原付二種スクーターで東京から伊勢神宮まで行った一人旅の旅行記を記事にしました。東京から三重県の伊勢神宮までは300Km以上ありますが、高速道路が使えないため非常に大変でありつつも、楽しいソロツーリングとなりました。
水曜どうでしょうファンの方は、高層道路を使わず一般道でのらりくらりバイク旅をすることに憧れている人もいるのではないでしょうか。私もその一人でして、長期休暇が取れたときにバイクを買い、その翌日には三重県へ旅立ちました。
こんにちは、ぶんちょう(@onion_za)です。大人だって一人旅したいですよね。
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【画像大量】原付バイクで東京から伊勢神宮まで一人旅をしてみた時のまとめ
このブログ「オニオン座」の節目となった記事があります。数年前に書いた記事ですが、ずっと一定のアクセス数を維持していることからより読みやすいようにまとめました。元となった記事は以下の4本です。




なぜ、原付バイクで伊勢神宮に行くことにしたのか
40歳間近で中型バイク免許を取得し、維持費の安さから125CCスクーター(原付二種)を購入しました。たまたま時間もありました。せっかくだからバイク旅がしたい。それもツーリングではなく、気楽な一人旅です。
どこへ行くのかといえば伊勢神宮です。理由は、東京からそこそこ遠くて、昔から行きたかったところを考えた末でした。ちょうど式年遷宮とやらで盛り上がってましたし、天皇家の歴史に少しふれてみたいと思ったからです。。
東京から伊勢神宮までは約300Km。だから巡行時速30Kmで走れば10時間で着くというドンブリ計算で一念発起したこの一人旅。原付二種バイクでは高速道路や自動車専用道路が使えないため、下道をのらりくらり走らなければならないことは頭ではわかっていたものの、ここまでハードとは思っていませんでした。
バイク一人旅に最低限必要なグッズをまとめてみた
本編に行く前に、実際に往復600Km以上の原付バイクソロツーリングをやってみて、持って行って良かったもの、持って行けばよかったと公開したものをまとめてみました。
地図代わりのカーナビアプリを使うためのスマートフォン
今回の道のりはだいたい国道1号線を下れば行けるのですが、特に下道しか走れない原付バイクでは現在地を確認しながらの走行が必要となります。ホテル探しにも欠かせません。山道の多い過疎地域を走る場合は、やはりドコモ回線が安定しています。
スマートフォン用のモバイルバッテリー
地図アプリを起動しながらGPSを使いっぱなしにすると、スマートフォンのバッテリーがもりもり減っていきます。これは本当に必須。モバイルバッテリーのなかでも「10,000mAh以上であること」「出力が2A以上であること」「できれば2ポート同時に使えること」以上3点をクリアしているものが推奨です。
また、iPadなどのダブレットや、最新の高スペックスマホ・iPhoneをお使いの方は、超高速に充電可能なPD(パワーデリバリー)対応のモバイルバッテリーがあると超便利です。PD充電対応のノートパソコン(MacBook Airなど)も充電可能です。
デジタルカメラ
私は一人カラオケや一人焼き肉もウエルカムな体質なので、一人旅を寂しいと思ったことはないのですが、体験を共有する人のいない一人旅にはデジカメがパートナーとなります。スマホのカメラでもいいのですが、構造上どうしても広角しか撮れませんし、画質もたかが知れています。ズームレンズのついたデジタルカメラが便利です。
本当はフルサイズデジタル一眼レフカメラが最高なのですが、大きくて重くて値段が高いので、エンジョイ勢の皆さんはデジタルミラーレスカメラがベストチョイスだと思います。デジタルミラーレスカメラを買うなら、個人的にはSONYかCANONの二択だと思います。
