今年の夏休みは、おなか一杯プール遊びのできる「箱根ユネッサン」へ行ってきました。小学生になったうちの娘は、泳げないくせにプールが大好きです。福島県のハワイアンズと迷ったんですけど近かったのでこちらにしました。どうでもいいんですが、昔はユネッサンスって言ってましたよね。ルネッサンス的な。
こんにちは、ぶんちょう(@onion_za)です。
箱根といえば温泉なわけですが、この「箱根ユネッサン」は温泉を使ったたくさんのプールやお風呂で遊べるらしい。一泊二日だと行き帰りでせわしないので二泊三日の行程としました。
温泉とプールで遊べる、箱根小涌園ユネッサンへ行ってきた(オマケ:小田原観光)
箱根ユネッサンス周辺のホテル選び
今回は一人旅ではないのでちゃんとホテルを事前予約することにしました。7月に入って早々ネットで探してみました。
公式サイトを見ると「箱根ユネッサン」に隣接するオフィシャルホテルは、
小涌谷温泉 箱根ホテル小涌園
箱根小涌園ユネッサンイン
箱根小涌園B&Bパンシオン箱根
の3箇所のようです。
重要なお知らせ【2018年7月28日追記】
ユネッサンを運営する藤田観光の事業方針変更などにより、現時点の箱根ユネッサンオフィシャルホテルは「箱根小涌園 天悠」「箱根小涌園 美山楓林」のみとなりました。また下記でご紹介している「B&Bパンシオン」は2018年3月31日を以て営業終了しています。箱根ユネッサン周辺のホテルでは、箱根ユネッサン1日パスポート付きの宿泊プランを用意しているところが多いのでそちらをご利用下さい。ちなみに、ユネッサン付近で楽天トラベルで一番安いのは「箱根仙石原プリンスホテル」のようでした。そういうわけで下記のホテルのお話は参考までにご覧下さい。
遊んだらすぐにホテルで休みたい私としては最も「箱根ユネッサンス」に近い「ユネッサンイン」を予約しようと試みたのですが、、、高いよ。大人一人一泊二日二食付きで28,000円位します。あえてお盆時期を外したのに全くもって繁忙期料金です。
うちの場合は大人二人と子ども一人ですから、二泊三日もしたら宿泊費用だけで15万円が吹っ飛びます。ちょっとありえませんな。そんなかかるなら台湾かハワイとか海外旅行にでも行きますわってレベル。「箱根ホテル小涌園」も似たような料金でした。
消去法で「箱根小涌園B&Bパンシオン箱根」を検討してみました。なにやら口コミを見ると「非常にリーズナブルである」「朝食はパン食べ放題で、これがうまい」「設備はそれなり(悪い意味で)」とのこと。
また「箱根ユネッサンス」へは少し歩かなければならない距離ですが、無料シャトルバスが循環しているのでまあいいかな。
料金を見てみると、大人一泊二日(朝食パン付き)で、「箱根ユネッサン」のパスポート(4,100円相当)が付いて12,000円で宿泊できるようです。「ユネッサンイン」の半額以下です。これなら想定予算内で収まりそうです。
(ちなみにココ、オフシーズンでパスポートナシの素泊まりプランだと3,000円台で宿泊できるらしい。バイクツーリング旅には最適かも)
早く決めないと埋まってしまうのでさっそく「B&Bパンシオン」を予約をしました。行き帰りに寄り道できるようにレンタカーも予約しました。
箱根旅行1日目:鈴廣かまぼこの里
レンタカーを借りて、都内から首都高経由で東名高速、そして小田原厚木道路へ走ります。特に混雑していなかったので、ゆっくり走って2時間くらいでした。
このまま箱根ユネッサンに活きたいところでしたが、初日は寄り道していきます。東名高速道路 厚木IC経由 箱根口ICを降りてすぐにある「鈴廣かまぼこの里」です。電車の場合は箱根登山鉄道 風祭駅下車です。お昼頃に到着しました。
この「鈴廣かまぼこの里」は、カマボコで有名な小田原鈴廣の本社や工場、巨大な売店が軒を連ねており、またカマボコの手作り体験などができるようになっています。つまりかまぼこの工場見学から手作り体験、お土産まで全て揃ってしまうという観光スポットです。
まずは巨大な売店「鈴なり市場」へ行きます。とりあえず軽く見て回りますが、そのへんのお土産屋さんを遙かに凌駕する品揃えです。
もちろん、販売されているのはかまぼこ関連商品が中心ですが、魚を使った干物やソーセージ、加工品がたくさんあります。地域限定の箱根ビールやサイダーも買うことが出来ます。いきなり箱根旅行のお土産が全て揃ってしまう勢いです。
初めて見た「プラレールあげかまぼこ」や「かまぼこトミカ」。小さい男の子へのお土産によさそうですね。
お隣には「リカちゃんハートかまぼこ キラキラシール付き」なんてのもありました。こちらは小さな女の子のお土産にどうぞ。
いろいろ目移りして困りますが、お買い物をする前に受付に行きます。目的はカマボコの手作り体験をさせてもらおうかと申込みをするためです。自分でかまぼこの元をコネコネして棒に巻いて、蒸し上がったら食べられるというサービスです。
まあ観光地だから少し待てば体験できるだろうと高をくくっていたのですが全て予約で満杯です。事前に電話予約しておけばよかった。。
幸い「お子様簡単キッチン」が繁忙期限定でやっていましたのでこれに参加します。こちらは参加費無料で毎回先着3名限りの手作り体験です!
