このブログ「オニオン座」では、便利グッズや役立ちアイテムのレビュー記事を掲載しています。普段から自腹で購入したグッズで気に入ったものしか紹介していませんが、そのなかでも今回は「Amazonで買って良かったグッズ オフィス編」をいくつか紹介させて頂きます。どれも3,000円以下で気軽に買えますよ。
【オフィス編】オニオン座がオススメするAmazonで買って良かった3,000円以下で買えるグッズ
便利グッズで仕事効率を上げて早く帰宅しよう
現在の私の仕事は制作ディレクター、社内情シス兼なんちゃってSE、サポートデスク、スチールカメラマン、映像制作AD、雑用、お菓子屋さんと多岐にわたりますが、基本的なスタンスを挙げるとすると「仕事が嫌いだから、効率良く楽しく仕事したい」です。
本業自体はディレクターなのですが、大きな会社ではないので他業務はいわばボランティアです。でなければこんな薄給でやってられませんわ。くだらんことを頼まれて「自分でやれやアホンダラ」と思うこともありますが、ディレクターなんて物作りもせず営業もせず、皆さんの調整役としてメシを喰わせてもらっている存在なので助け合いとかは嫌いじゃない。お互い様ですからね。おかげで他部署とのコミュニケーションもなかなか良好なつもりです。
苦労をしても給料が上がらないなら、仕事を楽にすればハッピーになれます。ストレスを減らせばいいわけです。なかなか経費で落とせるか微妙なものもありますが、自腹で買っても損はないと個人的に感じたものに限定してご紹介します。そのなかでも3,000円以下で手に入る改善グッズを簡単なレビューします。
デスクを広く使える、モニターやテレビの上にモノを置けるスペースを作る台「ディスプレイボード」
液晶モニターの上がデッドスペースになっていてもったいないと思ったことはありませんか?そんな方のお悩みを解決するのがのこディスプレイボードです。
私も、けして広くない会社のデスクには液晶モニターが2台あり、さらにノートパソコンと資料とドリンクと小物を置いたりしてかなりカオス状態になっていました。片付け下手な自分を棚に上げるとして、なんとかデスクを広く使いたいと思って購入したのがこちら。
似たような商品はたくさんあって値段もピンキリですが、一番安くてレビュー評価も良さそうなものを買ってみました。サイズは幅34cm x奥行8.4cmで耐荷重2kgとなっています。
組み立て済みなので使い方は簡単です。まずディスプレイの上に載せて、台となる部分が地面と平行になる角度を見ます。次に足の部分の角度を調整します。ちょうどいい角度になったら、レバーを倒して足を固定します。
次に台の裏にある密着ジェルのシールを剥がします。このジェルがかなり有能で、地震対策ジェルのように密着してちょっとくらいディスプレイが揺れてもズレないようになっています。でも絶対倒れないわけではないので、飲み物や壊れやすいものは置かないようにしましょう。
そしてディスプレイに載っけます。こんな感じになります。ちなみにこのディスプレイは32インチテレビです。
横から見るとこんな感じ。足が結構広がるので厚みのある液晶テレビやモニターにも乗せることができます。画面手前側に引っかかるアゴがあり、その近くには密着ジェルが付いているので多少斜めでも安定します。実は密着ジェルが付属しているディスプレイボードって珍しいんです。これがあるだけでかなり安定します。
で、この上に時計とかカレンダーとか、さっと見たいものを載っけます。
2台使うと24インチモニターを少しはみ出すくらいの長さになります。小さいぬいぐるみなんか置くとチャーミングでいいですね。
ほんのちょっとのスペースができただけで置き場所に困っていた小物を置くことができて本当に便利です。会社だけではもったいないので、ご自宅でも使ってみてはいかがでしょうか。
Type-CポートしかないMacbookユーザーとiPad Pro11/12.9インチユーザーに必須なUSB Type-Cハブ
USB Type-CポートしかないMacBook Pro/Air/無印、iPad Pro11/12.9インチ(第四世代)をお使いの方にオススメな、USBハブをご紹介します。
会社で展示会やセミナーを催すと、やはり広報に使いたいのでまともな写真が欲しくなります。従来は動画担当の方が写真を撮ってくれたのですが、普通に考えて両方やろうというのは難しいわけです。そこで私がスチールカメラマンを担当することが増えました。
そうするとデジタルカメラで撮ったSDカードの写真データを自前のMacbook Air2018に入れるためにカードリーダーが必要だったり、USBメモリーにコピーしたりしたいわけです。ちょっと会議室のモニターに映し出すのにHDMIポートも欲しいわけです。
