リニューアルオープンした上野の国立科学博物館と特別展「生命大躍進」へ行ってきた

2016/05/16

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小学生の娘は夏休みの自由研究をやらなければならない。今年も困ったものです。ならば博物館でしょ、となりました。

久しぶりの国立科学博物館は、旧館「日本館」と新館「地球館」のふたつの建物で常設展示を行っていますが、2015年7月14日に地球館の北側のリニューアルが終わりました。

また、NHKスペシャルの特別番組を企画化した特別展「生命大躍進」も開催しているとのことでさっそく行ってみました。

どうも、ぶんちょうです。暑いですな。

汗まみれになりながら上野博物館に到着。まずは常設展から見ようと思います。

リニューアルオープンした上野の国立科学博物館と特別展「生命大躍進」へ行ってきた

国立科学博物館 常設展

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地下のチケット売り場に並びます。入場料金は大人・大学生は620円。高校生以下や65歳以上は無料です。子どもはタダなのはありがたい。

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券売機ではなく係員窓口なら、入場料金はクレジットカードでも支払いできます。

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日本館のエントランス。

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右手には売店(ミュージアムショップ)があります。

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左手にはラウンジがあります。飲食物の持込も可能なため、お弁当を持ち込んでランチも出来そうですが、時間帯によっては混雑しそうです。

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コインロッカーも完備。

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とりあえず順路通りに見ていこうと、まずは日本館の館内図はこちら。

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順路的に、たぶん最初に観るべき日本館の3階「日本列島の素顔」です。

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ここはそもそも日本全体のデータや、現在の日本自体の特徴が分かるよう展示されています。

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要するに、日本は山有り谷有り、川や海があって、、、

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亜熱帯、暖温帯、冷温帯、亜寒帯などの地域があるというまあ変化に富んだ国であることが分かります。

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そしてめっちゃ地震が多いというオマケつき。見づらいかもしれませんが点点があるのは地震発生の場所と深さです。

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ちなみに展示物の解説は日本語のみですが、外国人の方は各所にあるこんな端末で多言語の情報を得ることができます。

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お次は隣の「日本の鉱物」「日本に落下した隕石」です。

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展示されているのは、櫻井欽一博士が国立科学博物館へ寄贈した「櫻井鉱物コレクション」がほとんど。

この櫻井さん、料亭を経営しながら石集めをして、あげく石に自分の名前を付けちまうというおちゃめな人だった模様。

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日本中に落下した隕石も展示されています。神社仏閣が隕石を貴重な物として保存することが多かったらしい。

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お隣の「日本列島の生い立ち」です。

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さっきのところと少し違って、古代から現代に至るまでの日本列島の歴史を化石などから紐解いていきます。
フタバスズキリュウの骨格模型がドデンとお出迎え。

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「首長竜は恐竜ではない」なんて衝撃の事実。まぢか。ご存じドラえもん「のび太の恐竜」のピースケはフタバスズキリュウですが、彼は恐竜ではなかったなんて。。。

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化石がたくさんあります。日本は太古の昔、海の中でしたからアンモナイトがたくさん採れます。

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さらに巨大な化石に触れる。つーかデカすぎね?こんなのが今生きてたらめちゃ怖い。お寿司にしたら何人前でしょうか。

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時間の都合、日本館を後にして地球館にするとします。

地球館の展示「地球生命史と人類」を見てみます。

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全面各所に配置された巨大スクリーンにアニメが放映されています。ビッグバンから宇宙が出来て、地球が出来て、生命が誕生して、人類が誕生して、という流れです。そのスクリーンの下には展示物が並んでいます。

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地球館の2階にも行ってみましたが、正直ピンと来ません。

人工衛星の隣に織機があったり、零戦があったり、からくり人形があったり。関連性というかストーリー性みたいなものが感じられません。

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少しずつしか見れていませんが、日本館と地球館に明らかな違いを感じました。日本館は如何にも博物館であって展示も詳しく探究心をかき立てられるもので、地球館はなんかフワっとした科学に触れるような展示。東京ドームシティのテンQみたいな印象です。

オラフォーのオッサン的には日本館をじっくり観たいですが、子どもには地球館が楽しいのかもしれません。

 

特別展「生命大躍進」

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「生命大躍進」の開催期間は、2015年7月7日(火) ~ 10月4日(日)で、国立科学博物館とNHKの共催企画というだけあって期待値が上がります。

