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神奈川県川崎市での工場夜景見学を、ソニーのフルサイズミラーレスカメラα7c(ILCE-7C)で撮影してきたよ

2021年5月29日

東京近郊で工場夜景を見れる場所へ行き、写真撮影をしてきました。運よく工場夜景ツアークルージングに乗ることもできましたので、家族旅行の参考にしていただきたくレポートいたします。

なお、コロナ禍ということもあり、公共交通機関を使わずにレンタカーを借り、食事は屋台かコンビニ弁当を買ってクルマやホテルの中で食べるなどして、ご迷惑をおかけしないよう行動致しました。

神奈川県川崎市での工場夜景見学を、ソニーのフルサイズミラーレスカメラα7c(ILCE-7C)で撮影してきたよ

川崎の工場夜景巡りの魅力と行動プラン

タモリ倶楽部をはじめ、一部の方に熱烈な人気のある工場夜景。闇夜に浮かぶメカメカしくもライトアップされた工場は、何か文明を感じたり、機械生命体のように見えたり、魅力がたっぷりです。自粛続きの毎日であったことから、連休に一泊くらいは旅行に行きたいということで、嫁の案により工場夜景を見に行くことにしました。

工場夜景に適した工場というのは、夜間止めてはいけない(一度止めると再稼働に時間とコストがかかる)製油工場を含む化学プラントや製鉄所などが挙げられます。不具合の発見やメンテナンスに便利なようにパイプなどがむき出しでライトアップされた夜の工場はとにかく綺麗なものです。

ネットで「工場夜景」などと検索すると、日本全国の工業地帯がリストアップされます。その中で東京都内から最も近い工業地帯が川崎市から横浜にかけての辺りでした。

今回の一泊二日の工場夜景ツアーは、午後のんびりと横浜のみなとみらいにある赤レンガ倉庫周辺で散歩→夕方になったら川崎マリエンの展望台に上る→夜になったら川崎の某スポット(後ほど具体的にお伝えします)に行く→ホテルで晩ご飯(コンビニ弁当)を食べる。というプランを立てました。遊覧船で海から工場を眺める工場夜景ツアークルージングも参加したいとは思いましたが、さすがに連休中は予約でいっぱいだろうと調べもしませんでした。

ともかく夜景を撮影するので、先日購入したフルサイズデジカメ「ソニーα7c」を持って行きました。こいつは暗所撮影にめっぽう強いので、夜景撮影にはすごく心強いわけです。

余談ですが、事前準備で最も苦労したのがレンタカーの確保でした。連休の直前に探し出したこともあり、なかなかレンタカー屋さんも空きがありませんでした。唯一借りることができたのは無駄にデカく高額なワンボックスでした。レンタカー屋さん曰く「レンタカー屋もクルマを所有しているわけではなく、リースしている。コロナ禍で会社の維持費を下げるために、リースしているクルマを返却してしまっているので台数が少ないんですよ。」とのこと。

横浜みなとみらい 赤レンガ倉庫付近で、工場夜景クルージングに乗船

東京都内某所からクルマで1時間少々で、横浜みなとみらい 赤レンガ倉庫に到着しました。普段の連休ほどではないにしろ、そこそこ人が多く出歩いていました。赤レンガ倉庫の屋内にはほぼ入らず、周りの港を見て歩きました。

日本郵船の大型船、飛鳥IIも停泊していました。でけえっす。

海上保安庁最大級6,500トンの巡視船「あきつしま」も偶然、停泊中。前の方に見えるのは、70口径40mm単装機銃(ボフォースMk.3)。

このへんでは観光船が定期的に出航しているので、どんなルートなのかな?と見に行ったところ、「工場夜景ジャングルクルーズ」が「当日券あります!」と書かれてました

詳しく聞くと、工場夜景ジャングルクルーズは通年運行していて、常に変化する日没の時間に合わせて出港時刻を変えているとのことでした。出港時点はまだ日が明るいのですが、絶景スポットに到着する頃には暗闇になっているとのこと。乗船時間は約90分で、乗船料金は大人5,400円・子ども(12歳未満)2,700円。風通しの良さそうな船でしたので予約することにしました。

私たちの時はスタッフがチケットを手売りしてくれましたが、スタッフがいないときは、乗船口の先にあるヨコハマクルーズターミナル ピア赤レンガというところでチケットを購入します。

工場夜景ジャングルクルーズの出航時刻は18時半でしたが、乗船できるのは18時からということで、少し腹ごしらえをしました。想定通り、赤レンガのレストランは混んでいるようでしたし、密を避けて屋台でホットドッグなどを買い、レンタカーの中で食べました。

18時を過ぎましたので乗船します。実際に乗るのがこいつ、オーシャンブリュー号。前から見ると小さく見えますが、50人以上が乗れる高速観光船です。この写真、けっこうカッコよくないですか?