ところがMacbook Air2018にはUSB Type-Cポートが2つあるのみで、SDカードスロットもUSB Type-Aポートもありません。それぞれ別々にUSB Type-Cポート対応のカードリーダーや変換アダプターを買うとかさばるしお金もかかります。いっそ一つで全部こなせるものはないか探して購入したのがこちら。
本当これって、Macbook Air2018とかMacbook Proには標準付属してもらいたいレベルで、めちゃめちゃ便利です。ちなみにこの手のグッズは使っていると熱くなりますので、心配な方はSDカードやUSBメモリーを使ったら外すようにしましょう。
USB3.1対応品とか、PowerDelivery対応のType-Cポートとか、LANポートも欲しいは欲しかったのですが、自腹で買うので3,000円以下に抑えたかったためこれを選びました。少しだけ予算オーバーですが、そのへんもモリモリ全対応しているやつがこのへんですね。
最新のiPad Pro11/12.9インチはLightningコネクタからUSB Type-Cへ変更となりましたが、同じようにSDカードやUSBメモリーを使えて便利です。パソコンがなくても撮影直後にすぐレビューすることができるようになり、外出先でのMacbookとiPad Proとの巨大データ交換も便利になりました。わざわざ高価なApple認定品のリーダーを買わずにすみました。
有能なデスク整理用品、机上台(きじょうだい)
同じくデスクを有効に使うためのグッズとして机上台をご紹介します。卓上台とも言うのでしょうかね。私が購入したのはこちら。白・赤・黄緑・黒の4色から選べます。木製と違ってオシャレでしょ。
組み合わせできる充電用USBハブもオプションとしてあって便利そうでしたが、出力が5V・4ポート合計720mAと弱く、iPhoneや最近のAndroidスマホの充電は向いていないため買いませんでした。
机を広く使いたいという理由の他に、液晶モニターの画面の高さを上げたいという理由もありました。ちょうどいい目線位置に画面が来ないと首を必要以上に曲げて作業をすることになるので、肩こりや頭痛の原因になるためです。
私のデスクは液晶モニターが2台ありますが、この机上台は1台買って調子良かったので追加でもう1台購入しました。
もっと安い類似品もありましたが、レビューには作りの良さが評価されていたのでこちらにしました。実際に塗装もすごくしっかりしていて安っぽくなく、多少こすれても剥げなそうです。そして安物の合板製とは違って、簡単にはたわまないのもすごい。耐荷重は15kgとあります。
今ではこの下に作業中の資料を置いてすぐに取り出して観れるようにして非常に便利です。もっと高さのあるバリエーションもありますから、収納スペースをより確保したい人などはそちらをオススメします。
プラスマイナスドライバーのキーホルダー、多機能キーホルダー
プラスマイナスドライバーのキーホルダーと多機能キーホルダーです。どんなことができるかは写真を見て頂ければ一目瞭然ですね。
まずプラスマイナスドライバーのキーホルダーがこちら。とりあえず値段だけでも見てもらいたい。
会社でちょっとネジ外し・ネジ留めが必要になったりすると、わざわざ工具箱まで取りに行くと思いますが、そんな手間が不要になりました。先日も蛍光灯を10カ所近く交換することがあったのですが、こいつでちゃちゃっと作業できました。安物でも硬度が十分なのでちゃんと使えました。電化製品や家具、サーバラックなどのネジに丁度いいサイズです。
めちゃめちゃ安いのですが、見た目高級感すらあるし、バリや欠けもなくちょいちょい使っています。マイナスドライバーはまだ使ってないので外そうかと思ってますけどね。小さい割に持ちやすいので結構きつく締めることもできます。
次は多機能キーホルダーです。同世代のメンズには懐かしい十徳ナイフという存在がありましたが、それのキーホルダー版ですかね。6機能ユーティリティーキーツールというそうです。
詳しくは知りませんが、レビューを見ると知る人ぞ知るメーカー品のもろパクリ商品なのだそうです。小さめのプラスドライバー、栓抜き、ナイフ、超小型ノコギリが一体化していて、畳むとちょうど鍵のサイズになります。
正直、ナイフの切れ味はスパッというものではありませんが、ちょっと梱包ヒモを切るときなどに使ったりします。あと上記ドライバーキーホルダーよりも小さい径のネジを回すのにも使いました。
いずれのキーホルダーも、突然必要になったときにアタフタせず、さっとポケットから取り出して対応できるのがすんごく便利。かさばらないのでキーケースに入れっぱなしにしています。
メルカリやヤフオクでも使えるデジタルノギス
