが出るまであと1ヶ月。周辺機器ベンダーも対応に大忙しのことでしょう。

 

データ

新しいMacBook

https://www.apple.com/jp/macbook/

-ハードウェア, mac