風は強いわ雨降りそうだわで心配しながらも乗船口へ向かいます。

船内に入るとウェルカムドリンクが並べてありました。ノンアルコールカクテルのようです。人工甘味料入り。

船内はなかなかオシャレ。すごく広いわけでもないけどちょっとした結婚式二次会くらいならできそうです。

喫煙スペースのある後部デッキから二階へ上がります。

二階は屋根があって多少の雨なら問題なさそうです。でも撮影には柱が若干邪魔なので、後部デッキの二階部分に陣取ります。ただし、クルーズ中は観光バスのように見どころなどを観光案内してくれるのですが、後部デッキに行くと何も聞こえません。観光案内を聞きたい人、工場の特徴などの解説を聞きたい人は屋根のある二階席がオススメです。

出港!

私のお下がりカメラ、キヤノンEOS Kiss X7iを構える娘。屋外撮影なのに、なぜかストロボを起こしてるのだが細かいことは気にしない。私の若き頃も、訳も分からずカメラを使って失敗して覚えたもんです。

あきつしまPLH32もやっぱかっけえ。

しばらくは夕刻の海を川崎方面へ向かって走ります。みなとみらいのビル群が遠ざかっていきます。

しっかし、風が強いわ。体感温度は下がる一方なので、海しぶき?がかかってもいい上着を着ていきましょう。

どんどんみなとみらいから離れていきます。

まだ少し日が残っています。工場越しのサンセットクルーズもいいですな。

すっかり日が落ちて夜になりました。いよいよ工場夜景クルーズっぽくなってきました。このへんからは下手くそで申し訳ないですけど、工場夜景の写真をペタペタ貼っていきます。

<管理人の言い訳> 当記事は明記無い限り、ソニーα7cとタムロン28-200mm f2.8-5.6を中心にSONY SEL1018で撮影しており、一部はスマホXperia 1 IIを用いています。

人物写真は仕事でも、また乗り物は趣味で撮影することがありますが、建物は基本的に撮ったことがありません。ましてや暗所で動き、揺れる船の上であることと、家族旅行に影響のない程度のヌルい撮影であることから、写りが結構酷くてすみません。しかしリアル感を大切にするために無加工で掲載しています。具体的にはリサイズとボカシ以外は、明るさコントラスト、トリミングなどは一切せず撮って出し同然で掲載しています。

そんな言い訳をしてる私めが、文末ではカメラの設定なんぞを解説していますので、ご興味ある方はご覧下さい。

特に波は激しくはなく、大型クルーザーサイズの船ではありましたが、やはり多少揺れます。揺れるし暗いし水平取れないしで、撮影条件としては最悪なことに暗くなってから気付きました。しかしテレ側でF5.6のズームレンズを使っているので、ISO12800くらいだとこれくらいしか映りません。これくらいなら、画像編集ソフトで明るくしてもいいかもですけどね。

実際に撮影してみると全然暗いので、今度はノイズ上等でISO32000まで上げてみます。シャッター速度は足下が揺れるので1/60くらい。下手くそだけど、なかなか雰囲気のある写真かと。

もうね、カッコイイったらありゃしない。実物も凄いけど、写真に撮った方が良い意味で立体感がなくなってサイバー度がマシマシになります。

煙を噴きながら暗闇に光る様子は、サイバーパンクなお城みたいで素敵。

動画も撮ってみましたが、さすがのα7cでも真っ暗なのでなかなかオートフォーカスが合焦しません。コンティニュアンスAFでもピントが迷いまくり。どうせガチピンで撮れないのだから、MFにすればよかったと反省。繰り返します。カメラでの夜間動画撮影はピントをマニュアルにしておきましょう

