アラフォーのおっさんが一回も落第せず中型バイク免許を取得するまでのストーリー

バイク

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原付バイクがイヤになったので、バイクの中型免許をとることにしました。正確には普通自動二輪車の免許です。結論から言えば、40歳目前のおっさんにしてストレート合格できたわけですが、なぜうまくいったか、バイクの中型免許取得の費用、期間、検定や見極めのコツなどをお話したいと思います。

どうもこんにちは、ぶんちょうです。

  1. アラフォーのおっさんが一回も落第せず中型バイク免許を取得するまでのストーリー
    1. バイクの中型免許を取る理由
    2. 中型バイク免許の取得方法
      1. ①免許センターの技能試験で合格を狙う
      2. ②公認教習所で卒業検定に合格する
      3. ③非公認教習所で練習して、免許センターで実技試験に合格する
    3. 一発試験か教習所へ通うかどちらが簡単?
    4. バイク中型免許(普通自動車免許あり)の教習所費用
    5. バイク教習所の選択基準
      1. 教習費用が相場並みであること
      2. クレジットカードでの支払いができること
      3. よく使う沿線沿いにあること
      4. 最寄り駅から歩いて10分以内にあること
      5. 雰囲気が悪くないこと
      6. バイク教習の実施時間帯が極端に制限されていないこと
    6. 武蔵境自動車教習所でバイク教習を申し込みました
    7. バイク教習の概要
    8. 教習に必要なものリスト
      1. ①手袋
      2. ②ヘルメット
      3. ③雨ガッパ
      4. ④長袖シャツ
      5. ⑤保険証
  2. 中型バイク運転免許講習(一段階)
    1. 基本的なバイク教習方法
    2. 一段階でおこしがちなミス
    3. 一段階見極めのコツ
  3. 中型バイク運転免許講習(二段階)
    1. 二段階の押さえどころ
    2. 教習内容
    3. 難しい一本橋のコツ
      1. 一本橋のポイント1「ニーグリップ」
      2. 一本橋のポイント2「落ちないことに慣れる」
      3. 一本橋のポイント3「上を見る」
    4. 教習所内のコースを覚えよう
    5. 二段階の見極め
  4. 中型バイク運転免許講習(卒業検定)
    1. ドキドキの卒業検定が始まった
  5. いよいよ卒検の合格発表
    1. ついに合格!
    2. 武蔵境自動車教習所で卒業式
  6. バイクの教習所で卒業検定に合格した当日に免許を発行しました
    1. 中型バイク免許の免許証発行までの流れ
    2. 免許発行の翌日にレンタルバイクを借りることができるのか
    3. 人生初のレンタルバイクを借りてみた
    4. まとめ

アラフォーのおっさんが一回も落第せず中型バイク免許を取得するまでのストーリー

バイクの中型免許を取る理由

バイクの中型免許を取りたいと思った最大の理由は、「原付バイクの制約から逃れたい」というものです。
※ここでは便宜上、原付一種(50CC以下のバイク)のことを「原付」としてます。

ご存知の方も多いと思いますが、クルマの免許(普通自動車免許)を取得すると50ccの原付バイクも運転することができます。でも、しょせん原付バイクはクルマの免許のおまけみたいなものですので、色んな制約・制限があります。

そもそも原付とは「原動機付自転車」の略称で、所詮はエンジン付きのチャリンコです。大昔、自転車にエンジンを付けてみたら便利だった的なものが技術の進歩により、現代では排気量が50CC未満なだけで立派なバイクになっただけです。つまりは、発祥自体がクルマのオマケみたいみたいなものだったわけです。

なので、まともなバイク、つまり50cc以上400cc以下のバイクを運転したい場合は自動普通二輪車などの中型免許を別途取得する必要があります。125ccまで運転できる小型二輪免許もありますが)。

かくいう私もクルマの免許を取得してからだいぶ経ちますが、クルマは手放してしまってはずっと原付バイクばかりに乗っていました。ところが原付バイクの法定最高速度は30km/hです。乗ったことのある方ならご存知と思いますが、公道をこんなチンタラ遅く走ってたら危ないんですよね。だって周りのクルマは町中でも50km以上で走ってますから。

あと原付バイクは片側三車線以上の道路は二段階右折しなければならない等の交通ルールがあります。二段階右折って逆に危ないのにね。でも、いびつな交差点では交差点は二段階右折しちゃダメというルールもあります。こういう標識がある交差点です。いつも交差点ぎりぎりにあるので原付バイク乗りからはめちゃめちゃ評判悪いです。

