今回の都内お出かけ記事は、2016年4月23日にオープンしたばかりのスヌーピーミュージアムです。以前ご紹介した「期間限定!六本木ヒルズの「スヌーピー展」へ行ってきた」とは異なりまして、常設会場となります。
それも、アメリカカリフォルニア州サンタローザにある「シュルツ美術館」の正式なサテライト(分館)として、ガチな体制で挑むとのこと。これは楽しみです。
どうも、オニオン座のぶんちょう(@onion_za)です。スヌーピー好きのおっさんですがなにか?
【お知らせ】六本木スヌーピーミュージアムは2018年9月に閉館し、2019年12月には南町田にて再オープン(2024年2月リニューアル)しました。このため本稿は初代スヌーピーミュージアムの記録としてご覧ください。また六本木閉館に伴う最終展示をご紹介した「【画像大量】これで見納め!最後のスヌーピーミュージアムFinal「ともだちは、みんな、ここにいる。」へ行ってきた」もあわせてご覧下さい。
【画像大量】子どもと六本木のスヌーピーミュージアムへ行ってきた
入場チケットの購入方法
スヌーピーミュージアムの入場チケットは、基本的にローソンチケットでの前売り券のみとなります。また混雑を緩和するために、入場は指定日時制となっています。入れ替え制ではありません。このへんは「ドラえもんグッズも豊富!川崎市「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行ってきた」でご紹介した川崎市「藤子・F・不二雄ミュージアム」や三鷹の森ジブリ美術館と同様ですね。なので金券ショップではおそらく購入することはできないかと思います。
【お知らせ】2024年にリニューアルした南町田スヌーピーミュージアムでは、ローソンチケットではなくイープラスでの予約販売となります。詳しくはこちらを参照して下さい。https://snoopymuseum.tokyo/s/smt/media/list?ima=0000
入場チケットの実物はこちらです。入場料は、大人1800円、大学生1200円、中高生800円、子供(4歳〜小学生)400円、3歳児以下は入場無料です。ローソンチケットオンラインで予約して、ローソン店頭でチケットを受け取ります。
スヌーピーミュージアムの最寄りの駅である六本木駅を降りました。地下鉄六本木駅3番出口を出て、マハラジャ前の通りを北上して、ドンキホーテのところを曲がればスヌーピーミュージアムへ行けます。
とわかっていながら、無駄に近道をしようとしたため軽く迷子になってみました。ああ久しぶりに見た六本木ハードロックカフェ。
スヌーピーミュージアムのエントランス
ようやく着きました。心待ちにしていたスヌーピーの常設展示会場、スヌーピーミュージアムです。嬉しいよお(男泣き)
スヌーピーのオブジェを撮りまくり。このへんはチケットがなくても入ることができます。
こういう、したり顔のスヌーピーが好き。
スヌーピーミュージアムの入り口には無料駐輪場がありました。
壁をよく見るとスヌーピーの相方、ウッドストックが自転車でウイリーしています。
スヌーピーミュージアムの敷地内には付帯駐車場がありません。より正確に言うと、足の不自由な方向けの駐車場も1台分しかありません(事前連絡が必要)。車で来られた方は近隣の駐車場に止める事になります。すぐ近くの駐車場としては「パーク王港第七 六本木5丁目駐車場」がありますが、5台しか入らりません。駐車料金は30分300円でした。
案の定、今日の当日券販売はありませんでした。よほど前売り券が余っているときしか当日券は発売されないそうです。
スヌーピーミュージアムのエントランスはこんな感じ。おしゃれですな。
スヌーピーミュージアムの展示内容
入場してすぐにスヌーピーに満たされる
エントランスから入場すると受付があります。ここでローソンで買ったチケットを渡し、記念チケットと交換します。
この記念チケットは毎日異なるとのこと。記念チケットに書かれたコミックは、入場日とピーナッツの生みの親であるシュルツが書いた日と同じ日のものらしい。これは365日来ないといけませんね。
裏面には入場日の日付入りスタンプを押していただきました。いいお土産になりました。
まず最初に受付の隣の部屋へ通されました。するといきなり巨大なアート作品が登場。
「3Dピーナッツ」という作品で、1951~1975年に描かれた4452枚のコミックを使用しているとのこと。本家シュルツ美術館のシンボル「Tile Mural Wall」の3588枚を上回る規模です。近くで見ると立体的になってます。
その他壁面にはシュルツの写真などが飾られています。
写真の他にも、1950年の「ピーナッツ」連載第1回目の作品などが展示されています。