結局、川崎の運河辺りで少しだけ停止しましたが、それ以外はずっと動きっぱなし揺れっぱなしです。娘と嫁にもAPS-Cの一眼カメラを貸したのですが、うまく撮影できず結局はiPhoneで撮っていました。

1時間少々経ったとこで、横浜みなとみらいの港へ戻ります。海から見るみなとみらいの夜景が映画のようで素敵すぎ。そして水平取れなすぎ。しかし誰も船酔いをしていなくてよかった。

飛鳥IIもライトアップしてゴージャス感が35%増し(当社比)です。

船から下りて、近くの赤レンガ倉庫を眺めます。これもライトアップされていて、幻想的ですらありました。

ランドマークタワー方面を眺めます。あのビルさえなければ観覧車が綺麗に映ったのに。

川崎の工場巡りパート2:歩いて夜の工場を観察

既に20時を過ぎ、川崎マリエンの展望台は営業時間を過ぎてしまったので、予定を変更して川崎市の某所へクルマで向かいました。

本当は工場地帯を上から眺められる高台があればいいのですが、川崎の工業地帯は基本的に埋め立てのためほぼフラットです。それでも工場夜景が最高な場所があるとネットで知り、その付近に到着しました。

不自然に道ばたで停車しているクルマを発見し、「さては私らと同じ目的?」と、その周りを見てみると、いきなり工場の煙突から火がメラメラと燃えさかっていました。

その先にさらにクルマが増えてきた辺りが、工場夜景スポットのようでした。工場地帯のため正確な住所区分がないので、カーナビが示す場所はこのへんでした。

帰宅後に調べた住所は、神奈川県川崎市川崎区千鳥町12にある、川崎市営バス「市営埠頭」停留所辺り。公共交通機関を使う方はこのバス停で下りるとスグの場所にあります。川崎駅方面からクルマで来る場合、川崎駅東扇島線を南下して、千鳥町1号線を少し入ったところになります。

先ほどは船で海側から少し離れて夜の工場を見ていましたが、今度は間近にこのメカメカしいやつらを見ることが出来ました。つまりね、こういうことですよ。

露出オーバー気味で撮ってもカッコイイすばらしい。先ほど海しぶきを受けたレンズを拭かずにそのまま撮影したら、マイルドなソフトフォーカス状態になりましたが、これはこれでアリ。

ズームすると、こう。うお。。。分かる人だけ分かればいい。

工場夜景を撮影するために必要なカメラとその設定について

上記の通り、工場夜景クルーズは、船という走行しながら絶対に揺れる乗り物の上で夜の物体を撮影することでもあります。その設定方法を少しご説明します。

「詳しい理屈はは使いながら勉強するので、チャレンジしてみたい」という方は、今回私がメインで使用したカメラと交換レンズをご参考にしてください。

 

工場夜景を撮影するために必要なカメラの予備知識

カメラの腕を上げるためには、おおまかでいいのでカメラ側の「シャッター速度」「露出(絞り)のF値(えふち)」「ISO感度」「センサー」、レンズの「明るさ・F値」の理解が重要です。その上で、自動露出なら露出補正をしたり、マニュアル露出の操作ができると尚良しです。一言で言えばアマチュアカメラ中級者以上に相当するのかな。

シャッター速度と露出(絞り)には相関関係があって、一定の明るさで撮影する場合、シャッター速度を速くすると露光は弱くなるので、相対的に露出のF値は小さくしなければなりません。しかしレンズ毎に可能な最小のF値が決まっていて、例えば28-200mm F2.8-5.6というレンズを使った場合、200mmのテレ側で撮影するときはF5.6より小さくはできません。シャッター速度を速く、F値も高めになってしまうなら、センサー側の感度を上げなければ暗い画像になってしまいます。カメラ側の感度つまりISO感度を高く設定しなければならないのです。でもISO感度を高くするとノイズが増えるので、センサーの質が良いカメラが必要となる、ということです。

ならば、なるべくF値が小さいレンズと、高感度でもノイズが増えづらいカメラがあるといい、という結論が導けます。

面倒だし、多少はお金もかかりますが、それなりのカメラとレンズとスキルで撮影すると、自分でビックリするくらい綺麗な写真が撮れるのも事実です。

工場夜景を撮影するための具体的なカメラ設定など

ここからは工場夜景の撮影に適したカメラの具体的な設定です。あくまで参考値となります。

シャッター速度は、船の上から撮影する場合はシャッター速度は最低1/50秒くらいは確保したいところです。地上で撮影するときは三脚を使えば、1/10秒でも構いません。