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また原付バイクが通れないトンネルや陸橋もあります。そのくせ標識がわざとじゃないかというほど見づらい場所に置かれていること多々あります。

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でもそんなところにかぎって、出口付近でお巡りさんが反則切符を片手に待ってらっしゃっていることがあります。あーもうやだ。非常にストレスでした。

白バイ

そんなわけでバイクはこれからも乗りたいけど原付バイクはもう嫌だ、ということでバイクの中型免許をとってしまおうと思ったわけです。

他にも理由はありました。もうすぐ40歳です。この年になって体力的にも自信がなくなりつつあるなか、何時間オーバーでとれるんかいなというチャレンジをしてみたかったのです。

今回このお話をブログに載せようと思ったのは、教習を進めて行く中でいろいろと不安だったのですがネット上にあまり情報がなかったためです。今後同じくバイクの中型免許をとろうとしている方にはご覧いただければ、という思いで書いていきます。特に、私のように周りにバイク乗りがいない人のお役に立てればと思います。

ちなみに私は普通自動車免許を以前から保有しています。普通自動車免許等をお持ちでない方が中型自動二輪免許を取得しようとすると、学科教習プラス技能教習2時間が別途必要となりますので技能教習19時間と学科教習26時間が必要となります。当ブログ記載内容は技能教習のみの参考にご覧いただければ幸いです。

中型バイク免許の取得方法

今回は、そもそも中型バイクの免許ってどうやったら取得できるのか、ちょっと確認してみることにします。そもそもバイクの免許を取るにも大きく三つの方法があります。

①免許センターの技能試験で合格を狙う

免許センター(東京都内なら府中とか鮫洲)の中にある教習コース?で技能試験を受けてあわよくば合格を、というもの。世間では「一発試験」とか言いますね。バイクの腕に自信がある方向けです。

メリットは、短期間かつ安価に免許を取得できる“可能性”があります。デメリットは、自力で合格を目指さなければならないリスクです。

②公認教習所で卒業検定に合格する

公安委員会が指定した自動車教習所(自動車学校)に通って、所定の教習を受けてそれらに全て合格すると①での合格と同じ効果を得られるというものです。公認教習所で卒業検定を合格した場合、免許センターでの実技試験をしなくてもよいという決まりがあります。

メリットは、みっちり技能教習を受けられて、慣れた教習コースを使って最終試験(卒業検定)が受けられること。デメリットは、当然ですが教習にかかる時間と費用そして忍耐が必要となります。

③非公認教習所で練習して、免許センターで実技試験に合格する

公安委員会が指定した自動車教習所(自動車学校)ではない、非公認教習所に通って、所定の教習を受けてから免許センターの一発試験に臨むというものです。

メリットは、公認教習所へ通うよりは安価で、かつ、それなりに習っているため一発試験の合格率も高まること。デメリットは、非公認ゆえに教習レベルが不明瞭であることと、公認教習所のように実技試験免除にならないことです。

一発試験か教習所へ通うかどちらが簡単?

悩ましいですよね。一発試験の方が早いと言いますが、堅実に教習所へ通った方が良いのか。友人からバイクを借りて河川敷などで無免許運転練習ができる人は一発試験でもいいかもしれませんが、体力と才能を併せ持った人でも一発で合格することはまずありません。

非公認教習所(安いけど卒業検定が受けられない)で多少練習するなどして頑張れば比較的お金がかからないといわれていますけど、よほど自信がない限り大抵の方は教習所へ通うことになると思います。私もそうしました。そんなわけで中型バイクの教習所について掘り下げていきたいと思います。

バイク中型免許(普通自動車免許あり)の教習所費用

オートバイ教習風景

バイク教習風景

教習所通いも、日中通学する方法と、泊りがけでとってしまういわゆる「合宿免許」があります。

後者「合宿免許」の方が短期間で取得できますが、社会人ではまとまった休みをとるのも難しいので、多くは前者を選択することになると思います。私も自動車教習所に通うことにしました。

ただし、普通自動車免許の教習はたいていの教習所で行っていますが、普通自動二輪免許はやっていないところが多々あります。

クルマの免許保持者の普通自動二輪車(いわゆる中型バイク免許)の通学教習所費用は、教習所によって大差はなく10万円前後が相場のようです。また合宿免許は宿泊費用も必要なため15〜20万円のようです。若い方なんかは、出会いを求めてあえて合宿に行かれる人も多いとのこと。若いっていいですな(遠い目)。

