無印良品のレトルトカレーを食べ比べてみたので実食レビューするよ

無印良品のレトルト食品は美味い。これはよく聞く話だが、筆者はバターチキンカレーくらいしか食べた記憶がない。今宵、無印良品のレトルトカレーを食べ比べるカレパ(カレーパーティー)をわが家で開催したので、その内容を綴ってみたい。

目次

初めて無印良品のレトルトカレーを大量買いしてみた

もはや知らない人がいないといえる無印良品のレトルト食品。その中でも完全にお店の味を超えたといわれるのがカレーのレトルトで、特にバターチキンカレーが有名だ。その日、野暮用で無印良品に入った際、そのバターチキンカレーの棚が出来ていて驚いた。なにやら歴代の味を再現したということで、初代から最新のものまでが並んでいたのだ。

無印良品公式サイトより引用

無印良品公式サイトより引用

普段は物欲の薄い嫁がかなり食いつくように見ている。娘も興味深そうな目をしている。

ちょうどその日は筆者が晩飯を作る当番だった。今日の晩飯作るの面倒くさいな。そうだ、無印良品のレトルトカレーを大量に買って食べ比べしてみよう。そう思って購入したのが次の6品だ。

  • 初代バターチキンカレー(2009年発売)
  • 4代目バターチキンカレー(2016年発売)
  • 西欧ビーフカレー
  • ハンバーグのデミグラスソースカレー
  • トマトキーマカレー
  • 素材を生かした 冷やして食べる レモンクリームチキンカレー

無印良品のレトルトカレーは、大半が消費税込み350円で、一部の具材が凝ったものは同490円。つまりこれだけ買っても2,500円少々といったところだ。通常は100〜200円のお手軽品しか買わない筆者にとっては割高だが、へたに外食したりスーパーの弁当を買ったりするよりは安上がりだろう。

しかし、数年前に食べたバターチキンカレーはたしかに美味しかったが、こんなに多種多様なカレーを出しているならハズレもあるだろう。まあ嫁と娘が納得するならいいか、くらいに思っていた。

帰宅後に米を炊き、さすがに3人でレトルトカレー6食を食べるのはきついため、上記のなかから4品に絞り、食べてみることにした。ちょっとしたカレーパーティーの開催である。

食事がマンネリ化してきたので、たまにこういうのやるとテンション上がる

食事がマンネリ化してきたので、たまにこういうのやるとテンション上がる

無印良品のレトルトカレー4品を食べ比べてみた

初代バターチキンカレー(2009年発売)

もともとは「国産の無名商品をリブランドして世に送りたい」がコンセプトのはずであった無印良品は、いつのまにか女性に大人気のショップとなり、人気が落ち着きつつあるころに再ブレイクのきっかけともなった(個人の妄想)のがこのバターチキンカレーである。辛さは5段階中2だ。

ただよう香りはほどほどだが、口に入れるとまずはバターの味と香りが広がり、次にチキンとトマトのコク、さらに本格スパイスが追いかけてくる。正統派でありながら甘みとコクとのバランスが良く、誰もが「ああ、これ、好き」ってなる味。そのくせ食べやすいから次々と口の中に入れたくなる。香料や塩味でごまかしていないから後味もいい。「これは売れるよね」と再認識した。ちなみに娘はこれが最も美味しいとのこと。

4代目バターチキンカレー(2016年発売)

どんなヒット商品もそのままでは飽きられてしまう。だからマイナーチェンジを繰り返すというのは実はよくあること。しかし食料品専門店でもない無印良品が5代目まで改良を続けているのは驚いた。今回はあえて最新の一つ前である4代目を初代と比較してみた。選んだ理由はもう一つあり、レトルトではあまり使われることのないギー(バターオイル)を配合している点に嫁が反応したからである。辛さは5段階中2だ。

一口入れてみる。まずはギーにコーティングされた複雑味が感じられ、次にチキンとトマトのコク、さらに本格スパイスが追いかけてくる。初代と似ているといえば似ているのだが、味と香りが立体的であり、より大人に好まれるような設計がなされていることが分かる。比べてしまうと初代はバターのわざとらしいほどさを感じてしまうが、4代目は上品なバターの香りでとどめており、あくまでスパイスやカシューナッツなどの素材の風味が感じられる。ちなみに筆者と嫁はこれが最も美味しいと感じた。