無料貸し出しのエプロンと帽子を着てシェフな格好になりました。店舗中央のオープンキッチンで手を洗ったら手作り体験が始まりました。子どもしかキッチン内には入れないので、大人は外から様子を見ています。
「お子様簡単キッチン」で扱う食材は、パンと卵と野菜とマヨネーズ、そして当然カマボコもあります。予想通りカマボコ入りたまごサンドイッチが出来上がりました。
かまぼこパンの手作り体験が終わったら、お昼ご飯は「鈴なり市場」の2階の「ひまわり食堂」で頂きました。普段は団体客向けのホールなのですが、繁忙期限定でレストランにしていました。ちょいとお高めだがいいかな。ちなみに鈴なり市場の周辺にはレストランがいくつかありますので、繁忙期以外はそちらをご利用下さい。
娘は先ほど作ったサンドイッチを頂きました(持ち込みにはならないですよね、ここで作らせてもらったんで)。ぶんちょうはかき揚げうどんを、嫁は天丼をいただきました。正直、全く期待していなかったのですが予想外に美味しかったです。
食事後は、「鈴廣かまぼこ博物館」へ行きます。
前述の通り、かまぼこ手作り体験は満員で参加できないのですが、様々な展示品を見たり、手作り寄せ木コースターを作ったりしてまったりと過ごします。
いいなあ。。「かまぼこ手作り体験教室」やりたかったな。。。
鈴廣かまぼこ博物館の2階の方に行くとよく分からない蒲鉾アート作品があります。「かまぼこ板絵ギャラリー」というのがあります。無駄にメジャーな作家や芸能人の作品があります。知る人ぞ知る隠れた美術館のようです。
たとえば、村上隆さんの作品。kaikai kikiをシンプルにしたようなイラストが描かれています。
ドラえもんやニンジャ服部くんでお馴染み、藤子不二雄Aさんの作品です。笑うセールスマンの喪黒福造がドーンしてます。冷静に見ると、たしかに「かまぼこ板」は使っていますが、貼り合わせて絵を描いただけじゃねえのと言わざるを得ませんが、ここでしか見れない作品なのでファンにとってはたまらないのではないでしょうか。
こちらは「あしたのジョー」でお馴染み、ちばてつおさんの作品です。言わずもがな、あしたのジョーをかまぼこの板に書き込んでいます。レンガブロック状になっていて若干おしゃれ感を感じます。
お魚大好き、さかなクンさんの作品です。はこフグかな?かまぼこ板をカットすることなくずらして工夫しています。
作家なのかなんなのかわからないことで有名なリリー・フランキーさんの作品です。蒲鉾板を使った可愛いおうちです。右下にある飛行機はなんなんでしょうか。
小田原鈴廣「鈴なり市場」は食材メーカーが遊べるお土産屋さん作ってみた的な範疇を超えて結構楽しい場所でした。ただし基本的に生ものなので、クーラーボックスや保冷剤をもらうこともできますが、夏場にお土産にするには厳しいわけです。箱根に行った帰りにまたお土産を買いに寄ることにして、ユネッサン近くのホテルに向かいます。
箱根小涌園B&Bパンシオン箱根へ到着
箱根の山の中腹を登りまして、今日明日と2泊3日お世話になるホテル「箱根小涌園B&Bパンシオン箱根」へ到着しました。外壁工事中のため外観はこんな感じで全然画にならない。
駐車場からホテル館内へ歩く通路では空調が利いておらずやたら埃っぽいにおいがします。おそらく工事中のため空調を切っているのだと思います。
お部屋はいたって普通です。ここの特徴は、トイレ別、お風呂は大浴場の温泉のみ、タオルなどのリネン類なし、というユースホステルに近いつくりです(もちろんドミトリーではなく個室ですが)。
そもそもB&Bとはベッドアンドブレックファーストという意味らしい。素泊まりだけど朝ご飯はつきますよ的な、シンプルなホテルのことだとか。まあこの夏休み期間中に宿泊代だけで1万円を大きく切るわけですから何も文句はありません。
でもアレです。ぶんちょうが寝るエクストラベッドですが、頭の位置が冷蔵庫のすぐ近くです。ぶんぶん冷蔵庫の低周波うるさいってば、逆にして下さいな。パンシオンの方、見てたらよろしくです。