バイク教習所の選択基準

次のような基準で色々と教習所を選定してみました。人それぞれだと思いますが、参考になりますでしょうか。

教習費用が相場並みであること

普通に考えて教習所は人件費のかかるところです。あまりに安いところは教官の人数が少ないとか、今どきあるか分かりませんがストレート合格をさせてくれない(延長料金が必須だったり)とか、何か裏があるんじゃないかと勘ぐってます。

クレジットカードでの支払いができること

現金で払ってもいいのですが、クレジットカードで支払いができればポイントも貯まります。教習費用は10万円位かかりますから、1%還元でも1000円分くらいのポイントがゲットできます。

よく使う沿線沿いにあること

教習所に行くのはただでさえ面倒なのに、あんまり乗換とかしたくなくて。

最寄り駅から歩いて10分以内にあること

教習所に行くのはただでさえ面倒なのに、歩きたくなくて。

雰囲気が悪くないこと

期待はしてませんが、できるだけなるべくソフトな雰囲気の教習所に行きたい。

バイク教習の実施時間帯が極端に制限されていないこと

クルマがメインなので、バイクの実技教習は何曜日と何曜日しかやってませんー、というところもなかにはあります。ここを事前にチェックしておかないと余分な時間がかかりますので。

というわけで教習所へは最短でも10日前後通うわけですから、交通の便はもちろん、教習所の個性が自分と合っていることが好ましいわけです。

上記チェックポイントから、JR武蔵小金井から徒歩5分の武蔵境自動車教習所にしました。結果、個人的には大正解でした。

武蔵境自動車教習所

 

武蔵境自動車教習所でバイク教習を申し込みました

で、武蔵境自動車教習所に行って説明を受けてみたわけです。

教習所なんてどこも同じで、おっかない教官に皮肉言われてビクビクしながら通うのかぁ、なんてイメージがありました。クルマのときがそうでしたからね。

ところがこの教習所は全くそんなことはなく、教官も事務員も親切丁寧で明るく、その後の教習中も的確な指摘ををしつつも私たちに不要なストレスやプレッシャーのかからないよう配慮をしてくれました。

ほんと教習所のイメージが変わるほどです。今時はここまでサービス向上しないと生徒が来ないのかしら、と勝手に心配になるほど。私の偏ったイメージとは異なり、落ち着いた人ばかりで安心して説明を聞くことができました。気になることがあれば断ればいいやと思っていたのですが、何にも問題なかったので説明を聞いた当日に申込みを行いました。

武蔵境自動車教習所での中型バイク免許講習の支払い方法は、現金、クレジットカード、ローンのいずれかでした。私はクレジットカードを使いました。費用的にはちょうどやっていたキャンペーンも使って約8万円で、オプションを付けて総額10万4000円でした。実際のレシートはこちら。

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相場価格は10~12万円と言われていますから安いくらいです。まあ雰囲気も良さそうだし。ただし教習料金はきっかり17時間分で支払ってますので、教習がうまくいかなかったりすると追加教習費用がかかります。規定時間で卒業できるか不安な方は追加教習費用もコミで少しお得なプランなどもあるようです。

武蔵境自動車教習所ではバイク免許を最短スケジュールで取得する方法がありました。私はプラス2万円で、教習最後までの配車予約をとってくれる「自由計画」というオプションをつけました。レシートの「オプションコース」がそれです。

一般的には、教習を受けたらまた次の教習の予約を取る、の繰り返しを行わなければなりません。サボり癖のある私はきっと「明日こそ頑張ろう」と長引いてしまう危険性がありました。

でもこのオプションを申し込むと、教習所に行ける日をカレンダーに記入しただけで最短の教習スケジュールを全部組んでくれるんです。これが本当に便利でした。実際の予約一覧はこんな感じです。教習所によってはこういったサービスを行っている場合もありますので、事前に聞いておくとよさそうです。

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申込み手続きを行いながら教習原簿で使う写真の撮影を行いました。たまたまタイミング良く、正式申込みを終えてそのまま15時から入所式に参加することができました。教習所へ通う回数を一回でも減らしたい私にはありがたかったです。

ちなみにここで撮影してくれた写真は、卒業検定後の免許センターでの申込み用紙にも貼ってくれますので一手間省けて助かりました。

バイク教習の概要

私は普通自動車免許を持っているので学科教習は免除となり、技術教習のみとなります。技術教習は最短で一段階は9時間、二段階は8時間の合計17時間です。一日で一段階は最大2時間、二段階は最大3時間を限度に乗車することができますので最短9日で済みます。このへんは法令に沿っているのでどこの教習所でも同じようです。

ちなみに中型バイク免許を取ってもスクーターしか乗らないよという方はAT(オートマチック)限定免許もあります。AT限定は費用はあまり変わりませんが技能教習が4時間短い13時間で済むため、最大2日間早く免許を取得することができます。