着替えと衣類圧縮袋
行き当たりばったりで宿泊地を決めることから、洗濯ができないと想定したため、数日分の着替えが必要でした。限られたラゲッジスペースを有効活用するために、着替え類は洋服用の圧縮袋を使いました。
衣類用の圧縮袋は100円ショップでも売っていますが、数枚買うならネットで買った方がお得な場合があります。
手袋
長距離の運転では必須です。都内と違って地方に行けば行くほど道路が荒れていますので、ワダチにハンドルを取られることもしばしばありました。なんでもいいので手袋をしてグリップ力をつけておいたほうが安全です。ちなみにバイク用は高いので作業用の軍手手袋で十分です。これなら200円しません。
でもどうせなら、スマホカーナビを使いながらドライブできるよう、スマホ対応の手袋の方がオススメです。
レインコート
当然のことながらバイクには屋根がありませんのでこれも必須。これも100円ショップでも売っていますが耐久性がなくて密閉性も低く、そのくせに蒸れます。一着あればしばらく使えますので、裏地がメッシュになったまともなレインコートをホームセンターやネットで買うことをお薦めします。
レインコートを買う場合は、上着を着ていてもその上から着られるよう、一つ二つ大きめサイズを買うといいと思います。
日焼け止め
季節を問わず紫外線が強いと半日で肌がヒリヒリしてしまいます。実際に初日の日焼けが2日目3日目に痛くなってしまいました。日差しが強く見えなくても紫外線が強い場合がありますので、あらかじめ塗っておいたほうがよさそうです。サンオイルでなくとも乳液などの基礎化粧品でUVカット商品が色々あります。
現金と保険証
地方へのソロツーリングでは、電子マネーやクレジットカードの使えないお店がまだまだあります。またATMも都会ほどありません。実際に伊勢神宮のおかげ横町にあるお土産屋さんは現金オンリーでした。
またケガをした際、保険証がないと一旦全額を払って後日精算という面倒くさいことになります。なので、現金と保険証は必ず携帯するようにします。ただし紛失すると大変なので、貴重品ポーチとしてウエストバックを付けていくと安心です。
バイク一人旅にあれば尚良いグッズ
スマホカーナビが使えるバイク用スマホスタンド
道端にバイクを置きつつ、スマホの地図アプリで現在地を確認しつつ、というのはなかなか大変な時もあります。一時停止できる路肩のない山道では特にそう感じました。とはいえ、バイク用カーナビを買うまでもないという方が多いと思います。そこでバイクのミラーなどに固定できるスマホスタンドを付けて、カーナビアプリを使うのが便利です。スパナ(付属)があれば誰でも取り付け可能です。
真空ステンレス水筒
地方でのソロツーリングでは、コンビニや自動販売機のない場所がざらにありますので、水筒が必須です。
今回は特にそうだったのですが、旅行先で名水や湧き水がありました。水筒があれば持って帰ることができたのですが。また寒い季節には暖かいお茶やコーヒーを入れておくと捗ります。
タブレット用モバイルBluetoothキーボード
なくてもいいけどあったほうが便利、ということでここに書いておきます。待ち時間や寝る前のひとときに結構退屈してしまうことがあります。そんな時にブログを書いたり、旅行の思い出をメモにとったりするのにBluetoothキーボードがあると便利です。
タブレットでなくとも、AndroidスマホやiPhoneでも使うことができます。
原付バイクで東京から伊勢神宮まで一人旅をしてみた「一日目」
午前中に都心からスタート。甲州街道を八王子方面へ走り、八王子から相模原の方まで抜けました。このときの国道16号八王子バイパスの車道は快適でした。まるで自動車専用道路のようでした。
あれ?原付二種って自動車専用道路を走ることができるんだっけ?
