驚異のハイコスパな多ドラ中華イヤホンKZ ZSNを買ったのでPUBGモバイルをやってみたレビュー

PUBGモバイル用に高音質でボイスチャットできる低価格なイヤホンを探していたら、やっぱり中華イヤホン最強だった件です。イヤホンにさほど興味のない方にもオススメの記事です。

これまでKZ ZS6→KZ AS10と使ってきましたがKZ ZSNは果たしてどんな音なのでしょうか。中華イヤホンって何?という方もまずはご覧頂きたい。

目次

驚異のハイコスパな多ドラ中華イヤホンKZ-ZSNを買ったのでPUBGモバイルをやってみたレビュー

KZ-ZSNを選択した理由

PUBGモバイルのせいで新型iPad miniが待ちきれなくてiPadを買ってしまったので開封レビューするよ」でもご紹介しました通り、PUBGモバイルというゲームにドはまりしています。

PUBGモバイルは、PC版PUBGのスマホ・タブレット版です。100人が孤島に降り立ち、武器を拾いながら最後の1チーム(または一人)になるまで戦い合うバトルロイヤルゲームです。

課金要素はありますが戦力に直接影響がなく、また良い武器を拾えるか、最終地点がどこになるかなどの運要素もあるため、私のような無課金のヘタレでもそれなりに強くなることができます。

さらにゲームする端末をiPad9.7インチに変えたら負けにくくなったのも大きいです。

で、最大4人でチームを組んで勝ち抜くわけですが、文字チャットだけでなく声で仲間に指示や警告などのコミュニケーションをすることができます。ボイスチャットといわれていますがこれを使った方が圧倒的に勝てるんです。

ガチ勢ならマイク付きのゲーミングヘッドホンを使うのでしょうが、私は通勤や外出中の隙間時間にPUBGモバイルをやることもあるので専らマイク付きイヤホンを使用しています。今まではスマホに付属していたイヤホンを使っていましたが、敵の場所や動きを知るための肝心な足音はよく聞こえず、銃声ばかりがガツンガツンと耳に入ってくるので少し良いイヤホンを探すこととしました。もちろんマイク付きのやつでね。

イヤホンを探しているうちに「最近、中華イヤホン買ってないな」と思いました。

中華イヤホンとは中国メーカーのイヤホンで、基本的に家電量販店では購入できずAmazonなどのネット通販で販売されています。Amazonレビューなどはサクラが多く、当然ながら不良品率は高めだしエントリー機種より上位機種の方が音が悪かったりするカオスですが、良い機種に出会えればめちゃめちゃコスパが高いのが特徴です。

→関連記事「多ドラ5BAドライバ搭載の中華イヤホン「KZ AS10」を買ってみたのでレビューしますよ

個人的にはBA5本を使ったKZ-AS10を上回るものがないためですが、KZ社で3,000円未満で買えるエントリー機種の2BA+1DDのKZ ZSTやKZ ZSRは完全に買うタイミングを逸してしまっていたのも事実。

あらためて低価格でネット口コミの良い新製品がないかと探してみつけたのがKZ-ZSNでした。マイク付きでも2,000円程度で買えてしまう低価格なのに1BA+1DDのハイブリッドでマイク付きが選べました。

KZ-ZSNの開封レビュー

いちよお決まりなので簡単に開封の儀を行います。Amazonから到着したのは簡易パッケージでした。

KZ-ZSNのスペックはこんな感じ。周波数帯域は20~40,000Hzとハイレゾ対応。インピーダンス25Ω、音圧104dB/mWです。

なんかエラそう。

商品内容はいつもと変わらず、イヤホン本体、リケーブルケーブル、ドキュメント(英語・中国語)です。

樹脂製の筐体でAS10にも少し似ています。L・Rが書かれていないので戸惑いました。

裏表並べてみるとこんな感じ。トランスルーセントな緑色がShureっぽい?イヤーピースは従来より装着感がいいのでこのまま使おうと思います。

ドライバを見るとこんな感じ。ステムは金属製になりました。

で、付属品のケーブルです。ケーブルそのものはAS10付属のものと同じっぽい。

KZ-AS10やZS6などと異なるのはこのケーブル接続部分です。0.75mmの2pinであることは変わりませんが、以前の埋め込み型でではなく出っ張ってます。

ケーブル側もメス型のようにへこんでいます。以前のものと比較するとこんな感じ。qdcイヤホンのリケーブルケーブルが使用できます。

ZSNはケーブルを刺すとこうなります。明らかに強度が上がって抜けづらくなっていると思います。

従来のKZ向けリケーブルケーブルを刺してみましたが使えるには使えます。

逆にZSNに付属のケーブルを、従来の機種、例えばAS10に刺そうとしても刺さりません。そりゃそうですわな。

ZSNもケーブルを耳の後ろから通して使う、いわゆる「シェアがけ」なのは変わりませんが耳にかかる部分の針金がなくなりました。代わりに樹脂が曲がったままで固定されているため適度に曲がり、装着しやすくなりました。これは良い改善。