1953年の「ピーナッツ」単行本第1号とか。素朴でかわいいの。
これらを眺めながら20分ほど待ったところで、隣にあるシアタールームへ通されました。ここからしばらくは撮影禁止です。
シアタールームの上映内容は、シュルツ氏のご子息クレイグ・シュルツ、作家の吉本ばなな、元AKB48の前田敦子など、スヌーピーを愛している人たちのコメントトークでした。所要時間10分弱くらいでした。
スヌーピーの原画が見放題! ギャラリースペース
お次は原画のギャラリースペースです。今期はオープン記念展「愛しのピーナッツ。」と題して、シュルツ氏の妻でシュルツ美術館の理事長でもあるジーン・シュルツ夫人が選んだピーナッツ原画が展示されていました。いわゆる初期作品のためスヌーピーは細身で4本足で歩いています。ていうか、ここも撮影禁止です。
原画はもちろん英語ですが日本語訳が掲示されていますので、英語が苦手な方も安心です。でも、フリガナがふってないので漢字の読めない子どもは厳しいと思います。
ちなみに今さらかもしれませんが、スヌーピーはチャールズ・シュルツが描いた「ピーナッツ」というコミックに出てくるキャラクターの一つです。
A peanuts book featuring Snoopy (1)
原画のギャラリースペースを抜けると、撮影OKとなります。みんな記念撮影しまくりです。
スヌーピーをはじめとしたピーナッツキャラクターのビンテージグッズがたくさん展示されています。
このジャンパー、すげー欲しい。
スミソニアン博物館の収蔵品となったゼンマイ仕掛けのスヌーピーなども展示されています。
なんか子供たちが壁の穴を覗いてますけど?
なるほど、こういうことですか。
ピーナッツの日本語訳を手がけたことで有名な、作家の谷川俊太郎氏のコメントとか。
テレビなどで話題になっているモフモフ柱。手触り最高。
DeNAベイスターズ山崎康晃選手もスヌーピーが好きなようで、巨大スヌーピーと記念撮影する娘。
過去に日本国内でピーナッツのミュージカル「君はいい人,チャーリーブラウン」が演じられていたこと、さらに主演が坂本九だったという事実に震える。それもヤクルトホールなんて小さいところで公演されたことにも驚きを隠せない。
一般公募された、みなさん思い思いの「愛しのピーナッツ。」がなかなか面白い。みんなスヌーピーが大好き。
スヌーピー弁当かわいすぎるし。嫁がこんな弁当を作ってくれたら泣いて喜びそう。
犬もスヌーピーが大好き。
娘がいたら一度はやってみたいスヌーピーひな祭り(一部トトロ)。お雛様から三人官女まで全部スヌーピーのぬいぐるみ。
ギャラリースペースを抜けてストアスペースへ行きます。なお、ストアへ行ってしまうとギャラリースペースには戻れませんので注意が必要です。
ちなみにソニーストア限定で、ピーナッツとコラボしたウォークマンを期間限定発売しているとのこと。ウォークマン持ってないし買ってしまいそう。。
【期間限定】ウォークマン®Sシリーズ SNOOPY’S FRIENDS COLLECTION
売店:ミュ-ジアムショップ「BROWN’S STORE ブラウンズストア」
ブラウンズストアは要するに売店なわけですが、天井の高いショップには壁面いっぱいのスヌーピーグッズが積み上げられています。おしゃれな図書館みたい。ここでしか買えない会場限定グッズがたくさんあるとのこと。テンション上がります。
ちなみに、ショップだけの利用なら入場料はいらないんじゃないか?って思われるかもしれませんが、ちゃんと入場料を払ってギャラリーを経由しないとショップには来れません。このあと出てくるカフェも同様です。
ピーナッツキャラクターのアイシングクッキー詰め合わせです。うわ欲しい。でももったいなくて食べれなそうなのでパスします。
ビジュアル的に目を引いた「まめぐい飴」。スヌーピーとチャーリーブラウンの顔がデフォルメされててむっちゃ可愛い。
「まめぐい飴」の中には飴ちゃんが入っています。
意外と珍しい初期作品スヌーピーのオフィシャルぬいぐるみ2800円なり。大人気の会場限定グッズであるため一人1点までしか買えません。
スヌーピーの特大ぬいぐるみは50000円なり。それも左足にはスヌーピーミュージアム公式ロゴが入っています。こんな大きいの一度は買いたい。
スヌーピーミュージアム限定のオリジナルTシャツは3800円でした。色違い合わせて23種類あります。
限定スヌーピーTシャツは子供用キッズサイズもあります。価格は3800円。
でもサイズによって売り切れ状態でした。子供用サイズは110と130があります。
このスヌーピーのカチューシャがマジで欲しいと言ったら嫁に全力で止められました。なぜダメなんでしょうか?
