大容量NASのハードディスクがクラッシュしたのでHDDを交換してみた(交換方法)

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NASというのは、最近一般にも普及してきたLAN対応の外付けハードディスクのことです。ナスと読みます。ところが、NASが壊れたのでハードディスクを交換するなどの修理方法をご紹介します。

家庭内のLANにこのNASがつながっていれば、そのネットワークにあるパソコンやiPhone・スマホのどれからでもアクセスができる便利なものです。もっぱらデジカメの画像や動画などを入れたり、パソコンのデータバックアップ先として使用していました。

目次

大容量NASのハードディスクがクラッシュしたのでHDDを交換してみた(交換方法)

NASのランプに異変が

今年の春、MACBOOKとも相性が良いってことで都内の量販店で購入したばかりのラシーのNAS(Lacie 2big NAS)なのですが、ちょっと前(1,2ヶ月前)くらいに嫁さんから、NASのランプがチカチカしてるよ、って言われてました。ああ、これディスクが一発飛んだな。。と察しながらも面倒だったので放置してました。

というのもこのNAS、2TBのハードディスクが2台入ってまして、データの読み書きを2台同時に行うことにより、もしもハードディスクが1本故障してももう1本が大丈夫なのでデータを喪失しないような作りになっています。こういう記憶媒体の仕組みをRAID1(レイドワン)といいます。当然ハードディスク1本だけのものよりお高くなりますが安心感が違います。

その後も普通に使えていましたので、まあハードディスクの2本のうち1本は無事に平常運転してんだなあと判断しました。なのでそのままにして使ってました。

ブログの記事を書いていくにあたって、過去の写真データの整理なぞもしなきゃな、ところでNASが機嫌直して正常になってたりしないかな、と重い腰を上げて本体を見てみると、正面のカラータイマーのような巨大なランプが赤で思いっきり点滅しています。だれがどうみても故障です本当にありがとうございます。

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NASのハードディスクの状態を確認したみた

NASの故障状況を確認するために、今更あわててNASの管理画面をブラウザで開きます。

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なになに。。RAIDのステータスが、、「劣化」??? 劣化ってなにそれこわい。もとが外国の製品のためか日本語翻訳がおかしいです。

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ディスクのプロパティを見てみると、ドライブ2が「非アクティブ」となっています。やっぱりハードディスクが1本死んでたみたいです。

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ドライブ2ってのは裏面から見て右側だそうです。

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最近のハードディスクはなかなか壊れませんが、一度壊れたらもう手の施しようがありません。外れを引いてしまったようです。

NASの内蔵ハードディスクを交換する方法

最近のNASはハードディスク無しで販売されていて、自分でハードディスクを2本買って中に入れて使うものが多くなっていますが、Lacie 2big NASは元々ハードディスクが入っているタイプでした。なのでハードディスクが壊れたら修理に出せばいいわけです。

なので、このLacie 2big NASは量販店で購入してからまだ1年経過していませんので、修理に出せば無償で戻ってくるのは分かっているのですが預けて帰ってくるまで待ってられません。

市販されているNASのほとんどは、ハードディスクがクラッシュした場合に自分でハードディスクを交換できるようになっています。ハードディスクは壊れる前提で設計されているのです。それに従い、やむなく新しいハードディスクを購入して自分で交換することとしました。この金欠の時期に全く困ります。家電量販店だとお高いけど秋葉原まで行く時間もなく、ネットで買うことにしました。

一般的なNASに使用されているハードディスクの規格は、SATA3の3.5インチハードディスクです。うちのLacie 2big NASももちろんこの規格でOKです。

ネットショップをいろいろ見た結果、アマゾンが安そうです。HDDの大手メーカーにも色々ありますが、WESTERN DIGITALか、SEAGATEか、日立HGTか迷います。

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最近、少し高いけど信頼性が良いと評判のWESTERN DIGITALのWD GREEN WD20EZRX 2TBをポチりました。あー買っちゃった。

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お金に少し余裕のある方は、通常品よりも信頼性が高く、保証期間も長いREDをオススメします。

 

NAS内蔵ハードディスクを交換してみる

ハードディスクWD GREEN WD20EZRX 2TBがAmazonから届きました。バルク品と同額だったのでパッケージ品を購入しました。箱が綺麗なのでした。

ちなみにバルク品というのは、家電量販店などでパッケージされて販売されている「市販品」ではなく、パーツ扱いで流通されているのものです。バルク品はパッケージもなくプチプチで包まれていますが、市販品よりも安価なことが多いのです。

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今回購入したハードディスク WD GREEN は、転送速度は特段速くないけど無理のない動作をさせることで静かで安定性が高いらしい。高スペックを求めるなら WD Blackといった高級品もありますが、うちのようにNASに入れてまったり使う運用に向いているとのネットの口コミを真に受けて買いました。