教習に入る前は「一日で5時間くらい乗車できれば1週間で全部終わるのに」と思っていましたが、実際に教習を始めると体がそんな急には覚えてくれないことが分かります。

で、これら17時間分の教習が終われば、ようやく卒業検定を受けられるようになります。なかには毎日行っていない教習パートもありましたので、随時確認しながら予定だてていく必要がありそうです。

なお、私のように自由計画オプションをつけてしまえば、そのへんもうまくスケジューリングしてもらえます。期間的には最短2週間くらいです。

まず最初の入所式では入所後の段取りや教習の受け方を教えてもらいました。

教習の際には、必ずテキストと軍手紙帽子を毎回忘れずに持ってくることや、二輪車はコケルという前提のもと毎回長袖を着てくるよう指示されました。ですが私が今回教習を受けるのは夏でした。半袖でも汗まみれなのに長袖かよと思いましたが仕方ないでしょう。保険証も常時携帯することを勧められました。怪我したらすぐ病院に行けるように、ということでほんのりビビリました。

教習期間中はよほどの台風大雨でもなければ教習を受けられるとのことで、その場合は雨カッパを着用するよう勧められました。実際に、大雨の中で教習を受けることがありました。もし教習に備えて雨カッパを購入する場合は、ひとつかふたつ大きめのサイズのものを購入した方がよさそうです。

理由は、教習時に肘・膝・上半身にプロテクター(レンタル)をつけて乗車するためです。

教習に必要なものリスト

教習を受けるのに必要なものをまとめます。教習所で販売されているものもありますが、合格後も使うことを考えるとあまり安物は買わない方がいいかもしれません。

①手袋

軍手でも構いませんが厚みがある分、どうしても感覚が鈍くなります。免許を取った後も使いますので、高いものじゃなくてもいいのでそれなりの手袋を買った方がよさそうです。バイク用でなくてもかまいません。最近では指先に特殊加工がしてあり、手袋の上からスマホが操作できるものがあります。道に迷ったときに路肩でスマホを見たりするのに便利です。

②ヘルメット

この機会に買ってしまう人が多いそうです。私の通っていた武蔵境自動車教習所では紙帽子をかぶれば無料でレンタルヘルメットを使えました。

ヘルメットには大きく3つの種類があります。フルフェイス(あごまであるもの)・半ヘル(半球型の小さいやつ)・ジェット(前述の中間)です。安全性重視なら間違いなくフルフェイスですが、実用性や通気性なども考えるとジェットヘルメットがおすすめです。

また、ヘルメットを購入するなら「SGマーク」が付いているものが良いと勧められました。対象のものには後頭部のあたりにSGマークシールが張られています。あとヘルメットには「125cc対応」とか「50cc未満対応」、「全排気量対応」などがあります。たまに小型バイク用の簡易的なヘルメットがありますので注意が必要です。

③雨ガッパ

前述のように二回りほどサイズ大きめのものをおすすめします。また、安いビニール製のものは数百円で買えますが、洗って何度も使うのには向いていません。安物買いの銭失いになる可能性が高いです(実際、私がそうでした)。これも高くないものでいいのでまともなレインスーツを買っておくとよさそうです。

④長袖シャツ

シャツでもパーカーでもブラウスでも構いません。

⑤保険証

理由は前述の通りです。コピーでも大丈夫です。

 

次はいよいよ教習スタートです。

 

中型バイク運転免許講習(一段階)

基本的なバイク教習方法

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いよいよ武蔵境自動車教習所で中型バイクの教習開始です。教習車はホンダCBR400でした。いざ自分で乗ろうとするとやたら大きく感じます。

第一段階では正しい乗車や発進停止など基本的なことを覚えます。教官1名に対して教習生が1〜3名で一緒に教習所内を走ります。最高でも時速30km位しか出しません。

初回の教習はエンジンのかけかたや数メートル走って止めることを習いました。そして早々にコースを回ることとなりましたが、いきなり400ccのバイクに乗るわけですからおっかなびっくりです。その後は徐々にコースを回り、最終的には一本橋、S字クランク、スラローム、制動をまあまあこなせるようになります。

技能教習の前半となる「一段階」の教習は、毎回やることが増えていきます。あんまり細かい操作ミスは指摘されませんでした。まずは慣れることが優先されているのだと思います。