NHKスペシャル「生命大躍進」
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20150510

入場料金は大人・大学生は1,600円、子ども(小学生・中学生・高校生)は600円です。ちょいと高い。でも常設展のチケットを見せたら620円値引きしてくれました。逆に言うと特別展のチケットがあれば常設展は無料で観れる仕組み。

別途520円を支払うと音声ガイドのPDA端末を借りることができます。声優が田中真弓なのがポイントなのか。

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場所は地球館の地下二階で開催していました。14時くらいでしたが結構な混雑状況です。

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展示概要としては、脊椎動物のたどった道を解説した展示です。全フロア写真撮影OKなのはありがたい(上映ビデオの撮影だけNG)。

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写真を撮りまくったのでご紹介していきますが、概要的に説明させて頂きますね。
※特に後半は進化が多様化しているので順不同なものとしてご覧ください。

まず46億年前に地球が誕生して、40億年前に生命が誕生(単細胞)する。

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27億年前、光合成するバクテリアが大繁殖→大量の酸素に地球が満たされる→酸素呼吸する生物が頑張れるようになる。

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そんで単細胞生物から多細胞生物へ進化。

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6億年前、なぜかDNAの基本設計(ボディプラン)ができあがる→Otxは頭、Chordinはおなか、Dlxは手足などが共通コード化される。

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脊索動物(背筋があるやつ)の中から脊椎動物(背骨のあるやつ)が出てきてDNAの情報量が4倍にアップ→複雑な生命が作れるようになる。

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加速度を感じられる半規管ができる→さらに半規管が増えて、耳のある生物が誕生→運動能力が上がる。

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なぜか植物プランクトンから「目」をゲット→目のある生物が誕生→動きがアクティブになる。

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なぜか顎(アゴ)ができる→食べ物をいっぱい食べられるようになる→食物連鎖がエグくなるけど多様性が更に高まる。

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エラ呼吸をしてヒレで泳ぐ、魚らしい魚が誕生する。

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顎の形成と同時に鰭(ヒレ)が発達して手足の基になる。

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なぜか空気中で呼吸できる肺を獲得→陸上に上がれるようになる。

ちなみに指の本数はまちまちだったけど、なぜか次第に5本指に統一される。

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レトロウィルスから胎盤のDNAをゲット。

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哺乳類のルーツ(単弓類)が誕生する。

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なぜか乳腺ができ、母乳が出る単弓類が出現。子育ての形態に革命が起きる。
さらに腹に袋を持つ有袋類が出現→有袋類の母親の乳に乳頭ができて吸いやすくなる→上陸で不要になった鰓(エラ)が頬と唇になって気密性が高まり母乳をめっちゃ飲めるようになる。

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以上のあたりをまとめると以下のようなラインになります。

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疲れてきたのでこのへんにしておきますが、あとは皆様ご存じの通り、哺乳類が地上へどんどん進出していって、猿が人間になるという流れ。

人類(ホモ・サピエンス)がたどった道はこちら。南アフリカから歩きすぎ。

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最後に売店に行ってみました。

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公式パンフレットや、よくある化石や鉱石も販売されていますが、、、

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森永ハイチュウをパロった「ハイ三葉虫」はいいとして、、、、

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「これ売る気ゼロやろ?」ってレベルの実物大ウミサソリのぬいぐるみ。たったの30万円で販売中!

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生命大躍進学習帳&スケッチブックと、会場限定販売の海洋堂フィギュアはそそられました。我慢しました。

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まとめ

常設展は日本館はよかったけど、地球館は盛り込みすぎかな。宇宙の情報が欲しかった。

一方、特別展「生命大躍進」は、久しぶりにアカデミックな気分にもなれて本当に楽しかったです。でも謎は深まるばかり。

やっぱりお茶目な神様が何人かいて「やべえ初期設定間違ったwww、DNAのデータ量4倍にしようぜ」「いくら海中生物って言ってもやっぱ目とかアゴとか必要だよね、つけとこ」「母乳出るようにしたら子育てゲーが捗るんじゃね?」なんてゲーム感覚で遊びながら進化してきたとしか考えられないのが面白かったところ。

上記は敢えてザックリと載せていますので、気になる人は是非観に行ってみてください。

データ

公式サイト

上野 国立科学博物館:http://www.kahaku.go.jp/

特別展「生命大躍進」:http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2015/evolution/index.html

アクセス地図

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