余談ですが仕事柄、DELL POWEREDGEサーバーのSCSIディスク交換などは経験済みですが、今回のような民生機ではむしろ初体験です。言い換えるなら、レコーディングスタジオの機器は触ればわかるけどラジカセの使い方は全然分からないような私です。ちょっとドキドキです。

じゃん。箱から出しました。もともと2TBのハードディスクが入っていたので同じ容量のものをチョイスしました。ハードディスクもずいぶん安くなりましたね。

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まず故障したハードディスクは2番スロット、向かって右側であることを確認。まずないと思いますが、間違えてぶっ壊れたハードディスクのデータでRAID1のリビルド(再構築)されてしまっては大変です。指さし確認しちゃいます。

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NASの電源がOFFになっていることを確認。10円玉を使って2番スロットから壊れたハードディスクを外します。元々入っていたハードディスクは「Seagate Bracuda Green 2TB」でした。これはこれで定番なやつですけど、やっぱSeageteかとも思いました。

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ハードディスクはマウンターにネジ止めされています。ネジを全て外すにはびっくりマークなシールをはがさなければなりません。「シール剥がしたら保証効かなくなっちゃうよ」的な感じですがこの際無視します。

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ああ、、、はがすのなんかこわいよぉ

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外しちゃいました。たまにこういうの楽しいのって、私も男の子だからでしょうか。

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マウンターに新しいハードディスクをつけました。ネジも付け忘れないし。そのまま1番スロットへざくっとな。トホホなことにだけはならないよう祈りながらスイッチオンです。

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おお、インジケータランプが両方とも青く点灯してくれてます。

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正面を見ると、カラータイマーランプがまばゆいばかりに青で点滅してます。ばっちぐーです。起動中ですね。

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やることはやったぜ。他のパソコンから管理画面を開きます。

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ウソ〜ん、まだ「劣化」とかなってるし。いやまだまだ、設定完了してないからだよねと自分に言い聞かせてディスクのプロパティを見ます。

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ドライブ2が「新規」となっています。新しいハードディスクが認識されたみたいです。

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「使用不可能なディスクを、RAIDのディスク2で置き換えします」と。ようはフォーマットしようぜ?ってことでしょう。「このディスクをRAIDアレイに追加します。ディスクに保存されているすべてのデータが失われます。」と表示されています。いいでしょう。やってください。「はい」をクリック。

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なにやらシステムが走り始めました。ドキドキ。

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今度はドライブ1/2の両方が「同期化」になりました。ドライブ1の内容をドライブ2に書き込む「RAID再構築(リビルド)」が始まりました。

画面を切り替えてトップ画面から見てもステータスも「同期化」になってます。やれやれ。

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「ハードドライブは、RAID更新のために同期化中です。残り時間:14時間」って、、まあそうですね。時間かかるのはしってましたが一晩かかるなこりゃ。放置します。

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その二日後、管理画面を見てみます。終わったかな。。
すばらしい。ドライブ1/2とも「クリーン」となってます。これでハードディスク交換とその後の設定が完了です。

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これで安心してバックアップをとったりすることができるようになりました。

まとめ

RAID1機能のあるNASで、ハードディスクが1本故障したため、ネットで新しくハードディスクを購入して交換することに成功しました。

NASのハードディスクの交換は意外なほど簡単でした。本当はRAID1のうち1本が故障した場合、元々入っていたハードディスクと同じメーカー・タイプのものにするのが正しいです。できればそれぞれ製造番号も近いものがベストとも言われています。

なぜなら、2本のハードディスクが同期を取りながら記録しているため、異なったスペック・スピードのハードディスクを組み合わせることは好ましくないからです。でもまあ、業務用でもないし、そんなハードに使うわけでもないからいいやと適当に選びました。

作業においては必ずコンセントを抜き、静電気には気をつけなければいけませんが、基本的に素人でも出来る作業です。業者に頼むと工賃がかかってしまいますので、自分で出来ると安くすみます。

ちなみにこの作業の約1ヶ月後に、元々入っていたもう一本のSeageteのHDDがクラッシュしました。異なるHDDを組み合わせたせいかもしれませんが、自然に考えるとSeageteが劣化していたのではないかとも思います。

仕事場でもよくSeageteのHDDは壊れますが、とりあえず手遅れになる前に交換しておいて良かったです。同じくウエスタンデジタルのWD Greenを購入して同じ作業をもう一度やることとなりました。Seageteはもう買いません。

 

 

以上、ブログ「オニオン座」がお届けしました。最後までご覧下さり誠にありがとうございました。

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