ピークデザインのアンカーリンクスを使用したカメラストラップ「スライドライト」を買ってみたのでレビューするよ

今回レビューするのは、PeakDesign(ピークデザイン)のカメラストラップ「slide lite(スライドライト)」です。

ソニーのフルサイズミラーレスカメラα7cを買い、あらためてカメラアクセサリーを物色していて見つけました。簡単に言うと、時として邪魔になるカメラストラップを速攻で外せるというものでした。

実際に撮影現場で使ってみるとスゲえ便利。なんで今まで使わなかったんだろと軽く後悔するレベルでした。

目次

ピークデザインのアンカーリンクスを使用したカメラストラップ「スライドライト」を買ってみたのでレビューするよ

「アンカーリンクス互換」「ピークデザイン互換」という謎のカメラアクセサリー

アンカーリンクスに関係ないカバンや三脚も扱っているピークデザイン

アンカーリンクスに関係ないカバンや三脚も扱っているピークデザイン

人生初のフルサイズミラーレスカメラを買ってからというもの、「せっかく高いけどスゲえカメラを買ったんだから、できる限り使いこなしてやるぜ」とカメラの練習もおろそかに、交換レンズやアクセサリー、カメラ関連ガジェットを物色する日々が続きました。

ネットショップにて、紐が付いたボタン状のものが「カメラアクセサリー」カテゴリーにて、「アンカーリンクス互換」「ピークデザイン互換」として販売されているのを見て、「これは何だ?」と思って調べてみたのが始まりでした。

調べてみると、2011年設立のPeak Design(ピークデザイン)は、アメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコに本拠地を持つブランドで、日本総代理店はローライを含む多数の海外ブランドを扱う銀一株式会社らしい。銀一(ぎんいち)というと中華メーカーを想像しましたが、歴史ある日本のカメラ屋さんがルーツでした。

で、アンカーリンクスというのは同社独自のパーツであるらしいと。どういう仕組みで、どういうメリットがあるのかは商品レビューの中で解説いたします。

ピークデザインのアンカーリンクス使用カメラストラップ「slide lite(スライドライト)」商品レビュー

というわけで、我が家へ到着したピークデザインのアンカーリンクスを用いたカメラストラップ「slide lite(スライドライト)」がこちらです。

なんというか、パッケージからしてデザイン良すぎですな。これは期待大。

ピークデザインのシューティングストラップ「スライドライト」のパッケージ

ピークデザインのシューティングストラップ「スライドライト」のパッケージ

スライドライトのパッケージ内容はこんな感じ。訳の分からんパーツとプチ工具が入っていてわからん。

専用の収納袋やL型レンチも付属している

専用の収納袋やL型レンチも付属している

どうやらアンカーリンクスというのは、このヒモが付いている丸いボタン状のものことをいい、ボタン側をストラップなどにワンタッチ装着することができるアクセサリーが存在するというものらしい。いや、なんとなくそんな気がしたのだけど本当に大丈夫か?という思いで買ってみました。

アンカーリンクスのヒモは三重構造で90kg以上に耐えられるらしい

アンカーリンクスのヒモは三重構造で90kg以上に耐えられるらしい

アンカーリンクスをもう一度見てみます。こんな細いヒモで90Kg以上の負荷に耐えるのだそうだ。

オモテウラを気にせず使うことが出来る

オモテウラを気にせず使うことが出来る

なんだか今回のカメラストラップには直接関係なさそうな拡張パーツも付属しています。こいつをカメラの台座に固定するといいことがあるらしい。

この三脚の穴に付けるパーツは、ストラップホールがないカメラで使えるのか?

この三脚の穴に付けるパーツは、ストラップホールがないカメラで使えるのか?

