先日、夏休みをいただいて北海道の小樽へ旅行しました。基本的にはスイーツ食べまくりツアーだったわけですが、小学生の娘にも北海道旅行の思い出とお土産をあげたいと思い、手作りオルゴールを体験してきましたのでレポートします。
こんにちは、ぶんちょうです。手作りオルゴールの体験料金はたったの108円と激安でした。もちろんオルゴール本体と小物は別途購入するのですが、これが意外と楽しかったんです。
北海道の小樽オルゴール堂「遊工房」でオリジナルオルゴールの手作り体験をしてきました
なぜか観光地では、ステンドグラスやオルゴールの博物館とか手作り体験がありがちなんですが、北海道小樽でも例外ではありませんでした。ただ小樽は漁業用の浮き玉としてガラス玉を作るところから派生したガラス工芸が昔から盛んなので、ガラス細工を使ったオルゴールを作ろう、というのは説得力があります。ガラスの風鈴などもたくさんあって、音とガラスの親和性が高い街とも言えます。
小樽の目抜き通りである堺町通りに数多くある「小樽オルゴール堂」のひとつで「手作り体験 遊工房」というお店があります。ここではオルゴール本体と小物を自由に組み合わせてオリジナルオルゴールを作れるサービスを行っています。
繰り返しになっちゃいますが、必要な料金は実費プラス108円だけです。
実際に、小樽オルゴール堂「遊工房」でうちの娘と嫁がオリジナルオルゴール作りを体験してみることにしました。
1.オルゴール本体を選ぶ
まず最初はオルゴール本体を選びます。収録曲だけでも100種類以上あるのでいきなり迷ってしまいますが、さらにオルゴールのタイプが様々です。
無類のaiko好きの私としては、aikoの曲が収録されたオルゴールがあったらやってみようと息巻いていたのですが、ひとつもなかったのでふてくされてしましました。
まず目に入ったのはスタンダードなクリアケースタイプのオルゴール。オーソドックスなねじを回して曲が聴けるやつです。
手回しタイプのオルゴール。ハンドルを回し続けることで曲が聴けます。
木の箱に入ったタイプのオルゴール。箱は小さいので周りに飾り付けができます。手前には木の切り株のようなタイプもあります。裏を見ると収録曲が書かれています。
台座型になっているタイプのオルゴール。上に板等を置くと台座であるネジがゆっくり回転します。
ヒモを引っ張るとねじが巻かれて曲が聴けるタイプのオルゴール。石原裕次郎の「おれの小樽」もありました。
どうでもいいんですが、小樽には中国人観光客も増えてきたので曲名が若干中国語が書かれています。
例えば、コブクロって中国語だとこうなるんですな。「可苦可榮」と書いて「コブクロ」。いったい誰が決めたのでしょうか。ほかのアーティスト名も気になります。
EXILEは、なんと「放浪兄弟」だとww。なぜか悔しいけど合っている気がするwww
ほかにも笑えるアーティスト名が続々とありました。みなさんももし行かれたら見てみてくださいね。
2.トッピングする小物を選ぶ
オルゴール本体が決まったら、小さな買い物かごを片手に店内にある小物を選んでいきます。小物の種類や値段も様々ですが大して高価なものはないようですので、娘には好きなように選ばせてあげました。駄菓子屋さんでお菓子を選ぶような楽しさがあります。
小樽はガラス細工も有名なため、すごくよく出来たガラス小物がたくさん。
販売管理システムを売ってた私としては、こんなバーコードもない小物を大量に売って在庫管理はどうしてるんだろうかと思った次第。販売管理や在庫管理だけでなく、きっと税金もどんぶりなのではないかと勝手な想像をしてしまいます。
ハローキティーのガラス細工なんかもありますが、ちゃんとサンリオにライセンス料払ってるんだろうか。
結局、30分ほどのんびり時間をかけて小物選びが終わりました。
3.オルゴール手作り体験に必要なガラス細工の代金を支払う
オルゴール本体とトッピングする小物が決まったらお会計です。オルゴール本体と小物の購入価格プラス108円を支払います。特に値札を気にせず買いまくっても一組3,000円くらいかな。お支払いには各種クレジットカードや電子マネーにも対応しています。
そうそう、電子マネーと言えば、東京で使っていたSuiCaが北海道のJRや札幌市営地下鉄でも使えるんですね。
4.手作りオルゴール組み立てスタート!
お会計が済んだら、ようやくオリジナルオルゴール製作のスタートです。店内のテーブルでオルゴールに小物をデコレーションしていきます。
製作といってもオルゴール本体のムーブメント(音源)は組み立て済みですから、特に難しいことはありません。要するにオルゴール本体にトッピングする小物を仮置きして、ボンドで接着して組み立てていきます。
画像が見づらくて申し訳ないですが、オリジナルオルゴールの作り方はこんな感じ。
組み立て終わったらお店の人に預けて、ボンドが乾燥する30分後に取りに行きます。引換券をもらいました。
どうしても急いでいる方やプレゼントにしたい方は宅配便のサービスも行っています。北海道からなので送料は安くないですな。
遊工房のすぐ近くにはドゥーブルフロマージュで有名なルタオ本店をはじめ、スイーツショップもたくさんありますから、時間つぶしには困らないと思います。
5.オリジナルオルゴールの出来上がり!