晩御飯は「箱根ユネッサン」までシャトルバスで行って、イタリアン料理をいただきました。
箱根旅行:二日目
モーニングは「箱根小涌園B&Bパンシオン箱根」の名物、無料食べ放題の手作りパンをいただきます。
同じく無料で飲み放題のコーヒーとリンゴジュースもいただきました。
全てがセルフサービスでバターもジャムもありませんが意外においしい。そのへんの手作りパン屋さんと同等かそれ以上の味です。ミニサイズなのでたくさん食べられます。
腹ごなしも終わったところで、温泉プールで遊びまくれる「箱根ユネッサン」へ向かいます。
箱根ユネッサンのプールで遊びまくる
ようやく本題の箱根ユネッサンです。パンシオンからクルマで5分とかからずに箱根ユネッサンの駐車場に到着しました。傾斜に沿って建てられているため建物内が立体的で分かりにくいのですが、入口となる総合フロントは3階にあります。
最寄り駅や他の観光スポットから直接タクシーで来られる方のために、ユネッサンと近隣とのタクシー運賃一覧表を載せておきますね。ユネッサンの最寄り駅は箱根登山鉄道の小涌谷駅で、だいたい初乗り料金くらい。繁華街である箱根町まではタクシーで約3,300円だそうです。ここを起点に観光する場合の参考にして下さい。ちなみに箱根町には怪しいスナックがたくさんあって、大人には楽しいかもしれません。私も社員旅行でフィリピンパブに連れて行かれました(それもハシゴしやがった)。
ユネッサンおよび関連施設の入場料はこんな感じです。温泉プールに入り放題の「箱根ユネッサン」は2,900円、「森の湯」というスーパー銭湯というかスパのエリアは1,900円、両方楽しめる一日パスポートは4,100円です。広い温泉に入りたいだけの人は森の湯だけでもよさそうですね。
ちなみに入場チケットは、普通にユネッサンの受付で当日券を買うと損です。近隣のホテルで買うか、公式サイトのクーポンを使いましょう。
ユネッサンの館内マップの写真はこちらです。これだけ見るとすんごく広そうに見えますが実際にはそれほどではありません。わりと早い時間に来れれば1日で十分一回りできます。
記念写真撮ってみたり。
水着に着替えたら、いざ入場です。ユネッサン館内は迷路のようになっています。水着に着替えてプールに行くまでうろちょろうろちょろ。ようやく屋内プールゾーンへやってきました。さっそく中央にある流れる屋内プールに入ります。
気になる混雑状況ですが、夏休みの繁忙期と言うこともあって結構混雑しています。芋洗いの一歩手前状態ですが娘は大喜びです。
ちなみにユネッサンスへの浮き輪の持ち込みは可能ですが、100cmを超える大きさの浮き輪は持ち込みできません。海と勘違いして大きいビニールボートとか持ち込んでも遊べません。フィンやシュノーケル、水鉄砲や野球ボールも持ち込み禁止です。
で、意外なこと発見。カメラ持ち込みOKです。今のご時世ですからプールでのカメラ撮影はダメだと思い込んでました。さすがにデジカメ一眼は濡れるとやばいので、スマホで写真を撮ることにしました。でもうちの機種だけでしょうか。スマホ自体は防水機能があるですが、濡れるとタッチ操作が利かなくなります。写真を撮るたびにタオルで拭かないとまともに操作ができません。
大事なことなので繰り返しますね。防水スマホ・iPhoneでも本当に濡れると操作が効かないのです。
ふと、周りを見ると皆、防水ケースにスマホを入れて使っています。事前に買って持って行けばよかったとマジで後悔。ちなみに防水ケースを選ぶときは首からかけられて落としても浮いてくれるストラップタイプがオススメです。
雑誌等でやたらと喧伝している、期間限定のガリガリ君ソーダ風呂です。お湯の色はガリガリ君のそれにそっくりです。においは、、、しません。ちょっと残念系です。
お次はドクターフィッシュの足湯を体験してみます。
ドクターフィッシュは、たまに観光地にありますが、足の角質とかをちゅーちゅーしてくれるコイ科のお魚です。別料金(一人100円)です。