すっかり勘違いをしたまま、ついうっかり厚木小田原有料道路に乗ってしまい、大磯で降ろされてしまうというトラブルに見舞われます。本来なら2点減点&罰金5000円ですが厳重注意で済みました。
箱根湯本のあたりで道を間違えて山道に迷い込むものの、なんとか国道1号戦へ復帰して小田原城の近くを通過。3時間くらい走ったところでトリップメーターはちょうど100Km。給油をしますが残りはまだまだあります。
そのまま国道1号戦を芦ノ湖から三島方面へ抜けて静岡に入ります。もう17時過ぎでした。この一人旅で初めての食事は、道の駅「宇津ノ谷峠」で普通な親子丼。
団体旅行だと「せっかくだから静岡名物食べなきゃ」などと言い出す人もいるはずですが、一人旅なので好きなものが食べられるのが非常に気が楽です。
この時点、出発から7時間が経過していましたがまだ207Kmしか走っていません。愛知県までは行きたいけどあと163kmあります。山道が少なくなるとはいえ、あと4時間位はかかりそう。
出発から約10時間、すっかり暗くなった20時過ぎに豊橋駅前に到着しました。ほぼ走りっぱなしで320kmを走破しました。ああ早くビール飲んで寝たい。
ここからが一人旅の醍醐味、ホテル選びです。ホテル予約?そんなもんしてません。どこまで走れるかわからなかったので。
今は便利なもので、どんな小さくてもビジネスホテルならネット上に何かしらの情報が載っています。ぐるぐる街の様子を見ながら愛用のiPadminiでホテル探しです。こんなときは旅行サイトだけを見ても無駄です。GoogleMapで近隣ホテルをピックアップしてからホテルを個別に調べていきます。
結局、豊橋駅近くのアーケード街にもほど近い「シティーホテル茅野家」に決定。
少しややこしいフロントのおっさんとの交渉の末、素泊まり4300円(バイク駐車場付き)となりました。外見も部屋もレトロですが、必要十分な清潔感はあって問題なし。
晩御飯は、アーケード街にあったアトランティカというブリティッシュバーに決定。ハイネケンの生ビールとソルティドッグが本当に美味しかった。
ゆっくり飲みながら今日撮影したデジカメ写真をパラパラ見て、これをもとにどんなブログが書けるのかなあなんて一人の時間を楽しみました。
ほろ酔いになった頃、店員さんに話しかけられました。
「どちらからいらしたんですか?」と。なぜ旅行者だと見破られたのか今になってもわかりませんが、「東京からバイクで来たんです」「明日は伊勢湾フェリーに乗って、伊勢神宮に行くんです」なんて他愛もない話をしました。
すると途中にある伊良湖岬の大アサリが美味しいとの情報を得ることができました。これは行かなくては。好きにイベントを追加できるのも一人旅の醍醐味です。
原付バイクで東京から伊勢神宮まで一人旅をしてみた「二日目」
夜遊びをすることもなく、たっぷり休むことができました。今日の目的地は伊勢神宮です。バイクのトリップメーターは322Kmを指しています。
豊橋から伊勢方面へは、愛知県の先端にある伊良湖岬から伊勢湾フェリーに乗って、鳥羽から三重県を北上します。こうすれば愛知県中心部を通らなくてもすみます。
豊橋から先、原付バイグが走ることのできないバイパス道路が多くて結構タイムロスをします。迷いながらも伊良湖岬に到着。海岸沿いにあったお店に入ってみます。
これが伊良湖岬の大アサリです。異常な大きさ。
私ぶんちょうは、魚介類アレルギーでありながら新鮮なものなら多少は食べれるという贅沢体質なんですが、ここのは問題なく食べれました。つまりは伊良湖岬の大アサリは超新鮮だったってこと。
でも調子に乗って一人旅に支障が出るといけないので3個中2個を完食。残してゴメンナサイあさりさん。
昼前に三重県鳥羽行きの伊勢湾フェリーのチケットを購入。大人一人とバイク1台で片道3000円。小一時間の船旅です。
鳥羽でフェリーを降りると、すぐ隣に鳥羽水族館がありました。水族館好きとしてはスルーできないけど、時間があまりありません。ノープラン旅行だからこそ発生イベントはこなさなければならないという、不明な使命感に駆られて鳥羽水族館へ入館しました。
よくある水族館とフロア構成が異なり少し戸惑いましたが、主要エリアを一通り駆け足で見て回りました。前に話題となったダイオウグソクムシもいました。足が56本あるタコにはびっくり。
鳥羽水族館をあとにして1時間程度バイクを走らせたら、ようやく目的地の一つ、伊勢神宮の外宮に到着です。15時頃でした。
外宮は内宮(天照大神)の食を司る「豊受大御神(とようけおおみかみ)」=日本の衣食住や産業の神様を祀っています。
神楽殿を過ぎて進んで行くと、石の周りが囲われており、縄が張られた場所があります。パワースポットの「三ツ石」というそうで、手をかざすと温かい感じを受ける人が多いそうです。若干は霊感がある(と言われている)私にはわかりませんでしたが。
ご正宮でお賽銭を入れてお祈りします。
ご正宮の隣には遷宮予定の新しい社殿が見えます。