一段階でおこしがちなミス

やりがちなミスは、ギアがニュートラルのまま、それに気づかないでアクセルを吹かすことが一番多いと思います。

クルマではニュートラル→1速→2速→3速となりますが、バイクは1速→ニュートラル→2速→3速となります。

つまりバイクの場合はニュートラル位置が、1速と2速の間にあります。慣れてくるとその理由がわかるのですが、最初のうちはけっこう厄介です、これ。

左足のギア操作をおそるおそるやっているとハマりますので、少し強めにやるようにしてみてください。

あと感覚的には、マニュアル(MT)のクルマよりも簡単にギアがつながってくれます。つまりバイクはクルマよりエンストしずらいのです。慌ててて2速でブレーキ踏みながらアクセルを吹かせるようなことをしなければ、エンストすることもあまりありません。

全体的に難しいことは特にありませんでしたが、二段階になると大きくレベルが上がりますので、しっかり基本を身につけるようにしたほうがよさそうです。

というのも、バイクはクルマと違って手足など身体全てを使います。右手は前輪ブレーキとアクセル、左手はクラッチ、右足は後輪ブレーキ、左足はギアの上げ下げで、太ももはバイクを押さえつける(ニーグリップ)などなどを休みなく同時に組み合わせて運転します。

つまり一度にしなきゃいけないことが多く、頭だけで覚えてもテンパってしまい後々苦労します。特に私のようなおっさんは、頭で分かっていても身体がいうことを効かないことがあります。

そうこうしているうちにすぐ一段階の見極めです。

一段階見極めのコツ

「見極め」とは、簡単に言うと二段階に進めるだけの技能があるかの判定テストです。え、もう?ってくらいスグ来ます。意外なほど時間的余裕もありませんので必ず毎時間、イメージトレーニングを乗車前と乗車後に行い、教習を有効にできるようにすることをオススメします。

ちなみに私の通った武蔵境自動車教習所では、テキストブックに毎回教官からのワンポイントメモを書いてくれていた(これがかなり図星)ので、教習後にこれを読みながらイメージトレーニングしたものです。

見極めテスト自体は、普段の教習と大差ありません。ごくごく基本的な「走る」「止まる」「曲がる」ができればいいので判定もそんなにシビアではありません。よほど大きなミスがなければクリアできると思います。前述の「一段階あるある」の通り、コンビネーションが肝要となります。

中型バイク運転免許講習(二段階)

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オートバイ中型免許の教習もついに二段階へ進めました。この二段階と言われる教習では実際の運転を想定した応用的なことを行います。二段階を合格すれば、あとは卒業検定が待っています。もう少しです。

二段階の押さえどころ

多くの教官が口酸っぱく言っていましたが、バイクには路上教習(仮免許で公道を走る)がありません。クルマのように助手席に教官が同乗してヤバければブレーキを踏んできれたりする、なんてことができないためでしょう。

ですんで、路上教習と同等以上のテクニックが身につくよう教官も必死になって教えてくれます。でも過大に心配する必要はありません。既に一段階をクリアしていますから、基本的な走行には支障ないはずです。

教習内容

教習自体は毎回ほぼ同じ内容です。私は「F」という名前の教習を数回行いました。一段階でやったことを正確にメリハリつけてこなすことが主な目的です。

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ただし一段階と比べて指摘が断然厳しくなります。つま先が開いている!とか、ハンドブレーキを二本指で行うな!、など細かくなってきます。しかし教官もほんとよく見てるもんです。

私の場合はクラッチの使い方について指摘を多くもらいました。エンジンブレーキを生かすために不要なクラッチは使わない方がよいと頭ではわかっているのですが、分かりやすく減速できるのでブレーキ代わりに使っちゃうんですね。

難しい一本橋のコツ

二段階では、一段階で不安定だったことを仕上げなければなりません。私の場合は一本橋が少々苦手でした。確実には成功せず、半分くらいは脱輪していました。本来、一本橋は規定時間以上をかけてゆっくり渡らなければなりませんが、あんまりゆっくりだと不安定ですぐ落ちてしまいます。私が学んだポイントは3つです。

一本橋のポイント1「ニーグリップ」

おそらく教官にも言われると思いますが、ニーグリップと言いまして、太ももで極端なくらいバイクタンクを挟んでみてください。教習後に筋肉痛になるくらい強めに挟みます。で、そこ以外は力を完全に抜くこと。特に上半身はダラーンでいいです。

一本橋のポイント2「落ちないことに慣れる」

一本橋は速く走った方が落ちにくいのはお分かりいただけると思います。でも規定時間以上かけて渡らないと…と必要以上に遅くなり、ふらふらして落ちるわけです。

なので最初は渡りきることを最優先にして少しスピードを出して渡っちゃってください。まずは規定時間は無視でいいです。たぶん二段階では20回くらい一本橋を走るはずです。これだけ回数があるわけですから、まずは渡りきる経験を重ねてから、少しずつ低速で渡れるよう練習します。