20分位待たされましたがこれがなかなかくすぐったい。肌が荒れている方が食べ応えがあるようで、娘には2,3匹しかいかないのに、私と嫁には数十匹も寄ってきます。
ちょっとエリアを移動します。このへんは水着を着たまま色んなお風呂には入れるゾーンです。まずはコーヒー風呂です。コーヒー風味の入浴剤が入っているのではなく、温泉のなかに本当に大量のコーヒーが入っていて香りもします。
近くの小屋では本物のコーヒー豆を使って一度に200リットルもの大量のコーヒーを作っていて、それがコーヒー風呂に使われています。
坂を上っていくと巨大なワインボトルとともにワイン風呂があります。ワインと言うよりもイチゴシロップ色ですが、こちらにもコーヒー風呂ほどの量ではありませんが、本物のワインが投入されています。
お次はお茶風呂とお酒風呂、五右衛門風呂でぱしゃり。
お酒風呂は臭いだけで子どもが酔ってしまうのではないかと心配になりましたが、大丈夫でした。
箱根ユネッサンの園内は庭園のようになっていて各所に特徴有るお風呂が点在しています。
おなかが空いたのでお昼ご飯にします。ユネッサンス内の各所にレストランやラーメン屋があるので、水着のままで食事ができます。ぶんちょうと嫁はラーメン、娘は焼きそばです。
ちなみにココは飲食物の持ち込みは禁止されています。まあ衛生管理とか色々あるでしょうな。
ラーメンやカレーライスは700円、ペットボトルのお茶(持ち込んでも分からないよね?)とかは230円と観光地価格となっています。お味はお察しの通りですが、疲れた体には塩分が美味しかったです。
ワイン風呂で、ワインの投入イベントをやってましたのでパシャリ。ただ数リットルのワインを追加投入するだけなのですが、お笑い芸人のタマゴみたいな人が以上に盛り上げ上手で皆さん楽しんでました。この芸人、うちの会社の営業になってくれないかな。
「箱根ユネッサンス」は午前中から行けば夕方にはおなかいっぱい遊べる感じです。広すぎず狭すぎずちょうどいいのですが、二日間かけて遊ぶには物足りないかな。
幻となった芦ノ湖の水上花火大会
今回の旅行のもう一つのイベントは、夏休み期間中などに芦ノ湖で行われる水上花火大会を見ることでした。夕方に「箱根ユネッサン」を切り上げて、元箱根の遊覧船乗り場へ向かいます。クルマで20分もあれば着くのですが、全て山道なので娘は車酔いしてしまいました。。
花火と言えば天候に左右されますが、小雨で風もあるけどこれくらいなら問題ないだろうと思ってました。でも元箱根のタクシーの運転手さんから「今日、花火中止だよ!」との宣告。まぢかよ。湖面が荒れているので水上花火はできないとのこと。
◆箱根芦ノ湖遊覧船
https://www.izuhakone.co.jp/
もともと遊覧船は17時に終わってしまうので、遊覧船乗り場も閉まってます。
やることがなくなり、無言で芦ノ湖を眺めます。あー終わったー。波がたけーよ。
頭にきたので晩飯くらい旨いもの食ってやる、と箱根湯本の名物、湯葉丼の「直吉」に行こうと画策するも、ラストオーダー(18時)の時間にはとうてい間に合わず断念。昨日と同じユネッサンのイタリアンに行きました。なぜ箱根に来て、中途半端なイタリアンディナーを2回も食わなきゃいけないんだと。
そうです。箱根山や箱根湯本のあたりの飲食店は閉店時間が異様に早いんです。営業しているのは居酒屋さんスナックくらいなもので、子ども連れの家族旅行では入りづらい店ばかりでした。箱根旅行する方はきちんと晩ご飯の計画を立てて行かないと晩飯難民になるので注意が必要です。
ホテルに帰り、ガリガリ君風呂には入らなかったくせにガリガリ君を食べる娘。
ちなみにこのホテルは場所の割に低価格なせいか、外国人や研修・合宿で宿泊されている方が多いのですが、なにしろ晩ご飯に困ります。一泊ならユネッサンで済ませればいいけど連泊だとね。なので近所のコンビニ(ファミマ)が弁当を配達してくれるサービスがあるようです。本当に寝泊まりするだけならコンビニ弁当もありかもですね。
箱根旅行:三日目
箱根クラフトハウス(箱根強羅公園内)