スヌーピーミュージアムのロゴが入ったリネンハンカチをゲット。最近のキャラクターグッズは品質が高いので嬉しいです。
迷ったあげく200円で買える会場限定ミニ缶バッチを購入することにしました。愛用の吉田カバンにつけます。安くて種類も多いのでお土産によさそうですね。
スヌーピーミュージアムのオフィシャルロゴバッチがシンプルで可愛い。
サリーのレモネードショップにちなんでレモネードシロップが販売されています。ピーナッツにちなんでピーナッツバターもあります。大小2サイズありますので自宅用には大きいのを、小さいのはお土産用と分けてもいいかも。
スヌーピーミュージアム「スヌーピーBOXチェア」は別送品で38,000円。注文から2ヶ月かかるそうです。
ピーナッツの仲間たちの指人形。値段も手頃でお土産にも良さそう。揃えたくなりますが、どこに置くんじゃいとガマンしました。
コップのふちこさん的な、PUTITTO SNOOPYが先行発売されてます。6種類+シークレットがあって1個500円なり。8個入りBOX売りもしています。
PUTITTO SNOOPYはネットでも購入できます。
鍋で有名なルクルーゼとコラボしたココットとドッグボールもありました。ココットは欲しかったな。買いそうでやばかった。ドッグボールは適度な重さがあって頑丈なので、愛犬のえさ入れとして使えそうです。
スヌーピーミュージアム内の飲食施設「カフェ ブランケット」で使用されている特製カップやグラスも販売されています。
マグカップやポットも「カフェ ブランケット」のロゴ入りです。
スヌーピーといえばルートビアでしょ、とオリジナル瓶も販売。
使わないのに欲しくてたまらなかった、カリタのステンレスポッド。
なぜかというと、しっかりスヌーピーミュージアムのコラボグッズなんです。彫刻でスヌーピーミュージアムのロゴが入っています。
ポツンと置かれたショーケースには素敵なスヌーピーのアクセサリーが展示されています。プレゼントにいかがでしょうか。ブレスレットは150,000円、ブレスレットは49,000円ですけど。
コレクター必見のファイアーキングマグ(ミルクグラス)は4,500円。こちらも人気商品のため一人一柄一点の限定販売です。
悩みに悩んで、無難にミュージアムのオフィシャルキーホルダーをゲット。仕事用のカバンにつけようと思います。
スヌーピーミュージアムの公式パンフレットともいえる展覧会図録の創刊号「愛しのピーナッツ。」は、ギャラリーのダイジェスト版のような冊子です。ギャラリーは定期的に展示内容が変わりますので、ピーナッツファンはマストバイでしょう。
展覧会図録のサイズはだいたいCDジャケットくらいかな。
スヌーピーの会場限定ガチャガチャは「コップのふち子」で有名な奇譚クラブとのコラボグッズ。1回500円で5種類がランダムに入っています。
ガシャポンにはカプセルが入っていません。混雑のためかレジでの販売でした。
私はスヌーピーの会場限定ガチャガチャを5個買ってみました。
軽食レストラン「Cafe Blanket カフェブランケット」
2015年10月、目黒川沿いにオープンした一軒家カフェ「ピーナッツカフェ PEANUTS Cafe」によるプロデュースとのこと。「愛しのピーナッツ。」にちなんだ期間限定メニューもあるらしい。ぜひ食べたいし、ブログにも載せたい。
と、言いながら今日は混雑のため抽選で当選しないとカフェが利用できません。藤子・F・不二雄ミュージアムにあるレストランのような整理券システムがないからです。
列に並んでガラガラを回します。白い玉はハズレで、色つきの玉はアタリとなります。さっと見たところ数人に一人しかアタリが出てません。やばいお。
ですがよく見てみると、一組一回しかガラガラを回せないようですが一人一回とは言われてません。並び直しが禁止とも言われていません。また一人が当選すれば同行者もカフェを利用できるような暗黙のルールがありました。なので複数人で行った場合、バラバラに並んで各人が抽選に参加して、当選したら・・あとは分かりますね。
その結果、嫁が当選!嫁エライ。メニューを渡されて待つ事10分少々。Cafe Blanket カフェブランケットのメニューも可愛い。
というわけで苦労してカフェへ入場。まずはレジでオーダーします。
スヌーピーカフェのメニューはこんな感じです。安くはありませんな。「MY FAVORITE PEANUTS」と書かれているのが「愛しのピーナッツ。」限定メニューです。
