iPhone&Android対応で最小最軽量、大容量モバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000」のレビューですよ

 

先日、Amazonで長期に渡りモバイルバッテリーの売上げNO.1の「Anker PowerCore 10000」を購入しました。これまでたくさんのモバイルバッテリーを買ってきましたが、これがなかなか驚くほど良い製品でわりと感動したので商品レビューしたいと思います。

なぜ買ったかというと新しいiPadの充電に使うために大容量のモバイルバッテリーが必要となったからです。もちろんiPhoneやAndroidスマホでも使います。

また、我が家にはアンカーのモバイルバッテリーが3台以上ありますので、過去に購入した同社製品と比較したいと思います。

目次

iPhone&Android対応で世界最小最軽量、大容量モバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000」のレビューですよ

Anker PowerCore 10000を購入した理由

Anker PowerCore 10000」は2018年度Amazonランキング大賞(バッテリー・充電器 部門)のベストセラーNo.1受賞モデルです。

ベストセラーでありロングセラー商品なので、他のブログでもたくさん取り上げられているであろうに、なぜ今さらブログに書こうとしているのか。自分でもよく分かりません。でも「買って良かった」という気持ちを伝えたいと思ったわけです。そう、PV数は無視で、本当に気に入ったアイテムを紹介したいというオニオン座のスタンスからです。

どうも、ぶんちょう(@onion_za)です。まず、Anker PowerCore 10000を購入した背景からご説明します。

最近までは、AndroidスマホXperia XZ(SO-01J)を充電するために小型軽量のAnker Astro E1 5200mAh を持ち歩いていました。5200ミリアンペアアワー級といえばiPhoneやスマホに最適な容量で、Xperia XZのバッテリー容量は2900mAhのため1.5回くらい充電できたのです。ちょっと前のiPhoneでも同じくらいですね。

ところがこの軽くて小さいモバイルバッテリーでは足りなくなってしまいました。

というのも、先日書いた人気記事「PUBGモバイルのせいで新型iPad miniが待ちきれなくてiPadを買ってしまったので開封レビューするよ」にもあるように、iPad9.7インチ(2018)Wi-Fiモデルを購入しました。スマホでテザリングすれば外出先でもPUBGモバイルで遊べるようになったのです。ゲームが楽しくなると3,4時間ぶっ続けでやりたくなって電池がなくなるわけですが、iPadのバッテリー容量は8700mAhと大容量であり、とてもAnker Astro E1では足りないわけです。

家には5年ほど前に購入して今でも家族旅行の際に携帯しているAnker Astro3E 10000mAh もあるのですが、こいつは普段からバッグに携帯するには大きくて重いんです。

そこで軽くて小さくて大容量のモバイルバッテリーってないんだっけ?と探しました。実は同容量のモバイルバッテリーでも重量やサイズが大きく違うことがあるということを知ってはいるけど最近買ってなかったからです。

安くて軽そうなバッテリーはいくつか見つかりましたが、無名メーカーのものを買って失敗したことがたくさんありました。例えばモバイルバッテリーの容量が10000mAhと書かれている製品でも、本当に10000mAhきっかり充電して使うことはできません。理由を説明すると長くなるので割愛しますが、質の悪いモバイルバッテリーだと表記されている容量の半分くらいしか使うことができません。

ここはやっぱモバイルバッテリーの評判がすこぶる良く、実際に使ってみて体感的に実容量も問題ないAnker製品かなと、Anker PowerCore 10000をポチりました。

 

世界最小最軽量、大容量モバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000」開封の儀

いつものAmazon箱から出してみたAnker PowerCore 10000がこちら。箱を見た瞬間、配達ミスじゃねえのと思ったほど小さいパッケージです。

ビニール袋から出したパッケージはこちらです。

いや、配達ミスじゃありませんね。間違いなくAnker PowerCore 10000です。だって、めっちゃ小さいんだもん。これで10000mAhのモバイルバッテリーなんだぜ?

パッケージを開けてみると、いつも通りオシャレ。AnkerはGoogleをスピンアウトした方が立ち上げたメーカーなんですよね。

商品内容は、モバイルバッテリー本体、携帯袋、充電用USBケーブル、ドキュメントです。

モバイルバッテリー本体を開けて取り出してみました。買ったばかりのAnker PowerCore 10000は半分くらい充電されている状態でした。このつや消しというかさらさらした表面加工により、ケースに傷や汚れが付いても目立ちにくいわけです。

充電用USBポートとバッテリーを充電するためのミニUSBポートのみ。一昔前の10000mAhバッテリーなんかは複数台同時に充電するのが当たり前でしたから2ポートありましたが、今どきは1ポートなんですね。

入力は5V=2A、出力(スマホなど充電)5V=2.4Aです。出力アンペアが2.4AあるのでiPhoneやAndroidスマホの高速充電もできるし、容量的にもiPadやAndroidタブレットへのフル充電が可能です。

いやしかし、うそ?ってほど小さくて軽い。ほんと、これは手に取って感じて欲しいレベル。

Anker PowerCore 10000の大きさはタバコの箱とほぼ同じ。いわゆるカードサイズです。世界最小というのはどうやら本当なんじゃないか。

 