あまり需要はないかもしれませんがご紹介します。デジタルノギス(電子ノギス)をご紹介します。
制作の現場で仕事をしていると、物品のサイズ・寸法がすごく大事です。これが分からないとデザイナーさんに依頼が出せないのでさっと計測できるツールが欲しいと思っていました。定規やメジャーを使えばいいのですが、忙しくてバタバタしてると意外と採寸誤差が大きいわけで、読み違いのないノギスが欲しいと思っていました。
そこで購入したのが電子ノギスです。ノギスといえば定規にフックが2つ付いていてその間の寸法を測るものとなりますが、こちらはメーターが液晶表示されるのですごく楽ちんです。
使い方は簡単です。いったん0mmまで戻したらゼロボタンを押してリセットし、その後にメーターを広げて採寸するだけです。こんな丸いものでも簡単に大きさを計測できてしまいます。
安物なので、少したわむと1〜2mm程度の誤差がでますが、定規でぎりぎり測ってもそれくらいの誤差はでるので気にしません。誤差がほとんどない金属製のデジタルノギスは数千円〜1万円前後からありますね。
ガチの計測にはもっとまともなノギスを買った方がいいですが、ちょっと測りたいときに本当に便利。なにしろ実売1,000円切ってるので普通に文房具入れに入れておいて良いレベルです。ちなみに、うまい棒(コーンポタージュ味)の直径は26mmでした。何でも測定したくなるくらい楽しいです。
これね、仕事に使うもいいけど、メルカリやヤフオクなどのフリマ出品にも便利です。出品ページに商品のサイズを書いておくと落札率上がるじゃないですか。そんなのにも使えますね。
業務効率が上がるデュアルディスプレイが素晴らしい。そしてフルHDより広いWQHD液晶モニターという選択
フルHD(横幅1920ピクセル)よりも広大なWQHD表示(横幅2560ピクセル)が出来る液晶モニターをご紹介します。この章だけ3,000円では買えませんが、効果バツグンなので参考にして頂ければと思います。
まず、そもそも液晶モニターの解像度の違うと何が違うのかからお話しします。
今や1万円そこらで販売されているフルHDの1920×1080と、一昔前によく使われていた17インチのスクエア1280×1024(SXGA)を比べてみると解像度が158%も違います。逆に言えばフルHDよりも17インチのスクエアの解像度は63.2%なわけです。フルHDならA3資料を見開きで読めるのに、17インチSXGAだとA4資料1枚を表示するのがやっとなわけです。
実際に、参考資料PDFを開きながらExcelやパワーポイントへ入力するなどの「見ながら入力する」作業をしようとすると、フルHDモニターでも厳しいし、17インチのスクエア液晶に至っては絶望的です。私にはそんな狭い画面で仕事しててなぜガマンできるのかが分からないです。
こんなに違うのでは、工場や金融機関などの入力専用パソコンならまだしも、画面が狭いモニターはスクロール操作は増えるし、そもそも画面に映る資料を一覧できないので本当に効率が悪いです。
なので、少なくとも17インチのスクエア液晶をお使いの方は、会社のお金でフルHDモニターを買ってもらいましょう。確実に仕事が楽になることをお約束します。個人的にはアイオーデータの液晶モニターがコストパフォーマンスが良く、保証期間も3年と長いのでオススメしています。中年の方がお使いになる場合は、老眼が始まっていて文字が読めないと困るので23.8インチ以上のものがいいですね。
そして、やはりオススメはデュアルモニター化です。つまり1台のパソコンで2台のディスプレイモニターを使うことです。
たかだか1〜2万円のモニターを追加してデュアルモニターにするだけで、業務効率が数十%アップすることは科学的にも証明されているのに、未だにモニター1台で仕事している人が多いなんておかしな話ですよね。でも世間の経営者、特に中小企業の経営者や管理職の人は理解してくれません。
ならば自腹で買ってしまえというのが私の持論です。「自腹で買ったって給料が上がるわけでもない」と思われるかもしれませんが、知らず知らず蓄積する仕事ストレスがかなり軽減され、楽になるだけでなく効率が上がり、肩こりも減りますのでデュアルモニター化は本当にオススメです。
さらに私が買って良かったと思っているのは、本章冒頭でも少し触れましたWQHDの液晶モニターです。さすがに会社にWQHDモニターを買ってくれとは言えなかったので自腹でしたが、こちらを購入しました。
WQHDは解像度が2560×1440となり、フルHDと比べて177.7%の広さとなります。1280×720などの小型ワイドモニターに比べたら4倍の広さです。これが本当に便利です。高解像度のモニターはグラフィックデザインをする方やゲームをする方のものと思われがちですが、事務の仕事をする方にも効果があります。