露出、つまり明るさを示すF値は、被写界深度(ピントが合う前後の距離)が浅すぎるといけませんが、露出はF2.8くらいが好ましいと思います。レンズがF5.6スタートならそれでも構いません。風景写真のように絞り込みたいですが、なにしろ暗いのでやむを得ません。

カメラ感度は、シャッター速度や露出にもよりますが、シャッター速度1/50秒そして露出F2.8と設定した場合、ISO10,000〜12,800くらいにならざるを得ません。なお、上記にあるような明るい写真だとISO32,000くらいになります。

レンズの焦点距離は、ガチなプロでなければ超広角レンズは不要です。広角はフルサイズで28mm、APS-Cで18mm前後あれば十分です。逆に望遠はフルサイズで200mm、APS-Cで135mmは欲しいです。意外と近くに寄れない環境が多いため、やや遠目から大きく写したい場合が多いからです。

カメラ本体は、できればフルサイズカメラ、予算的に難しくてもAPS-Cカメラがあると成功しやすいと思います。フルサイズとAPS-Cの違いは、撮影画素というかセンサーサイズの違いです。フルサイズの方がAPS-Cと比べて約1.5倍大きいので、それだけ暗い場所での撮影が有利となります。予算の都合買えない方はAPS-Cカメラでも構いません。いわゆるコンパクトデジカメよりもAPS-Cの方がずっとセンサーが大きいからです。

交換レンズは、F2.8程度が好ましいですが、F4,F5.6くらいまでなら上記の通り感度を上げることで対応が可能です。単焦点ではなく、ズームレンズの方が便利です。単焦点の方が明るく(F値が小さい)軽い傾向がありますが、被写体との距離が不自由な現場が多いためズームレンズの方が確実です。

具体的にどのカメラとレンズを買えばいいのだよ?ということについては、私が今回ソニーのフルサイズミラーレスカメラα7cとタムロンの28-200mm(F2.8-5.6)というレンズで戦いましたので、参考になればと思います。

このセットではテレ側F5.6ではISO32000での撮影を余儀なくされましたが、アマチュアカメラマン程度の写真ならこれで十分に撮れています。カメラ好きならISO32000が脅威の設定であることは分かるでしょうけど、暗所に強いソニーのデジカメで、それもフルサイズミラーレスカメラだったので実現できたと考えています。

 

まとめ

工場夜景に興味のない方には一ミリも面白くない記事でしたが、いかがでしたでしょうか。

夜の工場を、みなとみらいから運行しているナイトクルーズで鑑賞し、帰り際に川崎の工場密集地で間近に見て、大満足でした。ガジェット好きな私のみならず、嫁も、中学生の娘も感動ひとしおでした。東京近郊でこんな経験ができるのも素晴らしい。

コロナ禍でストレス満載な人にとって、公共交通機関を使わずに非日常的な経験をすることもでき、ストレス発散というかマインドリセットにもなってオススメです。ただし飲食店などの利用や交通法規などの厳守には気を遣いたいものですね。

ちなみに工場地帯での路上駐車はダメです。うちの場合は免許持ちの嫁と交代で行いました。

また、工場夜景の撮影をするにあたり、船の上から行う場合と、そうでない場合のそれぞれのカメラの設定値をご紹介しました。工場夜景クルーズを撮影するとしたら、むやみに高価なレンズを買うよりも、ISOを高くしても画像が荒れにくいカメラがあると便利です。いわゆる高感度耐性が高いカメラですね。どのメーカーのカメラを買った方がいいかというと、個人的にはソニーがオススメです。

最後になりましたが、今回私が撮影に使ったカメラ機材をあらためてご紹介します。

暗所に強く、フルサイズならではの高画質撮影ができるのに超コンパクトな一眼ミラーレスカメラがこちら。

広角ならF2.8で使え、軽く写りも抜群に良く、そして安いという神レンズがこちら。

赤レンガ倉庫などで使用した広角ズームレンズがこちら。APS-Cレンズですが、ソニーならフルサイズカメラにもアダプターなしで使用できるので愛用しています。

 

以上、「」をブログオニオン座がお届けしました。最後までご覧下さり誠にありがとうございました。

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