結婚式が挙げられないなら、写真だけの結婚式「フォトウェディング」はどうですか?体験レポート!

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新型コロナウイルスの影響で、結婚式を挙げられない方が増えています。結婚式場によっては、二人だけの結婚式の様子をZOOMなどで配信してリモート結婚式を行えるところもありますが、費用は高額です。そこで再注目されているのが「フォトウェディング」です。

特に事情があったわけではありませんが、うちでは入籍と新婚旅行だけをして結婚式を挙げていませんでした。いずれ一度くらいは嫁にウェディングドレスを着せたいなあと思っていたので、結婚10周年の記念日にウェディング写真だけでも撮ることにしました。

どうも、ぶんちょう(@onion_za)です。うちと同じように結婚式を挙げていない、結婚式を挙げられないパパママにとって参考にして頂ければと思い、気になる費用やサービス内容をレポートいたします。

目次

結婚式が挙げられないなら、写真だけの結婚式「フォトウェディング」はどうですか?体験レポート!

フォトウェディングの内容と費用を比較して調べてみた

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なにせフォトウェディングは初めてのことですからいろいろと調べました。生まれて初めてゼクシィ買ってみたりもしました。そうするとだんだん分かってきました。

ただ単にウェディング写真が欲しいだけならば、ウェディングドレスを着て写真スタジオで撮影するパターンが費用面では最もお得と感じました。最近では貸衣装の充実した写真スタジオがありますから、ドレスやタキシードも選べるのでしょう。でも、それだけでは結婚式気分を味わうことができないので、どうにも面白くありません。

そこで、本物の教会チャペルや神社などで、まるで結婚式を挙げているような写真を撮ってくれるサービス「写真だけの結婚式」とか「フォトウェディング」を知りました。

ということで、東京都内のフォトウェディング業者を数社に絞り込んだところで、だいたい価格の構成が分かってきました。

ありがちなのが、基本料金は安いが写真代が高いパターンです。

例えば、「●ウエディングドレス ●タキシード ●着付ヘアセット ●写真1ポーズ」といったものが含まれた基本パックは格安なのだけど、追加の写真代が高額だったり、写真データをもらうには高額な費用がかかるケースです。写真データ50枚までは無料で、それ以上は別料金などもありました。「格安フォトウェディング」などのキーワードで検索すると出てくるのがだいたいこんな感じでした。

そのため、きちんと業者を選ばないと、最初は「へえ、たった3万円でフォトウェディングができちゃうんだ」などと思っていると、やれアクセサリー小物代は別だとか、撮影枚数追加でいくらだとかなんだかんだで合わせると20~30万円かかる模様です。気分が乗ってくると断りづらい人間の心理を突いて、どんどん追加料金を承諾せざるを得ない状況にされてしまうんです。

こんなんならプチ結婚式&披露宴をして、ご祝儀もらった方がコスト的には安くなってしまうなあと悩みました。

そんななか、チャペルでの撮影&基本パックで、100,000円という非常にリーズナブルなサービスを見つけました。フォトウェディング「スマクリ」です。

こんな安くて大丈夫なのかと思いましたが、「スマクリ」を運営している「エスクリ」は自社でチャペルや結婚式場を多数運営している東証一部上場企業。これなら大外れするリスクは少ないだろうと言うことでさっそく問い合わせをしてみました。

写真撮影をしてもらいたいのは結婚記念日である8月6日でした。すでに7月になっていたため、まずは空きのチャペルがあるかが心配です。問い合わせ時に聞いてみたところ「池袋のチャペルが現状空いているが、相談会に来てもらって申し込みをしてくれないととチャペルを押さえることはできない」とのこと。直近で相談会を行うこととなりました。

フォトウェディング(写真だけの結婚式)を挙げるための流れ

最後まで読む時間が無い方のために、先に流れをざっくりご説明します。我が家が体験したエスクリでは以下のようなステップでした。

1.フォトウェディング業者へ問い合わせて、相談会(説明会)の日程を調整する。
2.業者店舗まで行って相談会(説明会)に参加する。
3.相談会で、希望日程と実施内容を確認して概算見積もりをもらい、その一部を手付金として支払う。
4.日程の連絡をもらったら了承の返信をする。
5.衣装合わせのために業者店舗へ行く。必要に応じてオプションを付ける。最終見積もりをもらう。
6.本番の3日前までに費用残額の振込をする。
7.本番。プロに化粧やスタイリングをしてもらい衣装を着て撮影してもらう。
8.後日写真データを送ってもらう。希望に応じて別途アルバムを送ってもらう。

まあ、これだけやってもらってコミコミ10万円そこそこで対応して頂けてありがたかったです。

では、続きをどうぞ。

フォトウェディング相談会の当日

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相談会はsmacrit虎ノ門サロンへ出向いて行いました。当日対応して下さったディレクターの方は、ウェディング専任コンサルタントではなくカメラマンでした。この御時世、カメラマンはそこまでしなきゃいけないのか。。という衝撃を受けつつも話を進めていきます。

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なにしろ本当に100,000円ですむのか心配でしたが、詳しいメニューを出していただいて説明を受けたところ、どうやら本当のようです。

こちらからの特別なリクエストは、撮影日を結婚記念日である8月6日にして欲しいということと、チャペルでの撮影であることだけで、あとはプラン内で全て収まりそうでしたのでその場で契約書にサインをしました。