昨日は箱根ユネッサンで温泉プール遊びをしました。3日目はパンシオンの朝食パンバイキングを食べたらチェックアウトして、箱根強羅公園へ向かいます。最寄り駅は箱根登山鉄道 強羅駅です。箱根芸術の森駅からもクルマなら遠くはありません。
箱根強羅公園に来た目的は、園内にある「箱根クラフトハウス」にて吹きガラスを体験するためです。今年の夏休みの自由研究は、吹きガラスのコップ作りにしようという目論見です。あと天気に左右されないプチイベントという狙いもありました。
ちなみに後から知ったのですが、WEBクーポンを印刷して持って行けば箱根強羅公園の入場料が50円引きとなります。持っていきゃよかった。。
◆箱根強羅公園 公式サイト(WEB限定クーポン)
https://www.hakone-tozan.co.jp/gorapark/intro/coupon/
というわけで園内にある「箱根クラフトハウス」に着きました。
さっそく吹きガラス体験を申し込むと朝10時に着いたのに1時間待ちです。みんな早起きなんだぜ? とりあえず、どんなコップを作りたいか選びます。マグカップを作ることにしました。ちなみに吹きガラス体験の料金は4,000円ほど。ガラスコップはすぐに持ち帰りが出来ないので後日送ってもらうしかないのですが、送料を入れると5,000円を超えます。ちょいとお高めです。
待っている間、公園内をお散歩します。
箱根強羅公園はフランス式庭園という左右対称のつくりになっていて、ローズガーデンにはバラなどの植物がたくさん植えられています(咲いているかどうかは別として…)。
◆箱根強羅公園 公式サイト(園内マップ)
https://www.hakone-tozan.co.jp/gorapark/map/
天気が良ければそれなりに楽しめたのかもしれませんが、あいにくの雨。風も強いし。でも入場料を払ったので無理矢理散策して遊びます。噴水の前でぱしゃり。
立派な箱根バラですが、完全につぼみ状態です。本当にありがとうございます。
手作りグラスを作ろう!吹きガラス体験をしてきました
「箱根クラフトハウス」でようやく予約した時間が来ました。吹きガラス体験する娘は無料で借りることの出来る耐熱エプロンと手袋を装着します。
吹きガラス工房はこんな感じです。
吹きガラスによるマグカップの作成手順は以下の通りです。
まず、柄にしたい色の砂を用意します。
スタッフの方が吹きガラスの本体を釜で熱します。
吹きガラスに色のついた砂を付けます。ぐりぐり。
もう一回ガラスを熱したら、パイプへ息を吹きかけます。ふー。
少し大きくなってきたら濡らした新聞紙に押しつけて形を整えていきます。これもスタッフさんがやってくれます。
まずこんな感じ。これを繰り返します。大きくなってきました。
マグカップの底になるところを整形します。きれいになってきました。
今度は反対側にパイプをつけて外します。こんな感じ。
飲み口の部分が小さいのでトングのようなもので広げていきます。
こんな感じになりました。色の付いた砂がキレイに広がって模様になってきました。
最後に持ち手の部分を作ります。細長くしたガラスをくっつけたら曲げていきます。
これをくるくる回すと持ち手部分が大きくなって整形されていきます。
できた。冷やしてから2,3日で送ってくれるそうです。
この箱根クラフトハウスは大変人気があるようで帰りの頃(12時近く)には、吹きガラスは90分待ちとなってました。他にも、粘土を手でコネコネして器を作る「手びねり陶芸」、ろくろで粘土を整えて作る「電動ろくろ」、ガラスに砂を高速で吹きかけて模様を作る「サンドブラスト」なども体験することが出来ます。
あと隣接する2カ所の駐車場も満車になっていました。箱根で吹きガラスができるのは多分ココだけのようなのでやってみたい方は時間に余裕を持って来られた方が良さそうです。
ちなみに、ろくろ陶芸体験だけならこの近辺(箱根芸術の森駅のあたり)であちこちにありましたので、混んでいるようならそちらに行かれてもいいかもしれません。
