こんにちは、ぶんちょうです。突然ですが、aikoは好きですか?
先日、ファンクラブの抽選でライブのチケット購入権が当たったのをきっかけに、さらにさらにaikoの曲を聴くようになってしまった私です。
aikoが好きでオーディオが好きな私が、aikoのハイレゾ音源に興味を持つのに時間はかかりませんでした。・・・うそです。しばらく面倒で試したことがありませんでした。
aikoのハイレゾ音源を購入したのでスマホで聴き比べをしてみましたよ
ハイレゾ対応のウォークマンやイヤホンをお持ちでも、ハイレゾ音源を購入して実際に聴いたことがある方って意外と少ないのではないでしょうか。私もその一人でした。
知る人ぞ知る話ですが、ソニー系列のレーベルゲートが運営している音楽データ配信サイト「mora(モーラ)」では、aikoのハイレゾ音源をダウンロード販売しています。今回の記事はmoraでaikoのハイレゾ音源を購入して、一般的なCD音源と比較してみたいと思います。
ハイレゾの特徴
ハイレゾハイレゾといいますがハイレゾってどういうものでしょう。ざっくり簡単に説明すると以下の2点が特徴となります。例えば96KHz/24bitのハイレゾデータの場合は、、、
①一般的なCDよりも高音を聴くことができる
②一般的なCDよりもきめ細やかな音を聞くことができる
①は一般的なCDが20KHzまでなのに対して、ハイレゾでは48KHzまでの超高音を収録することができます。人間は20KHzまでしか聴くことができないと言われていますのでどこまで効果的かはわかりませんが、いわゆる「ハイレゾ対応」をうたっているオーディオ機器やイヤホンなどは①にような超高音に対応したものを指します。
②は一般的なCDよりも256倍の細かい音を収録することができるため、よりなめらかな音楽を聴くことができるというものです。
実は、我が家にはハイレゾ対応のスピーカー・イヤホンがないため①の恩恵を受けることはできませんが、②については十分メリットがあるのではないかと考えたわけです。
この次は、スマホでハイレゾ音源を聴く方法についてご紹介します。
ハイレゾ音源をiPhoneで聴く方法
結論から言ってしまうと、iPhone単体でハイレゾ音源をハイレゾの音として聴くことはできません。iPhoneにハイレゾ音源を再生するためのアプリはあるのですが、ハイレゾをダウングレードした、一般的なCD音源の音質での再生となります。
それでもiPhoneでハイレゾ音質を聴きたい場合は、外付けのDAC(D/A Converter デジタルをアナログに変換する機械)という機器が必要となります。
例えばこういうやつです。エントリー機種ならだいたい1万円台で買うことができます。
こういった外付けDACとiPhoneをUSBケーブルでつないで聴きます。その際にはDACメーカーの推奨するハイレゾ再生アプリを使用します。
ハイレゾ音源をアンドロイドで聴く方法
アンドロイドスマホの場合は、Xperia(エクスペリア)などのように単体でハイレゾ音源をハイレゾ音質で聴くことができる機種があります。わりと最近の機種に限られますが。そうでない機種の場合はiPhoneと同様に外付けDACを使用することとなります。
うちのAndroidスマホはXperia XZ SO-04Jなので、ハイレゾに対応しており、標準のミュージックアプリでハイレゾ音質を聴くことができます。エクスペリア以外にもハイレゾ対応のAndroidスマホはありますが、まあハイレゾ対応のウォークマンを買うのが一番早いっちゃ早いですな。
ソニー SONY ウォークマン Aシリーズ 16GB NW-A45 : Bluetooth/microSD/ハイレゾ対応 最大39時間連続再生 2017年モデル トワイライトレッド NW-A45 R
ソニーはいやだ、という方にオススメなのが、バランス出力端子もついたこちらがいいでしょう。この機種の前世代機種を購入しましたがなかなかいいですよ。
音楽配信サイト「mora」でハイレゾ音源を購入
前置きが長くなりましたが、実際にハイレゾ音源を購入してみたいと思います。moraの支払い方法は以下の通りたくさんあります。
クレジットカード
Yahoo!ウォレット
楽天ペイ
mora music card/NET CASH(ネットキャッシュ)/nanacoギフト
WebMoney(ウェブマネー)
BitCash(ビットキャッシュ)
ドコモ ケータイ払い
auかんたん決済 / au WALLET
ソフトバンクまとめて支払い
楽天Edy
ミュージッククーポン
オンライン電子マネーにも対応しているので、あまったポイントを使って1曲買ってみるのもいいですね。
moraの利用方法はよくあるショッピングサイトと同じで、ダウンロードしたい楽曲をショッピングカートに入れて購入します。例えばaikoを検索してみると・・・
下の方にスクロールすると、たくさんの楽曲が出てきます。アルバムは三千円ちょっとなので、だいたい普通のCDを買うのと同じくらいの価格です。
最近、特にヘビーローテーションで聴いている「あたしの向こう」を選択しました。1曲なので300円と消費税でした。シングルCDを買うより安いです。
料金の支払いや会員登録などを済ませるとダウンロードできるようになります。
ダウンロードするためのツールや、ダウンロードした後の再生ソフトについてはこちらのようになります。
というわけで、Andoridのmoraアプリでダウンロードしてみます。さすがハイレゾ、1曲だけなのに187MBもあります。一般的なCD音源の5倍ほどの大きさです。
ダウンロードしたら、標準のミュージックアプリで表示されるようになります。「HR」とあるのがハイレゾ版です。
ダウンロードしたaikoのハイレゾ音源の感想について
aikoの通算32枚目となるシングル「あたしの向こう」は、OSTER projectという外部のアレンジャーにより制作された作品。ピアノロックがフューチャーされていてピアノとリズムセクションが強烈なビートを奏で、aikoの強く優しい声が楽しめるアレンジとなっています。
ようやく通常音源とハイレゾ音源を聴き比べてみます。再生環境はプレイヤーはXperia Z5 Premium、イヤホンはオーディオテクニカのATH-IM03です。
肝心の音質というと、オーディオの専門家ではないので格好良く表現できませんが、通常音源とは明らかに別物といえます。まず音と音の混ざりが明確に聴き分けられるようになって、また音の余韻がきれいに聴くことができます。その結果、ボーカルの表現力が増して、楽器同士の距離感がはっきりして立体的になったような気がします。
まとめ
手軽さという意味ではもうちょっとという感のあるハイレゾ音源ですが、好きなアーティストのハイレゾ音源を聴いていると今まで聞こえたことのない音が聞こえたりして楽しいものです。是非お試しください。
ほかにも、aikoがきっかけのオーディオレビューなどを書いてますのでどうぞご覧ください。
以上、最後までご覧くださり誠にありがとうございました。