ちなみに8月6日は六曜でいう仏滅の日でした。仏滅割引はないんすかwと冗談で聞いたところ「ございません」とのことでした。そりゃそうだわな。

当日撮影した写真データは全てもらえるということなので、別途写真屋さんでデータを焼いて、市販のかっこいいアルバムに入れればウェディングアルバムも自作できそうです。

by カエレバ

 

記念品として、一つだけスマクリでアルバムを作ってもらうことにしました。これが2万円。この場合、写真のセレクトはスマクリにおまかせとなります。大きな結婚式場では写真を選べますが、これだと工数と時間がかかるため高額になりますが、おまかせなのでこの価格で済むんですね。

最終的に費用も10万円+オプションのアルバム代金2万円で計12万円と消費税ですみました。前金の3万円をクレジットカードでお支払いして、後日送られてくる請求書に沿って残金を振り込むこととしました。

この日は相当混み合っていたようで、ディレクターにかなり待たされて少々カチンときてましたが、その他は特に問題なく終えることができました。

フォトウェディング用のウェディングドレスとタキシードの衣装合わせ

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後日、再びsmacrit虎ノ門サロンへ行って、衣装合わせを行います。事前に服のサイズなどを聞かれて伝えていたので非常にスムーズでした。

従来の結婚式を挙げる方と同様に衣装部屋へ通されて、ウェディングドレスを選ばせてもらいました。

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とりあえず2種類のウェディングドレスを選んで試着させてもらいます。レンタルアクセサリー小物も大小用意されていました。こういうのって標準料金内のアクセサリーはへぼくて、追加料金のアクセサリーがすごく立派だったりして、ついつい費用がかさんだりしますが、エスクリの場合は標準料金内のものも十分なものばかりでそんなことはありませんでした。

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試着とはいえ、初めて見る嫁のウェディングドレス姿。「とっても綺麗だよマイハニー」なんて言葉をかけられればよかったのですが、普段と違う姿に私も娘も思わず爆笑してしまいました。

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嫁のウェディングドレスが決まったところで、私のタキシードのサイズ合わせとなります。男性用のタキシードのデザインは特に選べないとのことでしたが特に問題ありません。

試着完了した私。顔がこわばってます。

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試着にお付き合いいただいたスタイリストさん、ありがとうございました。

フォトウェディング当日

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8月6日午前10時、池袋東口を降りてヤマダ電気本店の裏あたりにある新しいビルWACCA内にアルマリエン東京というチャペルはありました。わざわざ1階玄関にカメラマンさんとスタイリストさんがお出迎えしてくれてました。

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ご挨拶と今日の段取りの紹介をいただいたところで、さっそくお化粧とヘアメイクが開始です。1時間ほどでできあがったところでドレスを着ていきます。

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私もタキシードに着替えるのですが、今回のフォトウェディングのプランでは控え室が一つしか与えられていませんので、同じ部屋で着替えることとなりました。このへんはコストカットの影響が出ていますが、気にならない人にとってはどうということはありません。

もうすぐ9歳になる娘にも今回は映ってもらいます。娘のスタイリングは当然見積もりに入っていなかったのですが、時間が余ったからと、スタイリストさんの特別なご厚意で娘の髪を編んでくれました。ありがとう!

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12時頃、撮影を開始することに。まずは嫁の写真からスタート。スタイリストさんも一緒にいてくれて、いろいろ手伝ってくれました。てか、参列者のいないチャペルって、すごく素敵じゃないですか?

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なんだい意外とかっこいいじゃないか。

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結婚式風の写真を撮るということで、指輪交換のシーンを撮影してもらいました。というのも実は入籍後に結婚式を挙げなかったため結婚指輪の交換もしてませんでしたから、せっかく買った結婚指輪も10年ほど眠っていたんです。ちなみにこの写真はカメラマンによるものではなく、スタイリストさんが特別なご厚意で私のカメラも使って撮影してくれました。

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お次は、娘をはさんでスリーショット。放っておいてパシャパシャ撮るのでは無く、カメラマンさんがちゃんとポージングなどの指示をだしてくれました。

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小道具を使ってイメージショット。

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お恥ずかしいキスショット。やだー。

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ふたたび娘をはさんでいちゃつく親子ショット。我ながら、オッサンきもい。

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撮影自体は12時から始めて2時間弱で終了しました。緊張していましたが、カメラマンさんとスタイリストさんがリラックスさせてくれたので楽しく過ごすことができました。

 

まとめ

スマクリのフォトウェディングは、不意な追加料金はかからず本当に10万円で撮影してもらうことができました。きっと他にも良心的なフォトウェディング業者は存在すると思いますので、基本料金とオプション料金を加味して選んでいただければと思います。

ローコストですから、本当の結婚式のようにいろいろとオプションをつけてカスタマイズすることはできなかったり、控え室が一つしかなかったりとか簡素化した部分はありましたが、スタッフの方が皆さん親切で大変助かりました。

結婚式を挙げられていないご夫婦にとって、何かの記念日にフォトウェディングという選択も楽しいと思いますので、ご参考にしていただければ幸いです。

 

データ

公式サイト

https://wedding.smacrit.jp/

https://wedding.smacrit.jp/plan/chapel_yoso.html

 

以上、ブログ「オニオン座」がお届けしました。最後までご覧下さり誠にありがとうございます。

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