箱根湯本で箱根そばを食べてみた
お土産もできたのでお昼ご飯を食べながらぼちぼち帰ります。昨日行けなかった箱根湯本の名物、湯葉丼の「直吉」へ向かいます。途中念のためネットで確認してみます。定休日が火曜日ですが繁忙期は営業するとのこと。
あれ?今日は火曜日だし?でも今日は繁忙期だよね?「直吉」へ電話してみますが誰も出ません。まさかね。定休日なら「営業時間外です~」とかメッセージ流れるだろうし。単純に忙しくて誰も電話に出れないんだよね?だよね?と不安になりながら行ってみると不安的中!。お休みです。
意地でも旨いもん食ってやる!てか、娘と嫁に旨いもの食べさせたい!とムキになってネットで調べます。
箱根で蕎麦とはかなりベタですがこの際そうも言ってられません。自然薯蕎麦で有名らしい「はつ花」というお蕎麦屋さんへ行くこととしました。二階の座敷席へ行ってみたのですが、このレトロな雰囲気が良い感じです。
◆食べログ(はつ花 本店)
http://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141001/14002450/
ぶんちょうはアレルギー持ちで、とろろが食べれません(とろろで作った蕎麦は可)。なので普段は嫁も食べないので、むしろ食べてもらいたいなと嫁はとろろ蕎麦、娘は冷やしタヌキ蕎麦、ぶんちょうは大盛り蕎麦をオーダーしました。
うん、普通に美味しい。十割蕎麦や田舎蕎麦のような蕎麦の風味を期待すると合いませんが独特の歯ごたえが良かったです。ここは行列のできるお店らしいのですが、、ん、、、そこまでかな?ともあれ美味しい名物が食べれたので満足です。
食後のデザートには、蜂蜜入りソフトクリームを食べてみました。箱根湯本駅の周りにはたくさんのお土産屋さんが並びます。干物やお饅頭屋さんが多いのですが、なぜかハチミツ屋さんとか関係ないお店もたくさん。すっかり観光地ですな。
まとめ
2泊3日の箱根旅行では、初日は小田原鈴廣「鈴なり市場」で遊び、ホテルでゆっくりしました。2日目は箱根ユネッサンで温泉プール三昧で、水上花火は見ることができませんでした。3日目は箱根強羅公園で吹きガラス体験をして小学校の自由研究のネタにしつつ手作りガラスマグカップをゲット。そして蕎麦を食べて、帰り道に小田原鈴廣「鈴なり市場」へ立ち寄ってお土産を買って帰りました。
温泉と温泉街の風情をゆったり味わいたいという方には、箱根は相性が良いかもしれません。ただ、それなりの刺激やイベントを求めた場合は、箱根ユネッサンなどを挟まないと退屈するかもしれません。特に今回のように天気が悪いと厳しいです。
また上記の通り、箱根での夕食はホテルや旅館で頂くのがベストのようです。理由は、飲食店の営業時間が午前10時〜19時(ラストオーダー18時)のお店が多く、そのへんで飯食えるだろうと軽く考えていると夕食難民になります。
ともあれ箱根ユネッサンは楽しかったです。なによりオムツが取れたくらいから大きくなるまで、子どもを連れて行って喜んでもらえる場所だと思います。家族旅行だけでなく、恋人とのデート旅行や、同級生・同期のグループ旅行にもよさそうですね。
お出かけデータ
営業時間など
ユネッサン(水着ゾーン) 9:00~19:00
森の湯(裸ゾーン) 11:00~20:00
※最終入場は営業終了1時間前
アクセス地図
住所:〒250-0407 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
TEL:0460-82-4126 FAX:0460-82-4135
最寄り駅:小田急線(ロマンスカー)箱根湯本駅より 箱根登山バス・伊豆箱根バスで小涌園まで約20分、JR小田原駅から箱根登山バス・伊豆箱根バスで
小涌園まで約40分
駐車場:1日1200円
公式サイト
https://www.yunessun.com/
箱根小涌園B&Bパンシオン箱根
以上、最後までご覧下さりありがとうございました!ほかにもお出かけ記事がたくさんありますので、ごゆっくり!