お土産にもぴったり!京都の京菓子「甘春堂」で和菓子の手作り体験をしてきました

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京都在住の親戚にお呼ばれされて京都旅行をすることになりました。大人なら京都の文化に触れて楽しめますが、はたして小学生の娘が楽しめるところはあるのでしょうか。
結局、その親戚から「和菓子作り体験をしてみてはどうか」という提案を頂きましたので行ってきました。

こんばんは、ぶんちょうです。京都で和菓子作り体験ってのは初めてですが、意外と本格的なのに簡単で楽しかったですよ。日本人はもちろん、外国人のお客さんとか連れて行ったら本当に喜んでくれそうです。

目次

お土産にもぴったり!京都の京菓子「甘春堂」で和菓子の手作り体験してきた

京菓匠「甘春堂」東店に到着

さて、この日は鴨川近くで一泊した翌日、ハイアットリージェンシー京都でお昼ご飯を食べ、徒歩で甘春堂(東店)へ行きました。※本店では実施していないので注意。

ちなみに今回和菓子作り体験をさせていただく甘春堂(東店)は、京都駅から徒歩実測でも2kmありません。鴨川を渡ってわりとすぐの場所にあります。周りには京都府国立博物館や、有名な三十三間堂、豊国神社なども目の前ですので観光にも便利な場所にあります。
店構えはこんな感じ。

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そして店内。いかにも京都の和菓子屋さんです。

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喫茶スペースで食事もできます。お菓子作りしない人もゆっくり京都の時間を過ごすことが出来ます。
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店内では和菓子職人の方がせっせと作っています。

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甘春堂は明治天皇と大正天皇に献上されていたとのこと。さすがは京菓子の名店。

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京和菓子作り体験教室

1階で荷物を預けたら2階に上がって和菓子作り体験スタートです。結構な混雑状況。満員でした。

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席につくと和菓子の材料と道具が全て揃えられています。手ぶらで参加できるのはありがたいです。

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「本日の課題と種類」というメニューをいただきました。ここに本日作る和菓子が書かれています。季節等によって変わるそうです。

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1.干菓子 きざと
2.上生菓子 ういろ
3.上生菓子 練り切り
4.上生菓子 きんとん

以上の4種類を作るそうです。

お借りしたエプロンで記念撮影しました。

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ええ感じのお兄ちゃんが実演しながら説明してくれます。

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ここからは和菓子の作り方を画像付きでご紹介します。

1.干菓子 きざと

まず材料が配られます。

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お菓子の生地を麺棒で伸ばします。ごろごろ。

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薄くなったお菓子生地を型抜きで切り取ります。

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完成です。新緑の紅葉です。

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2.上生菓子 ういろ「梅の精」

「ういろう」じゃなくて「ういろ」なんですね。で、材料です。黄色と緑の餅。

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餅を平ぺったくしたら黄色い餅を置いて・・・

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手のひらでまた平ぺったくします。

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ここに白い餡子を置いて・・・

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緑色の餅を伸ばして包んでいきます。

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緑の餅が透けて、中の黄色い餅が見えるのがみずみずしい果実に見えます。

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もう一工夫。三角の道具を押しつけて溝を作ります。

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できあがり。フレッシュな青梅です。

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3.上生菓子 練り切り「牡丹」

材料です。薄黄色とピンクの餅。

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黄色いそぼろのようなもの。 20150517_IMG_3021_th

薄黄色の餅をまた平ぺったくしたらピンクの餅を置いて・・・

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さらにその上に餡子を載せて・・・

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丸く包んでいきます。

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裏返すとピンクが透けて見えてかわいい。ドラえもんに出てくるきび団子みたい。

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手のひらにガーゼを敷いて、その上に今作ったやつを載せて・・・

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てるてる坊主のようにして、ぎゅっとガーゼをひねります。

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開けてみると、ひねった部分が筋になって花のようになりました。

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黄色いそぼろみたいなやつを真ん中に載せると、牡丹の花になりました。ちょっと形がよくないのはご愛敬。

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4.上生菓子 きんとん「つつじ」

材料は、紅白の餅と餡子。

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餅をザルの上に載せて・・・

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えいやっと、手のひらで上から押していきます。

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こんなひらひらしたやつが出来上がります。

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こいつを餡子に載せていきます。

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ごまを載せたら出来上がり。誰がなんと言おうとつつじです。

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抹茶を出してもらいました。しばしご歓談しながら和菓子タイムです。

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無料で持ち帰り用の箱もいただきました。食べきれない和菓子はテイクアウトしました。手作りの京都土産ができました。

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「甘春堂」和菓子作り体験教室の予約申込み方法

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和菓子作り体験教室は、基本的に2名以上から申込みができます。完全予約制ではないようですが、非常に人気がありますので事前に予約したほうがよさそうです。予約案内ページは文末にURLを記載しましたのでよかったらご覧下さい。

体験料金は、一般コースが2,160円(税込)で和菓子4種類(抹茶付き)が作れます。修学旅行体験学習コースもあって1,620円(税込)で和菓子3種類(煎茶付き)です。修学旅行生向けのコースがあるので学校の先生にはありがたいですね。

体験時間は約1時間でした。エプロンやタオルも貸してくれますので手ぶらで参加できます。

子どもについてですが、まず子ども料金はありません。でも難易度的には小学生以上であれば大丈夫だと思います。また5歳児未満の参加は団体貸し切り以外はできないそうです。スペース的にベビーカーの持ち込みも無理です。

また同席での見学も混雑時はお断りなようです。衛生上の理由から、お菓子を作りながらの写真撮影も控えるように言われました。実際に私ぶんちょうも料金を払いましたが、途中からお菓子作りをせずカメラマンに徹することにしました。なので娘が私の分も作ってました。

まとめ

体験する前、料金が微妙に高いかなとも思いましたが、意外と本格的で充分楽しめて満足です。京都旅行の手土産もできました。

ほかにも京都水族館に行ったりしました。京都旅行についてはまた別途記事を立てたいと思います。

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データ

公式サイト(予約申込み)

京菓匠「甘春堂」和菓子作り体験教室 案内ページ
http://www.kanshundo.co.jp/museum/make/annai.htm

アクセス地図

甘春堂 東店(営業時間9:00~18:00)
京都市東山区川端正面東入る茶屋町511-1(豊国神社前) 075-561-1318
駐車場は豊国神社内に有り

甘春堂 嵯峨野店(営業時間9:00~18:00)
京都市右京区嵯峨釈迦堂大門町1-1(清涼寺前) 075-861-5488
駐車場は清涼寺内に1台分有り

以上、最後までご覧下さりありがとうございました。他にもお出かけや家族旅行のネタになりそうな記事を書いていますのでごゆっくりご覧下さい。

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