一本橋のポイント3「上を見る」

絶対に下を見ないこと。一段階をクリアできた人は最低限のバランス感覚はもう身についているはずです。例えばなんでもない細い白線の上は走れるはずですから、それより太い一本橋が渡れないはずがありません。自信を持って目線を真ん前に向いて(若干上の方を見るくらい)、一本橋はかすかに視界に入るかな、くらいで走ってみてください。こうすると自然と姿勢も良くなって安定します。

教習所内のコースを覚えよう

大きな関門と感じたのは、教習所のコースを2パターン覚えなければならないことでした。他の教習生も悩んでました。二段階の見極めと卒業検定でそのコースを完璧に覚えていないと合格できません。

一段階では「○番を左折して〜」などの指示があるのですが、二段階からは初回から「今日は<イ>のコースを行ってください。先頭で。いちいちどこを曲がるとか言いませんけど間違ったらクラクション鳴らしますよ〜」と言われます。

そして見極めや卒検ではそのコース取りなど何も言ってくれません。所定のコースはテキストブックにも書かれているはずですので、一段階が終わったらすぐに覚えるようにしましょう。

二段階の見極め

二段階の見極めは、「苦手の克服」と「コースを覚える」が全てと思います。

上記通り、二段階は教習自体がシビアなためクリティカルな部分は徹底的に教え込まれます。なので「次回は二段階見極めです〜」と教官から言われた時点で合格できるスキルを持っている状態なはずです。

またこの後にある卒業検定は、失敗すると費用も時間も余分にかかりますので、二段階見極めを卒業検定の模擬試験というイメージで取り組むとあとが楽になると思います。

なにしろクルマの免許と違って、バイクには「仮免許」がありません。二段階見極めというのはそれだけ大事なものになります。

 

中型バイク運転免許講習(卒業検定)

バイク教習所

いよいよバイク中免の卒業検定なんだぜ?というわけでバイクの教習所で、一段階・二段階と合計17時間ほど乗ってきましたが、いよいよ卒業試験です。ここをクリアすればあとは免許証を発行するだけです。

ドキドキの卒業検定が始まった

朝9時にいったん教室に集められて説明を受け、100点中70点とれば合格とのことです。ただしいわゆる減点法なのでミスがあると簡単に合格点を下回ってしまいます

10時から本番スタートです。教官1名に対して教習生2名でした。技能教習で走っていた2つのコース両方を走りますが、ここでは教官が何も指示を出しません。言うのは「始めていいですよ」くらいです。バイクへの乗り込みから運転、降車までを審査されます。やだなあ圧迫面接みたいで。。

いよいよ私の番になりました。めちゃくちゃ緊張です。頭の中が真っ白になりそうなのをこらえつつ、練習の通りにバイクに乗り込みます。まずひとつめのコースです。坂道発進、クランク、踏切、S字、、、成功率100%にならなかった一本橋、、、成功。スラローム、急制動。よしよし、パーフェクトといわんでもそつなくいけた。

ちなみに進路変更や、ウインカーを出すタイミング、急制動の止まる位置などは、遅すぎるよりかは早すぎるほうが無難なようです。ここまで来れた方はもうご存じと思いますが。

ふたつめのコースも課題を行い後半になった頃、トラブルが起きました。坂道をおりて交差点を進もうとしたときでした。突然のエンストです。

バイクの坂道発進

「おっといけねえ。一回くらいのエンストではたいした減点にはならないと聞いていたので、なんとかパニクらないようにギヤを1速に落としてエンジン始動、半クラッチにして、、、またエンスト。。なんで平坦なところでこんなんなるん???」3回くらい繰り返したところでどうにか発進できました。

何があったんだかさっぱり分かりませんがもう汗びっしょりです(あとで思い出したら、身体が硬直してフットブレーキを踏みっぱなしだったかもしれない)。こりゃ落ちたか。。。と凹みながらも残りの課題をこなします。二回目の一本橋も成功。コースを終えて降車します。あのエンスト以外はパーフェクトに近いです。

いよいよ卒検の合格発表

コース終了後、また教室に集められました。どうやら合格者は別室に呼び出されて説明を受けるようですが、私としては、ああ、、、あのエンストはないわひどいわこりゃ落ちたわ。。。と涙目状態。

もし卒業検定を落ちた場合、1回教習を受けて再度検定を受けることとなるためプラス1万円近くかかりますが、費用のかかるかからないではなく、こんなアホなミスで再検定ってことになったら悔しい、、、反省のしようがないぜいと。

ついに合格!