それでマイクはこちら。リモコンボタンも付いています。

KZ ZSNの音質レビュー

とりあえずエージングを丸一日してから聴いてみました。買ったばかりの新品のイヤホンは一日中音楽を流して慣らし運転することをエージングと言います。BAイヤホンはあまりエージングしなくてもいいのですがDDが入っていますので念のため。

で、聴いてみました。デジタルオーディオプレイヤーは「中華DAPにも負けない!低価格高音質なパイオニアXDP-30Rを購入したので開封レビューしますよ」でご紹介したXDR-30Rで、イヤホンはうちのリファレンスイヤホンのATH-IM03です。音楽ソースはいつも通りApple Lossless Encode(ALAC)で、aikoの曲から色々と和ジャズあたり。付属品のケーブルでアンバランス接続です。

イントロで思わず「お、いいじゃん」とひとり言が漏れてしまいました。

まず良い意味でクセがない。それでZS6やZS10あたりの多ドラBA+DDのように音が暴れていません。中音高音はピーキーでもなく刺さりもせず、良い意味で普通ですがやはりBAドライバの特徴が行かされていて伸びがそれなりにあります。

そしてKZイヤホンの共通点である低音のだぶつきが非常に抑えられています。ダイナミックドライバ特有の音楽的にふくよかな低音はありながら締まっている印象です。

多段BA+DDよりも扱いやすかったのか、新開発されたといわれるダイナミックドライバが優秀なのかはマニアでないので分かりませんが、万人受けする優等生的なポテンシャルをZSNは持ち合わせています。KZ ZSTやKZ ZSRあたりより少し大人な感じです。

当然、高級イヤホンにある自然かつ緻密な表現力や広い音場感はありませんが、家電量販店で販売されている2,000~3,000円台のエントリーイヤホンとは一線を画す出来の良さであることは確実です。国内有名メーカー品の7,000~8,000円クラスと同等かそれ以上という印象です。

そのうちアップグレードリケーブルケーブルを入手して試してみましたら追記したいと思います。

中華イヤホンKZ ZSNでPUBGモバイルをやってみた

というわけでPUBGモバイル目的でこの記事をご覧になった方はお待たせしました。実際にiPad9.7インチに刺してゲームをしてみたいと思います。

皆さんご存じの通り、PUBGモバイルをスタートすると100人集まるまで1分近く集合場所に集まるのですが、その際にも足音の聞こえ方が変わりました。以前使っていたスマホ付属のイヤホンと比べると雲泥の差です。

実際にゲーム本編に移り、瞬殺されるかされないか最もドキドキする序盤、敵と味方の足音の区別はもちろん、敵が地面を歩いているのか、建物の1階にいるのか2階にいるのかといった音質の差が従来より分かりやすくなりました。

またAKあたりのガツンガツンとした銃声は音がナチュラルになったせいかあまり耳に刺さらなくなりました。

ボイスチャットも以前のイヤホンでは聞こえづらいと言われたことが何度かあったのですが、KZ ZSNに変えてからはそんなことを言われることはなくなりました。

とりあえずドン勝しましたよ。キル数は少ないけどうまく立ち回れました。

まとめ

一般の方はあまり知らない中華イヤホンの世界。安くて音が良いイヤホンはオーディオマニアだけのものでなく、スマホゲームでも恩恵を得られることが確認できました。

むしろ音という貴重な情報源は戦績に大きく影響を与えるのは多くの方がご存じと思います。なので良いイヤホンを使うに越したことはないのですが、とはいえイヤホンに大金を払うくらいなら課金したいかもしれません。

であれば、国内有名メーカーのイヤホンよりもこんな中華イヤホンはいかがでしょうか。

それでは本日の商品のおさらいです。

 

以上、ブログ「オニオン座」がお届けしました。最後までご覧下さり誠にありがとうございました。

 

 

 

目次

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次