更新が遅くなりましたが、続きです。意外とアクセスがあるので少し驚きました。
前回の内容をまとめると、Lacieのネットワークハードディスク(NAS)のハードディスクが1本壊れちゃったぜ?ってところまででした。
少しおさらいですが、このNASはRAID1(レイドワン)という仕組みが入ってまして、要は2本のハードディスクに同じ内容を書き込むことで、1本が死んでもデータは喪失しないようになっています。
前回はこの通りに1本のハードディスクが壊れてしまってもうて、アマゾンでポチったぜというところまででした。機種はウェスタンデジタルのWD20EZRXです。
NAS内蔵ハードディスクを交換してみる
手元には、アマゾンから届いたハードディスクがあります。バルク品と同額だったのでパッケージ品を購入しました。箱が綺麗なの。
このハードディスクは、転送速度は特段速くないけど無理のない動作をさせることで静かで安定性が高いらしい。パソコンに入れてビュンビュン動かしちゃうってよりも、うちのようにNASに入れてまったり使う運用に向いているとの口コミを真に受けて買いました。
余談ですが仕事柄、「DELLのPOWEREDGEの片肺飛んだし差し直すし〜」は経験済みですが、今回のような民生機ではむしろ初体験でして。言い換えるなら、レコーディングスタジオの機器は触ればわかるけどラジカセの使い方はでんでん分からないような私です。ちょっとドキドキです。
じゃん。箱から出しました。
まず故障したハードディスクは2番スロット、向かって右側であることを確認。まずないと思いますが、間違えてぶっ壊れたハードディスクのデータでRAID1のリビルド(再構築)されてしまっては大変です。指さし確認しちゃいます。
NASの電源がOFFになっていることを確認。10円玉を使って2番スロットから壊れたハードディスクを外します。「Seagate Bracuda Green 2TB」でした。これはこれで定番なやつですねぇ。
ハードディスクはマウンターにネジ止めされています。ネジを全て外すにはびっくりマークなシールをはがさなければなりません。「シール剥がしたら保証効かなくなっちゃうよ」的な感じですがこの際無視します。
ああ、、、はがすのなんかこわいよぉ
外しちゃいました。たまにこういうの楽しいのって、私も男の子だからでしょうか。
マウンターに新しいハードディスクをつけました。ネジも付け忘れないし。そのまま1番スロットへざくっとな。トホホなことにだけはならないよう祈りながらスイッチオンです。
おお、インジケータランプが両方とも青く点灯してくれてます。
正面を見ると、カラータイマーランプがまばゆいばかりに青で点滅してます。ばっちぐーです。起動中ですね。
やることはやったぜ。他のパソコンから管理画面を開きます。
ウソ〜ん、まだ「劣化」とかなってるし。いやまだまだ、設定完了してないからだよねと自分に言い聞かせてディスクのプロパティを見ます。
でも、でもでも。ドライブ2が「新規」となっとる。新しいハードディスクが認識されたみたいです。
なになに「使用不可能なディスクを、RAIDのディスク2で置き換えします」と。ようはフォーマットしようぜ?ってことでしょう。「このディスクをRAIDアレイに追加します。ディスクに保存されているすべてのデータが失われます。」とな。いいでしょう。やってください。「はい」をクリック。
なにやらシステムが走り始めました。ドキドキ。
今度はドライブ1/2の両方が「同期化」になりました。ドライブ1の内容をドライブ2に書き込む「RAID再構築(リビルド)」が始まりました。
画面を切り替えてトップ画面から見てもステータスも「同期化」になってます。やれやれ。
「ハードドライブは、RAID更新のために同期化中です。残り時間:14時間」って、、まあそうですね。時間かかるのはしってましたが一晩かかるなこりゃ。放置します。
その二日後、管理画面を見てみます。終わったかな。。
すばらしい。ドライブ1/2とも「クリーン」となってます。これでハードディスク交換とその後の設定が完了です。
不要パソコンの処分も平行してやってますので、これで安心してバックアップをとったりすることができるようになりました。
まとめ
ハードディスクの交換は意外なほど簡単でした。静電気には気をつけなければいけませんが、基本的に素人でも出来る作業です。業者に頼むと工賃がかかってしまいますので、自分で出来ると安くすみます。