とりあえずカメラストラップなので使えるようにしたいので、装着イメージをご紹介。ストラップの端にある丸いへこみの所にアンカーリンクスをはめ込むらしい。

どうでもいいけどpdのロゴって、上から見ても下から見ても同じに見えるのね

どうでもいいけどpdのロゴって、上から見ても下から見ても同じに見えるのね

こんな風になります。

上部からかぶせるように装着する

上部からかぶせるように装着する

実際にカメラへ装着してみます。先にアンカーリンクスをカメラに付けてみます。オモテウラは気にしないことにしました。

邪魔にならないギリギリの長さ

邪魔にならないギリギリの長さ

カメラの両サイドにアンカーリンクスを付けました。そういや仕事でご一緒になったプロカメラマンでこんなのぷらぷらしてた人がいたなあと今さら思い出してみます。

デザイン的にも邪魔にならないし、むしろプロっぽいと思うのは私だけだろうか

デザイン的にも邪魔にならないし、むしろプロっぽいと思うのは私だけだろうか

で、こうやって

しつこくてすまんが、何度もカチャカチャしたくなる

しつこくてすまんが、何度もカチャカチャしたくなる

こうなると。

まあそうなるだろうねという仕組み

まあそうなるだろうねという仕組み

両方装着してみるとこうなります。

仕組みはともかく、何の変哲も無い感じ

仕組みはともかく、何の変哲も無い感じ

お、ええやん。

いやー、やっぱα7cちゃんはかわいいね

いやー、やっぱα7cちゃんはかわいいね

そういや脱着部分ばかり気にしていて、ストラップ自体をよく見ていなかったなとあらためて。ベルトも伸縮用のパーツも質感がすごく良い。ベルトの太さも太すぎず細すぎず、超望遠レンズとかα9のようなゴツいものでなく、普通のカメラに標準ズームぐらいのならちょうど良さそう。

α7c付属のストラップ(上)とスライドライト(下)の太さはほぼ同じ

α7c付属のストラップ(上)とスライドライト(下)の太さはほぼ同じ

ベルトの裏面も滑り止めがしっかりついています。これが安っぽいヤツだと少し使用すると白くなりますが、実際にツメで擦ってもそうはなりません。耐久性も悪くなさそうです。

裏面にしっかりと滑り止めがついている

裏面にしっかりと滑り止めがついている

ということで、スライドライトを装着したα7cがこちら。黒いベルトに赤のワンポイントが異常にカッコイイぜ。

ブラックとシルバーとレッドの組み合わせがカッコイイぜ

ブラックとシルバーとレッドの組み合わせがカッコイイぜ

最後になりますがスライドライトの使い心地については、すこぶる良いです。特にパットがあるわけでもないですが、ベルトの剛性が程よいのか、重めのカメラ構成にしても肩が痛くなるようなことはありません。

そしてこのスライドライトの名前にもある「スライド」とあるように、ワンタッチでストラップの長さを調整することができます。普段は携帯しやすいように短めにしておいて、いざ撮影チャンスが来たら適度に長くしてパシャリとすることが可能ないわゆるシューティングストラップです。シャッターチャンスを逃さないためにはこうしたガジェットがありがたいです。

この留め具をカチャッと動かし、ベルトをシュルっとやるとストラップの長さが自由に変えられる

この留め具をカチャッと動かし、ベルトをシュルっとやるとストラップの長さが自由に変えられる

さらに繰り返しになりますが、アンカーリンクスをパチッとすることでストラップを即座に外すことが出来ます。三脚に据え置きするときなど邪魔になるカメラストラップを外しておいて、いざ移動するときに装着することが可能です。これもエグいほど便利。

まとめ

実際に使ってみると、スライドライトの有能さは分かる

実際に使ってみると、スライドライトの有能さは分かる

今回の記事では、ピークデザインのカメラストラップ「スライドライト」をご紹介しました。カメラ歴は小学生から数えて足かけ40年近くとなりますが、探してみると面白いガジェットがあるものです。

スピーディーに長さを変えられるシューティングストラップとして普通に有能なのに、デザインや質感も良く、即座にストラップを脱着することもでき、かつ、そんなに高くもないという神がかったガジェットでした。

ピークデザインのアンカーリンクスを使用したガジェットは他にもたくさんあって、シチュエーションによって手持ち用のハンディストラップに付け替えたりすることもできます。

って、これってカメラ以外にも使えそうですね。あまり重くないけどかさばる三脚とか、カメラ関係以外でもイケそうです。

最後に、あやしいアンカーリンクス互換品もネットでは売られていますが、ヒモが切れたら終わりなので強度のしっかりしたピークデザイン純正品をお求めになることをオススメしたいです。

以上、ブログ オニオン座が「ピークデザインのアンカーリンクスを使用したカメラストラップ「スライドライト」を買ってみたのでレビューするよ」をお届けしました。最後までご覧下さり誠にありがとうございました。

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