西欧ビーフカレー

見た目はまったくもって高級ホテルカレーである。価格がバターチキンカレーよりも高い490円であったが、それを十分納得させるほど、トロトロになった牛肉がほどよく入っている。これは娘がチョイスした。辛さは5段階中3で、辛いのが苦手な娘だったが、結論からいえば問題なく食べることができた。

また一口。「ちゃんと作ってるね」というのが筆者の第一印象。味は奥深いながらも苦みや脂、塩味の濃いドミグラスでごまかしていない。この手のカレーは、どうしてもコクを牛の脂で立たせる傾向があると思うが、その点はやや控えめで思った以上にあっさりしている。しかしビーフの旨味が存分にでている。牛肉ブロックも形を保てる限界まで煮込んであり、パサつき感はゼロ。そして後半に爽やかなスパイスの風味が鼻を抜ける。すごい。筆者は4代目バターチキンカレーと同じくらい気に入った。

ハンバーグのデミグラスソースカレー

湯煎から取り出したときに驚いた。しっかりしたチーズインハンバーグがドンと落ちてきたからだ。これも他商品より140円ほど高いのだが、原価率は大丈夫なのかと思ってしまったくらいだ。ハンバーグが大きい分だけルーの量が少ないように感じた。あくまでハンバーグがメインなのだろうか。

まずはデミグラスソースカレーを一口。これはカレーというよりカレー風味のデミグラスソースだな、と感じた。しかしそれはネガティブではない。苦みや塩味が勝つ傾向にあるデミグラスソースだが、ワインやチャツネなどのおかげだろうか。やや甘めでややフルーティー、そしてカレーのスパイスで着飾ってはいるがボディはしっかりしている。そんな印象。

カレーとしては疑問が残ったが、チーズインハンバーグと一緒に食べて納得した。ハンバーグ自体は肉感をしっかり感じられ、ソースと合わさると上質なカフェで味わうようなオシャレなハンバーグへ昇華した。願わくばチーズがもっとクリーミーであれば満点だったが、さすがにコストの限界か。ただしチーズではなく全て肉だと重すぎるのは容易に想像できることもあるし、満足感も得られるから正しい選択だろう。

まとめ

いっしょに買ったラッシーも美味しかった。粉末タイプなので好きなときに牛乳と水でまぜていただける

いっしょに買ったラッシーも美味しかった。粉末タイプなので好きなときに牛乳と水でまぜていただける

美味しいとは知っていながらやってこなかった無印良品のレトルトカレーの食べ比べをやってみた。料理の手抜き商品と言われがちなレトルト食品だが、これほど美味しいのなら無駄な外食もやめられてむしろ経済的とすら感じた。

今回4品を食べ比べてみて共通的にいえるのは、「少なくとも価格以上の美味しさ」「わりとあっさりしているけど満足感があり、男性でも楽しめる」「お店で出されても分からないほど本格的」だった。これは褒めすぎではなく事実。けしてお店カレーの下位互換ではない。

なによりの証拠に、小食な嫁と娘がいながらも、お米2号では足りなかった。彼女らもしっかり食欲を満たしてくれたと言える。

これまで「カフェ女子しか買わないだろ」と悪ぶって素通りしてきたが、また無印良品のレトルトカレーでカレーパーティをやってみたい。次はパスタソースも試したい。そんな会話で盛り上がったわが家だった。

しかしここまで真面目に作っているとしたら原価的にはかなりキツく利益率は低いだろう。おそらく宣伝用商品として位置づけていると勝手に想像した。それだけにコスパは相当高いと言える。カレーというものはコストダウンのためにいくらでも味をごまかせる食べ物のひとつだが、無印良品のレトルトカレーはごまかしてないことがよく分かった。なによりこんな美味しいものが300円そこらで食べれるという驚きだ。「日本はイカれてる」という外国人からの褒め言葉に同意を禁じ得ない。

なお、無印良品のレトルトカレーはAmazonや楽天などでも購入することが可能だ。詳しくは以下より確認いただきたい。

以上、最後までご覧くださりありがとうございました。

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