卒検合格

そしたらついに私の名前が呼ばれました。なんとびっくり合格です。うそ?と思いました。凹んでいただけに喜びもひとしおです。思わず教官に何点だったか聞きましたが「いいじゃない。合格したんだから。でもあと一つミスがあったら不合格でしたよ(笑顔)」と。

結局点数は教えてもらえませんでしたが人知れず小さくガッツポーズな私でした。検定合格したみんなと一緒に写真撮影です。

 

武蔵境自動車教習所で卒業式

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合格発表のあとはそのまま卒業式です。卒業証と卒業アルバムのようなものをいただきました。

卒業アルバムには技能検定1回目の写真と、先ほど合格者全員の写真が貼られていて、ちょっと感動です。一緒に教習を受けてた人達とはすっかり顔なじみになってましたからね。教習終了後に教官からもらうひとことメモを挟み込むところもあって、たいそうな記念品になりました。

その他頂いた資料を見ると、免許センターで即日発行できるらしい。卒業証書一式のほかに印鑑と免許証があればそのまま免許センターで免許発行ができるとのこと。もちろん持ってきてました。このまま免許センターへ行くこととしました。

 

バイクの教習所で卒業検定に合格した当日に免許を発行しました

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バイクの教習所で卒業検定に合格した当日、その足で府中の免許センターへやってきました。もともと普通自動車免許は持っていますが、これに中型普通自動二輪免許を追加してもらうためです。

『ええぇい、さっさと免許証ぉ作れぇ〜い!』(水曜どうでしょう藤村Dで再生希望)という気分。これまで何度かクルマの免許更新で訪れたことはありますが、今までのオレとはちょっと違うんだぜ?ふふふ。

じゃじゃじゃあ颯爽と手続きを済ませようかなとしましたが、、、何をどうしたらいいのか分かりません。え、、どこで何したらいいの?さすがお役所仕事。案内板でも置いておけばいいのにとブツブツ言いながら少しうろちょろして、とりあえず案内所に並んで聞いてみました。

中型バイク免許の免許証発行までの流れ

免許発行までの手続きは次の通りです。

案内所で卒業証などを渡して受付印をもらう➡手数料払う(3000円くらいだっけ)➡適性検査(視力のみ)➡新しい免許証の暗証番号決める➡写真撮影➡免許受け取り です。

ひとつ注意点をお知らせします。古い免許証を記念に持っておきたかったのですが、「更新」ではなく(運転可能車種の)「追加」となる場合は、古い免許を没収されてしまいます知らなかったよ。なら先に言ってよ写真とっておいたのに。

ともあれ新しい免許をいただきました。あらためて感動です。帰路、まだ15時くらいでしたが一人祝杯をあげた私でした。

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祝杯をあげながら「早くバイクに乗りたい〜」となりましたが、貸してくれるような知人はいません。
もしいたとしても、いきなりコケてしまっても弁償する余裕はありません。

そうだ、レンタルバイクを借りることにしよう。ってか免許取り立てでレンタルバイクって借りれるのか?

免許発行の翌日にレンタルバイクを借りることができるのか

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普通自動二輪車の免許を取った翌日、さっそくバイクに乗りたいという衝動に駆られました。理由は、身体が忘れないうちに自由に乗ってみたいと思ったからです。

いきなりバイクを買うわけにもいきませんし、知人から借りるにしても免許取得の翌日の私としては心もとないところです。もし借りることができたとしても、いきなり立ちゴケでもしたら弁償するお金がありません。そもそもオートバイを買うならスクーターと決めていたのですが、どうしてもギア付きのバイクを乗ってみたいなぁって。

人生初のレンタルバイクを借りてみた

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で、ネットでレンタルバイクを調べてみました。レンタカーなら町中にあるのですがレンタルバイクは意外なほど少ないようです。調べているうちにわりと近所に一軒あることが分かりましたが、中型免許取り立ての初心者がレンタルバイクを借りることができるのか不明です。その旨はサイトにも特に書いていません。とりあえず「まずは事前に予約してね」とありましたので、とにかく現地に行ってみました。大きいバイク屋さんかと思いきや修理工場のような雰囲気でした。

聞いてみたら、400ccのビックスクーターか、250ccのロードバイク(ニンジャ)ならすぐ乗れるとのこと。もちろんギア有りのバイクが乗りたかったので後者を選択。レンタルの手続きを受けます。

そもそも中免取り立てでレンタルバイクを借りることができるのでしょうか。仕事ではお客さんに喧嘩を吹っかけるような図太い私も、プライベートではかなりコミュ症です。動揺しながら噛みまくりで聞きました。