サンドイッチセットの「マイフェイバリットピーナッツ」、カフェブランケットパンケーキ、デザートビザの「サリー’S スナッピー」、ミルクシェーキの「マイスイートバブー」「チャーリー・ブラウン」、ソーダの「ミント&ライム」をオーダー。計7,000円少々。ちなみにクレジットカードも使えます。
店内は、屋内のテーブル席と・・・
屋外のテラス席があります。テラス席が満席のため、屋内のテーブル席を利用する事に。
もちろんスプーンやフォークもスヌーピー。
ナプキンもスヌーピーです。もったいないので使わないでお土産にしました。
まずはドリンクから到着。「マイスイートバブー」はラズベリーソースベース、「チャーリー・ブラウン」はマンゴージュースベースです。どっちも美味しかった。「ミント&ライム」はしっかりした大人の味。
カフェブランケットパンケーキです。かわいい焼印もさることながら、ピーナッツバターとメープルシロップを和えたソースが絶品。嫁は黒っぽいラズベリーソースを大絶賛していました。
「マイフェイバリットピーナッツ」はチキンとチーズと人参がサンドされていて、おしゃれな美味しさ。ポテトとミニアメリカンドッグもあって、思ったよりボリュームがあります。
「サリー’S スナッピー」は、ドライフルーツの乗ったスイーツピザでした。付け合わせのソフトクリームを乗せていただきました。手がベトベトになりますが普通に美味しい。
あったかいフルーツピザに、冷たいソフトクリームを乗せていただくのが美味しい。
味もデコレーションも満足だったのですが、ひとつだけ残念だったことがあります。店員さんが全くフロアを見ておらず、ナイフ・フォーク・ナプキン・お手拭きなどが欠品だらけでした。店員さんの様子を見てても皿の片付けとダスターがけだけして、補充を全然していません。水をいただきたく声をかけるにもガヤガヤしているので難しい状況でした。抽選による入場制限のため特に忙しそうでもなく、フロアスタッフだけでも5人程いて余裕はありそうなのですが、ちょっと意識が低いと言わざるをえません。今後に期待したいです。
食事をしながら、先ほど購入したカプセルトイを開封します。5種類あるので5個買ってみたものの当然ダブりがあるのでしょうが、はたして・・・
結果、5種類中4種類をゲット。上出来です。
カプセルは備え付けのカプセル入れへ返却しました。
お土産も買ったし、お腹いっぱいになったし、帰ることとします。
おまけ:港区立さくら坂公園(ロボロボ公園)
スヌーピーミュージアムを出た頃には夕方になっていましたが、元気盛りの娘的にはもうひと遊びしたそうな様子です。近くにロボロボ公園(ロボット公園)なる場所があるらしいので行ってみました。
スヌーピーミュージアムから子供の足で15分くらいで到着しました。場所的にはテレビ朝日の裏のあたりです。
あやしげな林の坂を登ると・・・
色鮮やかな滑り台が登場。
なぜ、桜坂公園がロボロボ公園と呼ばれているかというと、こういうモニュメントがあるから。
坂を利用したローラー滑り台もあります。
意外と狭いのですが、オマケで立ち寄るにはちょうどいいかな。ここを楽しんでくれるのは、幼稚園児・保育園児~小学校低学年までだと思います。
しかし他の利用者があからさまにセレブだらけで肩身が狭い。。
まとめ
六本木のスヌーピーミュージアムへ行ってきました。日本国内で初めての公式常設施設で見所満載でした。
展示内容は6ヶ月ごとに入れ替えられるとのこと。具体的には、2016年10月8日〜2017年4月9日は「もういちど、はじめましてスヌーピー。」と題した展示が行われるそうです。告知を見る感じ、後期作品が多いのかな?
展示の入れ替えがあればカフェの限定メニューも変わるでしょうからまた来てみたいです。
ところで、スヌーピーミュージアムには喫煙所が一切ありません。ここだけが残念です。
お出かけデータ(アクセス・公式サイトなど)
アクセス地図
東京都港区六本木5-6-20 03-6328-1960
東京メトロ・都営六本木駅より徒歩7分 都営麻布十番駅より徒歩10分
営業時間など
10:00~20:00(入場は19:30まで)会期中無休
公式サイト
前売り予約チケットの購入
https://snoopymuseum.tokyo/s/smt/media/list?ima=0000
以上、最後までご覧下さりありがとうございます。他にもスヌーピーやドラえもんなどに関連したお出かけ記事をご用意しています。ごゆっくりどうぞ。