組み立て後30分以上経ったらお店にオルゴールを取りに行きます。こんなお洒落な箱に入れてくれました。
本邦初公開!うちの嫁が作ったオリジナルオルゴールはこれだ。シンプルイズベスト的な。
木の箱を開けるとこうなります。なんだか素敵なんだぜ?
そして小学3年生の娘が作ったのはこれだ。ネコさんはクマさんに何か言いたげな感じ。
ちなみに「小樽オルゴール堂」ではスタンプラリーをやっていました。待ち時間を使ってチャレンジしてみました。
若干ヘトヘトになりましたが全店制覇!プチアクセサリーをもらうことができました。
オマケ:小樽堺町通りをお散歩しました
スタンプラリーがてら、小樽オルゴール堂本店やルタオ本店があるメルヘン交差点から小樽運河までをお散歩してみました。この辺は小樽観光に来たら必ず来ないといけませんよ。
まず小樽オルゴール堂の店内。赤レンガのレトロな3階建て。所狭しとオルゴールや小物が展示されています。
aikoの曲が収録されたオルゴールがやはり一個もなかったので、オルゴールサウンドのCDを購入。なぜかリベンジ成功した清々しい気分に満たされました。
はいこれがルタオ本店です。チーズケーキやチョコが美味しいの。
ルタオは北海道以外に直営店舗がないのですが、道外からはデパートの北海道物産展か通販で買うしかないというクソ面倒くささを払拭するほどウマいのです。さらに、ここ本店の2階では冷凍していない「生ドゥーブルフロマージュ」を食べることができます。
ルタオ本店の正面には、「ルタオチーズケーキラボ」があって、自慢のケーキを使ったクレープなんかを食べさせてくれます。
ルタオチーズケーキラボ限定のケーキ入りクレープはここでしか食べれない希少さもあいまって、めちゃんこ美味しくて泣いた。
すぐ近くにはマルセイバターケーキで有名な六花亭もあります。
ルタオやオルゴール堂と同じく、堺町通りに点在している「北一硝子」もいい感じ。嫁はアクセサリーを買ってました。北一硝子では吹きガラスによるグラスを手作りすることができます。
ルタオ・ル・ショコラは、ルタオのチョコレート専門店です。試食もさせてもらえるのが嬉しいの。
端から端まで歩くとけっこうある小樽堺町通りですが、このへんを走っている「おたる散策バス」の時刻表を貼っておきますね。日中は30分に1本ペースで走ってます。
「おたる散策バス」のバス停とか運行経路図はこちらです。小樽駅前から循環バスのように走っています。
雪印パーラー小樽店では、アイスクリーム「スノーロイヤル」をいただきました。昭和天皇陛下のために作られ、「マツコの知らない世界」でも紹介された逸品。
食べてみるとクリーム感がスゴい。ひとつ770円と価格はお高めですが、卵を使わず乳脂肪分15.7%にしたというのも納得の味。
甘いものばかり食べたので白い生トウモロコシで口休め。果汁が弾けるトウモロコシは初めて食べた。うまし。てか、今回は自分の写真を一枚も撮っていないことに今気づいた。
ちなみに小樽堺町通りには、ちょいちょい喫煙所があるのがありがたいですが、驚くことにタバコがぜんぜん売られていません。
ついに観光案内所で聞いたところ、タバコの自動販売機は全くなく、運河の方へだいぶ行ったところにある「伊勢商店」で手売りされているのみ。しかも私が愛用しているラークマイルドは売ってませんでした。愛煙家の方はタバコのストックを持って行きましょう。
まとめ
今回の手作りオルゴールは、簡単に言っちゃうとオルゴール音源にガラス小物をくっつけただけなのですが、これがなかなかセンスも問われる面白い創作となりました。あとになってから私も作っておけば良かったと軽く後悔するほどです。
こういった形に残る思い出の品を簡単に楽しく作れるオリジナルオルゴール作りは、お刺身などの生ものが苦手な娘にとっていい北海道土産になりました。きっと大きくなってもオルゴールの音を聴きながら北海道旅行を思い出してくれるんじゃないかなと思います。
お出かけデータ
アクセス地図
〒047-0021 北海道小樽市入船1丁目1−5 小樽オルゴール堂 手作り体験 遊工房
営業時間など
営業時間 9:00~18:00
公式サイト

以上、ブログ「オニオン座」がお届けしました。最後までご覧下さり誠にありがとうございます。ほかにもお出かけ記事がたくさんありますので、どうぞごゆっくり!