ちなみに他の神社でもありがちですが、社殿は間近からの写真撮影が禁止されています。少し離れたところから撮影しますので大きく撮りたい方はズームレンズをお持ちになってみてください。
外宮の出口のあたりで「せんぐう館」という記念館?博物館?がありましたので入ってみました。
入場料は300円と良心的。伊勢神宮の歴史を綴られた展示内容も非常に良くできているのですが、なんと撮影禁止。意味わからん。
ちょうど「世界ふしぎ発見」の撮影で春香クリスティーンって外国人の女性が取材をしていました。
さすがに伊勢に来たら地元名物のひとつも食べなくては、と外宮の参道にある「若松屋」で「飛龍頭(ひりょうず)」を立ち食いしました。ひりょうずは色んな具材の入った「がんもどき」みたいなものでした。ボリュームもあるし旨い。日本酒が合いそう。呑みてー。
急いで内宮へ向かいます。軽く道を間違えながらも16時過ぎになんとか内宮の伊勢市営宇治第1駐車場へ到着。バイクは無料で利用できます。トリップメーターは405km。
人で混雑した参道を歩きます。
銀行や郵便局、ファミリーマートも瓦屋根です。すげえ。
あんころ餅で有名な赤福。ここに本店があるとは知りませんでした。
赤福本店の前には「おかげ横町」というよさげな店が並んでます。帰りに寄ろうっと。
伊勢神宮(皇大神宮)内宮の大鳥居が見えました。なんだか異様にスゴい存在感です。大鳥居でおじぎをして進みます。
で、ご正宮に近づくにつれ不思議と鳥肌が止まらなくなってきます。マジふしぎな感覚です。腹の底があつくなるような、感動に包まれたような未体験の感覚です。これを神々しいというのでしょうか。半泣きの状態で本堂に向かいます。
本宮は石段の上にあり、構造的にも全く見えないのですが、ここでも二礼二拍手一礼で家内安全をお祈りしました。
式年遷宮のご寄付をさせてもらったり、他にもちょっといい出来事があったり、ほくほく顔で参道へ戻ります。腹減った。
さあて腹もへったし実家にお土産物を送ろうかと参道のお店をみると、完全にシャッター街状態ですありがとうございます。
伊勢神宮内宮の参道は、17時過ぎには閉店してしまうらしい。
この時のために名物料理を控えてきたに、食べたかった赤福かき氷や伊勢うどん、買いたかったお土産。。。近くで一泊して、また明日来ることにしました。
図らずも、伊勢神宮になるべく近いホテルで一泊することになった私。またまたホテル探しです。繁華街ではないため昨晩の豊橋駅とは違って駅前のホテルをしらみ潰しにするようなことはできません。かといって旅行サイトには高級ホテルばかりが表示されていて、予算的にも厳しい。道中にホテルがなかったか記憶を辿ります。
結局、伊勢インター近くの「ビジネスホテル羽根伊勢インター」に決定。素泊まりで5670円。10分くらいで到着しました。
夕食は少し豪華にしたいなあとホテルの迎えにあるウナギ&ステーキ屋さんへ行ってみました。華麗に閉店してました(白目)。
あきらめず近所の飲み屋さんがないか探しました。ビールが目当てなのでホテルから歩ける範囲であることが条件です。街灯のない暗闇を南西方面に歩き続け「焼き鳥ハウス泉竹林」に到着。
松坂牛もなかったけど、ビールと冷やしトマトで幸せでした。
原付バイクで東京から伊勢神宮まで一人旅をしてみた「三日目」
東京からバイクで伊勢神宮へ一人旅して三日目です。伊勢のビジネスホテルで9時に起床。昨日行けなかった内宮の参道へ直行します。天気は快晴。
伊勢神宮の内宮に午前10時前には到着しましたが既に混雑しています。とりあえず赤福本店の座敷で赤福を食べました。ほうじ茶もついて280円。安くて美味しかった。
次に、おかげ横町へ行きました。入り口付近にある「ふくすけ」で伊勢うどんを食します。うますぎたのでお土産に決定。
ほかにも食べ歩きしたり、試食品をいただいたりして満喫しました。
仕上げに、また赤福本店に戻って、赤福氷をいただきました。
伊勢神宮でお参りをしてお土産を買うというトップミッションをクリアした私は、ぼちぼち帰路につくことにしました。バイク一人旅三日目のお昼過ぎでした。トリップメーターは413km。
帰りがてら比較的近くにある「天の岩戸(恵利原の水穴)」へ立ち寄ることにしました。
天岩戸といえば日本神話にも出てくる、天照大神とも関連があるところ。湧き水を飲んだり自然と戯れてみました。
天岩戸の駐車場に戻って時間は14時近くです。もういいかげん帰らなきゃ。鳥羽の伊勢湾フェリー乗り場へ急ぎます。
15時20分のフェリーに乗って、愛知県伊良湖に到着です。時間は16時半、トリップメーターは446km。さあここからまた走破してどこまで行けることやら。私が乗っているのは原付二種バイクなので高速道路や有料道路が使えません。ひたすら国道1号線を目指してぶーんと走ります。
17時半頃、トリップメーターは506km。給油したあたりで浜名湖の夕日をパシャり。なんというサンセット。ホテルが取れなくなるであろう20時位までにどこまで行けるか。。
20時頃、静岡駅に来てみました。真っ暗なんだぜ?