「あの、、、そもそもなんですが、バイクの免許、昨日取ったばっかなんですが、、大丈夫でしょうかあわわわわ」

「ええ、大丈夫ですよ(ニコ」と即答。レンタルバイク屋さんにもよると思いますが、少なくともここは免許保有期間などの規定はないようです。ほっと一安心。

気になるレンタルバイクのレンタル料金は24時間で総額15,000円くらいでした。レンタカー料金よりも正直お高めです。内訳は、基本料金が1万円少々と念のため立ちゴケ保険なんてのつけましたらこうなりました。教習所で一回もコケたことはありませんが、もしコケて傷つけたら修理代払えないなとやむなく契約。んん高いな。。とは思いつつ、相場的に他社と遜色ないため支払いました。

あとから知ったのですが、バイクメーカーが経営するバイクショップではより格安に借りれるみたいです。ちょっと調べた感じ、スズキがよくやっているようです。

そして人生初のレンタルバイクを借りることができたわけです。車庫から出されたニンジャは250ccであったため、教習所の教習車(ホンダCB400)よりも排気量が小さく若干小柄でした。バイク好きも乗るという「ニンジャ」いいですね。

2013-10-05 00.18.12

もとい、バイク漫画とかで聞いたことのある、あのカワサキの「ニンジャ」です。

レンタルバイクを借りた

でも教習車以外のバイクは当然初めてなわけでかなりおっかなびっくりです。ちょっとアクセル吹かすだけですんごい音がするのにびびり、少し慣れるまでは近所の公園をぐるぐるぐるぐると30kmくらいで走ってました。

せっかくだからどこか行きたいけどまだ怖いし、、と悩んで決めたのが和光(埼玉県境)にある極楽湯でした。いわゆるスーパー銭湯ですが、まあ温泉だし。都内某所から目白通りや環八を走ります。教習所では安全なストレートを40kmで走ったことがありましたが今度は実地です。流れの速い環八を50〜60kmで流します。

正直怖いですが、今まで原付では出してはいけないスピード(原付の法定最高速度は30km)で走るのがなんと楽しいことか。追い越し車線を走ってもおまわりさんに捕まることもありません。なんたる優越感。

そして、あっという間に極楽湯に到着。うわ懐かしい。。。何年ぶりだろうか。昔は友人の樋口君とよく来たもんだ。

温泉極楽湯

平日の日中ということもあって結構空いていてのんびりお風呂に入りました。帰りはだいぶ慣れてきたようでぎこちなさもなく走ることが出来ました。

翌日は意味もなく目的もなく、ただ山手通りを行ったり来たり走ってからバイクを返却しました。バイク生活、めっちゃ楽しかったっす。

まとめ

2013-07-29 14.37.36

実は、この記事は2013年8月に投稿した記事数本をひとつにまとめてリライトしたものです。それなりに努力した当時を思い出しながら書いています。

運動神経もよくない40歳間近のオッサンが、結局はバイク教習所では時間オーバーも落第もすることなくストレート合格することができました。中型バイク免許を順調に取得するコツは何か?と聞かれたら「一番大切なのはイメージトレーニング」だと思います。

人間にはどうしてもクセみたいなものがあるので間違えやすいことはどうしてもあるのですが、教習バイクに乗っていないときも教官の指摘事項と操作手順をしっかり頭の中でイメージしておくと、何も考えずに教習バイクに乗るよりも何倍も効果的だと思います。あとは教習中も、免許取れたらどこに行こうかなとか楽しいことを考えるのもモチベーションアップに繋がりますね。

バイクの免許を取られた方も、まっさきにバイクを買ってしまう前にレンタルバイクでいろんな車種に乗ってみることをおすすめします。

以上、最後までご覧頂きありがとうございました。このあと原付二種バイクを速攻買って、無謀にも東京から伊勢神宮までバイク一人旅をしたりしてます。お時間ございましたらごゆるりと。

原付バイクで東京から伊勢神宮まで一人旅をしてみた「一日目」(1/4)
この記事では、買ったばかりの原付バイクで東京から伊勢志摩、そして伊勢神宮へソロツーリングした一人旅の奮闘記をご紹介します。3泊4日の無計画旅行でしたので、予想外の事態が多く、盛りだくさんのため4記事に分けてご紹介します。バイクを買ったら、まずは一人旅でしょ? まず最初に、突然のワガママを許容してくれたカミさんに最大級の感謝。

 

以上、ブログ「オニオン座」がお届けしました。最後までご覧下さり誠にありがとうございました。

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