Anker PowerCore 10000とAstro、新旧モバイルバッテリーを比較してみた

Anker PowerCore 10000をAnker Astro3E 10000mAh やAnker Astro E1 5200mAh と比較してみます。

これが2013年に購入したAstro3E 10000mAhです。すでに廃番商品となっています。このバッテリーだけ充電用USBポートが2つあって2台同時充電が可能です。これでも当時は画期的な小ささだったんですけど、どうみてもスマホ本体より大きいレベル感。

そして最近まで使っていたAstro E1 5200mAhです。こいつは軽くて小さくてお気に入りでした。でもケース表面がツルツル加工なので、擦り傷や汚れが目立ってしまっています。がさつにカバンに突っ込んで使ってましたからね。

まず大きさ。バッテリー容量が半分のAstro E1(真ん中)が最も小さいのは当然ですが、容量が同じ10,000mAhのAstro3E(左)とAnker PowerCore 10000(右)を見比べてみるとまるで違うことが分かります。

Anker PowerCore 10000とAstro3Eを重ねてみました。黒に黒だから見づらいかもしれませんが、Anker PowerCore 10000の方が半分近くに見えます。厚みはPowerCore 10000の方がありますが誤差みたいなもんです。

それでは最も気になる重量差を確認します。まずは一番古いAstro3E 10000mAhから。実測で244グラムです。まあ大容量バッテリーならこれくらいが普通でしょうけど、重さもサイズも大きめのスマホと同レベルです。

次に容量の少ないAstro E1 5200mAh です。他のものと比べてバッテリー容量が半分程度とは言え、124グラムとかなり軽量です。

最後にAnker PowerCore 10000です。なんと驚異の178グラム。Astro3E 10000mAhの72.9%の重量となります。Astro E1 5200mAhにわずか50グラム追加しただけで容量が倍になるということ。世界最軽量はダテじゃない!

表面のケース外装材質についても比較してみましょう。Astro3E 10000mAhとAnker Astro E1 5200mAhは光沢のある素材。それに対しAnker PowerCore 10000は汚れや指紋、傷が目立ちにくいマット仕様になっています。

Ankerのモバイルバッテリーには基本的に全て収納袋が付属していますが、がさつな私はそんなもの使わずカバンにポイして使ってます。なので傷だらけになるのですがAnker PowerCore 10000なら綺麗なまま使えそうです。

Anker PowerCore 10000とAnker 523 Power Bank (PowerCore Slim 10000 PD)との違い、そしてPowerDelivery対応モバイルバッテリーとは

ちなみにAnker PowerCore 10000には後継機種があります。Anker 523 Power Bank (PowerCore Slim 10000 PD) です。

Anker PowerCore 10000とAnker 523 Power Bank (PowerCore Slim 10000 PD) の違いは次の通りです。

・PowerIQ 3.0 (Gen2)に対応(PowerCore 10000はPowerIQ 1.0)
・Quick Chargeに代わりPowerDelivery(最大20W)に対応。AndroidでもiPhone・iPadでも高速充電が可能。
・70グラム重くなった。公称値PowerCore 10000は180グラム、PowerCore II 10000は250グラム

ポイントは、PowerDeliveryという充電方法(PD充電)に対応したこと。

従来のQuick Chargeという充電方法に対応しているのはAndroidスマホ・タブレットのみとなり、Apple製品であるiPhone・iPadは対応していませんでした。そのままではApple製品では5V充電となってしまうので、Anker独自の規格PowerIQで非公式ながらiPhoneなどでの高速充電を実現していました。

その後、より確実でアップルも公式採用しているPowerDeliveryにも対応したことにより、スマホ端末を問わず安心して高速充電できるようになりました。

こちらのモバイルバッテリーならPowerDelivery対応なのでiPhone・iPadを素早く充電できます。さらにMacbook Pro/Airなどのノートパソコンへの給電(充電するには電圧が足りないけど補助程度)も可能です。

以上から、これから買うならAnker 523 Power Bank (PowerCore Slim 10000 PD)をお勧めしたいです。

 

まとめ

Anker PowerCore 10000を購入に至った経緯と、開封の儀、そしてAnker PowerCore 10000、Astro3E 10000mAh 、Anker Astro E1 5200mAh との大きさと重さを比較してみました。

価格や大きさ重さから、Astro E1 5200mAh は素晴らしいし、iPadやAndroidタブレットではなくiPhoneやスマホだけをお持ちの方には間違いなくオススメのバッテリーです。ネットショップとかで安いだけのバッテリーをいくつも買って失敗してきた私が言うのですから間違いないと思います。

そしてiPadやAndroidタブレットをお持ちの方は、古いモバイルバッテリーがまだ使えるから、とは言わず、Anker PowerCore 10000を買って試してみて欲しいです。数年でここまでバッテリーは進化するのかと感動すら覚えること間違いありません。

iPadやAndroidタブレットなら1回フル充電、iPhoneXSやXRなど最新機種でも約2回充電、ミドルクラスのスマホなら3回充電することが可能です。

ということで、ご紹介したモバイルバッテリーを振り返ってみます。まず今回購入したAnker PowerCore 10000 はこちら。楽天などでもAnkerDirectが販売しています。白もありますよ。

最新のiPadやiPhoneでも高速充電できるPD充電対応のモバイルバッテリーが欲しいんだよという方はこちら。

 

以上、ブログ「オニオン座」がお届けしました。最後までご覧下さり誠にありがとうございました。

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