結論から言いましょう。
Mac版のExcelでは「オブジェクトの選択」がないため、エクセル上の図形を複数選択することができません。
したがって、画像などのオブジェクトを複数削除したい場合も、一つ一つ選択して削除していかなければなりません。
Microsoft Office for Mac 2011 のExcelでは画像の複数選択ができない件(オニオン座ITコネタ)
Windows版のExcel2007/2010/2013と同じつもりになって、Mac版のExcelのリボンメニューをいくら探しても「矢印カーソルがどこにもない」と軽くハマったので記録のためご紹介します。
Windows版のExcel2007/2010/2013だと、マウスポインタを矢印カーソルにして画像等を複数選択できます。分かりにくくなりましたがここです。画像は拾い物です。
一方、Mac版には「オブジェクトの選択」がありません。いくら探したってダメ。ないものはないの。
あとは余談になりますが、Microsoft Office for Mac 2011を購入してから数年経って、今さら気付いた経緯は以下の通りです。
急遽、請求書を作らなくてはならなくなって、オンライン上のテンプレート集から請求書のひな形をダウンロードすることにしました。
ググったところマネーフォワードのビジネステンプレート集に行き着きました。選んだ理由は面倒な会員登録が不要だったためです。
良さそうじゃん。なんつーて。
さっそくダウンロードしましたが開いてみるとこんな感じで、プロモーション画像がいっぱい貼られています。
せっかくですがこんなチラシみたいな画像は不要です。てかこのまま提出できるはずもありません。
我が愛機のMacBook Airには右クリックボタンがありませんので、controlキーを押しながらクリックして削除していきます。
画像にはハイパーリンクが仕込まれています。ちょっとしつこいレベル。
controlキーのタイミングを外すとこうやってサイトへリンクしてしまいます。
なるほどね。会員登録不要、つまり宣伝メールもないテンプレート集はこうしてサイトへの流入を狙っているのですね。
まとめ
「エクセルは元々Mac用ソフトだった」という事実はMac好きなオッサンなら知っている人もいると思いますが、今のMac用エクセルはこんな酷い出来になってるんですね。