例えば弊社の場合は全社のメールアドレス管理帳や各種管理帳票のエクセルファイルなどはかなり行・列の大きいものになりますが、大概はスクロール無しで見ることができるようになりました。これにより行や列を間違えて更新することもなくなったし、画像編集も楽になりました。WEBサイトのチェックは従来のフルHDモニターで、編集や管理帳票の入力や資料閲覧はWQHDモニターというデュアルモニター運用をしています。
なお、モニターをつなげるポートが1つしかないパソコンをお使いでデュアルモニターする場合は、USBからモニターに繋ぐアダプターもありますので一緒に用意するといいですね。私も一つ持っています。
5台のスマホ・タブレットを充電できる、USB式急速充電器
最後に、USB充電ポートがたくさんある高速充電器をご紹介します。
社用iPhoneの管理までやってるIT雑用係の私としては、追加で数台のiPhone・iPadをセットアップしなければならないことがあります。以前は自前の2口くらいのUSB充電器をたくさん電源タップに繋いでやっていましたが、机の上がごちゃごちゃしてしょうがない。そこで購入したのがこちら。
これは自前のMacbook Air2018やiPad Proも快適に充電できるPowerDeliveryポートも一つあるのですんごい便利です。
スペック的には合計出力ワット数が60Wとなっていて、USB Type-C PD出力:5V=3A / 9V=3A / 15V=2A / 20V=1.5 A、USB Type-A出力(PowerIQ対応):5V=6A(各ポート最大2.4A)となっています。もっと安い多ポート充電器はありますが、出力アンペアが低くて充電速度が遅いなどの欠点がどこかしらあるので注意が必要です。
仕事やプライベートでUSB式充電器やモバイルバッテリーをたくさん扱ってきましたが、なんといってもAnkerが品質・性能・コスパが最高と思っています。AukeyやRAVpowerも健闘していてたまに購入しますが、まだまだ追従を許さない感じです。
まとめ
こんなグッズやハードウェアがあるとすごく便利だけど、ちょっと贅沢なので会社に買ってもらえなそうなものは自腹でも買ってしまえ、というお話をさせて頂きました。気に入って頂けましたでしょうか。
たとえ自腹で買ったとしても、仕事を効率良く行うことで早く帰りたい人は帰れるようになり、給料を上げたい人は評価が上げることが容易になるので、けして無駄金にはなりません。いわゆる自分への投資であり「生きた金の使い方」ともいえます。
まあ仕事がどうのとか理屈抜きで、3,000円以下でちょっと幸せになれるグッズということでお試し頂ければと思います。
当記事をご覧の方で、なかなか売上げが上がらない、生産性が上がらないとお嘆きの経営者や管理職の方がいらっしゃいましたら、こんなグッズをご検討頂けるといいと思います。特にデュアルモニター化は、費用対効果がバツグンであることは自信を持って断言できます。
それでは本日ご紹介したアイテムを振り返りますね。
仕事だけでなく何かと便利なドライバーキーホルダーがこちら。意外と女性が持っていたら惚れてしまいそう。
一緒に持っておくと便利なキーホルダーはこちら。何か買ってスグ使いたい時に便利。小さいので銃刀法違反(刃渡り5.5cm以上が取り締まり対象)にも問われません。
あると意外と便利な電子ノギスがこちら。唯一の欠点は、何でもかんでもサイズを測りたくなることくらい(私だけか?)
ディスプレイボードはこちら。液晶モニターや大型液晶テレビの上の空間がもったいないとお嘆きの方にオススメです。私はカレンダーや時計、スヌーピーの小さいぬいぐるみを置いて女子力アップしてます。
机上台はこちら。仕事が終わるとキーボードにカバーをかけて帰る方がたまにいますが、マウスやキーボードを机上台の下に入れておけばデスクもスッキリするしキーボードにホコリもつきにくいですね。
私が使っている、フルHDより広いWQHD液晶モニターがこちら。しかし液晶モニターもめちゃくちゃ安くなりましたな。
映像出力端子であるVGA端子、HDMI端子、DP端子(ディスプレイポート)が一つしか無いパソコンにはこちらが必要です。パソコンを開けてビデオカードを追加するのは面倒ですからね。
Macbook Pro/Airも充電できて、iPad Proなども高速充電できる多ポートUSB式急速充電器がこちら。色はホワイトも選べます。
Macbook Pro/AirやiPad Pro、XperiaなどのAndroidスマホなどで共用できるUSB Type-Cハブ兼SDカードリーダーはこちら。
以上、ブログ「オニオン座」がお届けしました。最後までご覧下さり誠にありがとうございました。