トリップメーターはちょうど600km。大都市なだけに宿泊客も多いのか知りませんが、なかなかホテルの空きが見つかりません。手が滑ってiPadminiを落下し、ガラス面を割ってしまいました。入っててよかったAppleCare。

結局、静岡駅南口にある静岡第一ホテルのツインルームを一人で使うってことで7000円で決着。南口はオフィス街のようでお店どころかコンビニもないため、北口まで歩いて夜ご飯のお店を探しました。
初日のようなナイスな飲み屋さんに行きたかったのですが力尽きてどうでもよくなり、花の舞みたいなチェーン店に入りました。今晩もビールと冷やしトマトがうまい。
原付バイクで東京から伊勢神宮まで一人旅をしてみた「四日目」最終日
チェックアウト時間を過ぎた10時半に起床、まったり帰路の準備をします。もう一つイベントはないか。ちょうど今いるのは静岡県。富士宮焼きそばが食べてみたい。
調べてみると浅間大社の参道の「富士宮焼きそば学会」アンテナショップで食べられるそうです。
国道一号から富士宮市街へ向かい、浅間大社の大鳥居が見えた頃、天気の雲行きが怪しくなってきました。やばいかな。。
まず焼きそばだけではもったいないので浅間大社へお参りに行きます。浅間大社へ到着したのは12時半頃。トリップメーターは649km。
浅間大社の敷地内に湧玉池(わくたまいけ)という富士山の湧水があり、200円以上のお賽銭をするとペットボトルがもらえるので持ち帰ることにしました。
雨が降ってきたので、すぐ近くの「お宮横丁」の飲食店街というか屋台村に来ました。「富士宮焼きそば学会」アンテナショップがあるところです。ここは屋根があるからありがたい。
見た目は普通です。食べてみますと、これがうまい。麺が焼きそばのそれではなく、ラーメンの麺のようにツルツルしてて堅さでコシがあり、非常にさっぱりしています。
まぢうまし。と余韻にひたっているとバケツを引っくり返したような大雨。やみそうにないので濡れて帰る決意をします。給油に入ってトリップメーターは675km。
繰り返しになりますが、私のバイクは排気量が小さいため高速道路を走ることはできません。一般道を走り抜くしかありません。この雨の中、箱根の峠を越えなければなりません。
山場を越えたところで、温泉施設「ユネッサン」の近くのコンビニで一休み。
箱根湯本から五反田方面までひたすら国道1号線を走りますが、雨は降ったりやんだりでした。どうやら南風に乗った雨雲とツーリングしたみたいです。ついてくんな。当然余裕はなく写真も撮ってません。やっとのことで20時過ぎ、家の近くまで来れました。
そして、ようやく家に到着しました。無事、無事故無違反で帰ることが出来ました。トリップメーターは816km。我が愛車のLEAD125ちゃん、本当にお疲れさまでした。
総括まとめ
今回、4本の記事をまとめながら色々と当時のことを思い出しました。まとまった休みができたら、また一人旅してみたいなあって。下道で伊勢神宮まで行けたのだから、今度は中型バイクをレンタルして出雲大社に行きたいなあと。
2016年5月にはG7伊勢志摩サミットがありますが、なにより伊勢神宮のパワフルなことこの上ありませんでした。ご覧の皆さんには一度は行っていただきたい場所です。



